• 2016年度センター試験 予想平均点と難易度変化

    去る2016年1月16日(土)・17日(日)には大学入試センター試験が行われました。

    気になる今年の各科目の平均点をご紹介します。大学入試センターが20日に「中間集計」として科目別の平均点を公開していますので、大手予備校それぞれの予想平均点と合わせてご紹介したいと思います(画像をクリックすると拡大します)。

    ※「中間集計」は1月20日に大学入試センター発表の「中間集計」の数値

    新課程初年度のセンター試験として注目されていた昨年度は、国語の平均点が大幅に上がった一方で、倫理政経・地理B・数学ⅡB・化学・地学で平均点が大きくダウンしていました。数ⅡBに加え、特に理系受験生が多く受験しているであろう地理と化学での大きな平均点ダウンは、理系受験生にとって大打撃となりました。

    今年は、大きく平均点が動いた科目としては「政治経済(易化)」「国語(易化)」「英語リスニング(難化)」「化学(難化)」「数ⅡB(易化)」となっており、昨年難化した国語が昨年からの反動で難易度が下げられているのが大きな特徴点となっています。

    また、難化した科目は理系科目が大半となっており、数ⅠAに加えて特に文系受験生も多く選択しているであろう化学での平均点ダウンが、今後の文系学部での志望動向にどのような影響があるか、大変心配されるところです。

    出願先選びは慎重を要する所となりそうですので、センターリサーチ結果は十二分に分析の上、自分の立ち位置や各大学のラインを冷静に分析して、後悔しない受験校選択となるよう、出願先の検討をするようにしてください。

    後日、このブログで「学部・系統別の人気動向」についてご紹介したいと思います。お見逃しなく!

    同時に、気持ちが後ろ向きになっている受験生の皆さんは、一刻も早く気持ちを前向きに戻すことが大切です。限られた時間だからこそ、早く気持ちを前向きに切り替えて「再び走りだす」ことが出来た人が合格に近づくのではないでしょうか。

     

     

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  • 新大学入試 記述問題導入に関する動きのまとめ

    2020年、現在の中学1年生からの導入が予定されている、いわゆる「新大学入試」に関しては、当ブログでもいくつかご紹介をして参りました。

    今回のエントリーでは、昨年12月に集中して報じられた「記述式問題の導入」に関する情報・動きをまとめてみます。

    以下、2つの内容が報じられております。


    記述式問題とマークシート式問題は別日程実施?(2015年12月15日 朝日新聞 より)

     大学入試センター試験の後継となる新テストについて、文部科学省は新たに導入する記述式問題を独立させ、従来のマークシート式とは別の日程で実施する方向で検討を始めた。採点に時間がかかるため、現在の1月よりも日程を前倒しする案を軸としている。


    文部科学省が記述式問題例を初めて公開(2015年12月22日 日本経済新聞 より)

     文部科学省は記述式問題例が初めて有識者会議で公表された。必修科目がある国語と数学を当面の対象とし、文章作成を通じた思考力や表現力の評価につなげる。公表された問題例は国語3問、数学1問。英語は過去に文科省が高校生の英語力測定の調査で出題した2問が参考として示された。
     国語はグラフや新聞記事などを読んで内容を理解した上で解答を書いたり、理由を説明したりする問題で、選択肢の正解の組み合わせが複数ある問題も示された。数学は日常生活の現象を数学的に捉え、答えに至る過程を重視した問題を例示した。英語は英作文とスピーキングの問題。
     会議資料では、記述式導入について「知識量を問うものにせず、思考・判断・表現のプロセスで必要な能力を評価する」と指摘。制限が無い「自由記述式」ではなく、解答の一部を問題文から引用するなどの条件に従って答える「条件付記述式」を採用する。1問あたりの解答文字数は最大で300文字程度までを想定する。
     英語は「話す、書く、聞く、読む」の4技能を評価するため、民間の資格試験との連携を引き続き検討する。


    上記のように、記述式問題が導入される方向で話は進んでいるようですが、実施方法や内容についてはもう少し議論を重ねる必要があるようです。

     

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  • 近畿地区国私立大 2017年度開設予定の新学部・学科

    4月から高校3年生になる皆さんが大学入試を迎え、入学する年度は「2017年度」となります。その2017年度から近畿地区の大学において新たに開設される予定となっている学部・学科について、現時点で具体的な内容が判明している情報の中から、特に受験生たちが注目するであろう大学・学部・学科について、まとめてご紹介します。

    ※以下に記載する情報は2015年12月時点で判明しているもので、今後名称や教学内容については変更される可能性がある点、お含みおき下さい。

    滋賀大 「データサイエンス学部」を早ければ2017年度に開設
    インターネット上などに蓄積された膨大な情報「ビッグデータ」の解析法などを研究する予定としている、全国初となる「データサイエンス学部」を早ければ2017年度にも開設。ビッグデータの活用は、新産業創出などにもつながるとみられ、経済界などから注目を集めそう。統計学やデータ解析だけでなく情報管理などの専門家らも人選中で、他大学との連携で第一線研究者の授業を受けるほか、長浜バイオ大、滋賀医科大との連携授業も計画されているそう。1学年の定員は約100名の予定。この新学部設置により、滋賀大は人文社会系大学から文理融合型大学へ転換を図ることになる。

    神戸大 人文系学部を再編し「国際人間科学部(仮称)」を設置予定
    神戸大は、国際文化学部と発達科学部を再編統合し、2017年4月にグローバル教育に重点を置く「国際人間科学部(仮称)」を設置する予定。これによって人文系学部は文学