2021年10月6日
昨年の今頃もこのエントリーで紹介した奈良の「聖心学園中等教育学校」から、今年も入試関連イベントの案内が届きました。昨年の記事はこちら→聖心学園中等教育学校 入試関連イベント « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)
「聖心入試チャレンジ」というプレテストと、その問題解説と入試対策セミナーを無料で受けることができる、というイベントです。大きな学校ではありませんが、国公立大学への進学率も高いこの学校、高校からの募集はありませんので、小学6年生の皆さん、是非「チャレンジ」してみましょう。
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2021年10月5日
関西の私立中学校入試に関して、10月~11月にはプレテストの実施が集中する時期となります。プレテストとは学校が、自校の入試問題に似せた練習問題を作成して、本番と同じ時間で行うテスト会なのですが、年々実施校は増えており、明星中学校も「チャレンジ」という名前で実施していたテスト会を「プレテスト」と格上げした、本番さながらのテスト会を開催しています。その学校を第一志望にしている生徒はもちろん、そうでなくても緊張感のある環境での練習試合に参加する事には大きな意味がありますので、中学受験男子は是非ご参加を。
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2021年10月4日
開成教育グループ主催の「開成進学フェアオンライン2021」無事終了いたしました。今年は例年に無く多くの受験生・保護者に見ていただいたようで大変うれしく思います。 ご覧のように、トップページのアクセス数は2万超!オンライン恐るべしです。ご協力いただいた学校の教職員の皆さん、ありがとうございました。
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2021年10月1日
過去最高ののべ来場者数を記録した開成進学フェアオンライン、まもなく終了します。
多くの動画コンテンツを用意しましたが、合計視聴時間が1時間以上のご家庭も多く、外出しにくい昨今、進学情報、学校情報に対する関心の高さが感じられるオンラインイベントでした。また、地域の偏りなく多くの塾生にも見てもらえたようでした。
メイン画面の成長する「木」。養分は学校紹介ページへの訪問数や動画再生などのアクション数です。最初は双葉からスタートしましたが、ちらほらつぼみが付いてきました。今週末には開花するのでしょうか。楽しみです。正確には10月4日(月)午前10時に特設サイトは終了します。
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2021年9月30日
関西の難関私大、「関関同立」の実績変化も見てみましょう。1位は難関10国立大でもランクインしていた春日丘高校。学区の統合により、TOP10高への流出が考えられそうなものですが、こちらの学力層も多く留まっていることがわかります。ちょっと、本題から外れますが、3位の大教大池田は国公立の実績は下がっていますが、関関同立は倍以上に増えています。9位の槻の木高校は島上高校と高槻南高校を統合し、島上高校の校地に19年前に生まれた学校ですが、そのリニューアルが成功した例だといえるでしょう。ここでも私立高校も負けていません。関関同立の実績も伸ばしてきている私立が4校ランクインしています。
ここでは学校名は出せませんが、逆に減っている学校のリストを作ってみると、英語に強いイメージの学校が目につきます。2001年当時は私立独自の英語教育、国際理解教育の充実が進学実績にも現れていました。今では英検の低年齢化や公立高校でも海外研修を取り入れるなど、相対的にその優位性が下がっているとも考えられますが、大学との協定があるなど一般入試まで頑張らなくても良いシステムが整備され、むしろ大学進学には強くなっている学校もある、という事は付け加えておきます。
このように見てくると、難関国立大に関しては、私立も頑張っています。関関同立に関しては戦い方が違うだけで、公立が優勢なわけではありませんよ、という事ではないでしょうか。というわけで、公立高校第一志望の受験生も、私立も含めて広い範囲から受験校を探してみましょう。
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2021年9月29日
マスコミによる進学校比較の記事を時々目にしますが、大阪の高校に関する記事では2007年からの橋下府政の元、2011年の進学指導特色校の指定や2014年の学区撤廃など、一連の改革で大学進学に特化した一部の公立高校に受験学力の高い生徒を集めることができ、大学進学実績向上に成功した、という論調が多いように思います。そこで、20年前の2001年の毎日新聞社「高校の実力2001」のデータを元に、比較の表を作ってみました。
まず、旧帝国大学7大学+東工・一橋・神戸を足した「難関10大学」で比較してみました。実数比較だと学校の卒業生数による影響が大きく出ますので、まず、それぞれの年度の卒業生数で実績数を除した「率」を計算し、その差でランキングを作りました。
北野高校は146→214、豊中高校が0→90。20年前の豊中高校は、大阪市立大が17名、大阪府立大18名の合格実績はありますので、国立大へも何人か合格したと思いますが、少なくともこの資料には難関10大学の実績が記録されていません。3位が天王寺高校。ここまで見ると府立高校は強くなったね、という話になりますが、4位の開明、5位の大阪桐蔭、10位の大躍進している桃山学院などは私立です。つまり、私立もそれに負けずに伸びてきています。また、7位にTOP10高、つまり進学指導特色校ではなく、制服もない自由な校風の春日丘高校がランクインしています。
次年度から移転し校名変更する大阪国際大和田や校名が変更し共学化した常翔学園も、今やトップ進学校の仲間入りを果たしています。
この表には入れていませんが、府立高校でも進学実績を逆にここ20年で落としている学校もあります。TOP10高では、四條畷高校が105名→78名、生野高校が58名→41名と減少しています。
(続く)
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2021年9月28日
ここ数年、有名大学附属中高の人気は高まっており、競争率も高止まりとなっていますが、そこから系列大学への進学率はどうなっているのか気になって調べてみました。ひとまず、関関同立の附属高校からそれぞれの大学への進学率が判明している範囲でまとめています。
確かに北海道にある立命館慶祥高校からの立命館大学への入学率は半分以下というのは理解できますが、関西学院千里国際から関西学院大学へ進学したのが半分強、案外低いです。実は海外の大学への進学者も多いのが原因の一つのようです。
一方、東大・東大、難関国立、国公立医学部への複数合格が出ているのは立命館系のみ。特に先に挙げた立命館慶祥高校から医学部に22名も合格しているのは驚きです。
というわけで、「難関大学附属」といっても、系列校に進学する生徒だけではないですよ、というお話でした。
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2021年9月27日
大阪府守口市に建築中の「大阪国際中学校・高等学校」ですが、ようやく校舎が姿を現しました。完成予想図より落ち着いた色目のタイルが貼られていて、高級感があります。大和田にある今の校舎も特徴的な設計ですが、この学校はこれからの多彩な学びに対応した新たなコンセプトを持っているようです。
(この写真は学校のHPから拝借。一般人はまだここまで入ることはできません。)
さて、順調に工事も進み、そろそろ完成するようです。そこで、11月20日に新校舎見学会が企画されているようです。中学入試を考えている方はプレテストの受験もお勧めしますが、見学会の方はおそらくすぐに定員に達すると思いますので、申し込みが始まったら(【極秘情報】申し込み開始は10月1日!)早めに申し込むことをお勧めします。
新校舎での1期生。良いですね。
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2021年9月24日
ことしもついにこの日がやってまいりました。年に一度の大イベント「開成進学フェア!」。今年で32回目となります。2019年までは大阪では「マイドームおおさか」を借り切って4000名以上の方に集まっていただいていましたが、今はもうそんなことはできません。それどころか、マイドームおおさかは集団接種会場となっています。というわけで、オンラインでの開催です。
今年の特設サイトでは訪問した学校数に応じて「コイン」がたまる、という仕掛けを用意しています。このコインを換金することはできませんが、集めた枚数上位500位に入ると、100名に抽選でクオカードが当たるというお楽しみ企画となっております。明日13:00から特設サイトオープンします。このイベントはお申し込み制となっておりますので、まだの方はこちらからどうぞ。
【近畿圏】⇒開成進学フェア2021オンライン
(kaisei-group.co.jp)
【首都圏】⇒開成進学フェア オンライン2021 | イベント・トピックス | 個別指導学院フリーステップ[関東] (kaisei-group.co.jp)
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2021年9月22日
以前このエントリーでも紹介した、岐阜の「瑞浪麗澤(みずなみれいたく)中学・高等学校から、学校見学会のご案内を頂きました。
このコロナ禍の休校期間中でもオンラインで授業を行い、今年も多くの国公立大学合格者を輩出しています。しかし、この学校の魅力はそこではなく、1学年の約6割の生徒が暮らす寮生活の充実でしょう。栄養面、安全面でのサポート体制はもちろん、夜間の学習サポートやバーベキュー大会やボーリング大会といったお楽しみもあります。中学生男子は3~4人の大部屋で毎日が修学旅行。(女子と高校男子は個室)その中で協調性も身に付くという仕掛けです。
今年の見学会も授業やランチを体験できるイベントとなっています。ひとまず広大な校地を見に行ってみましょう。
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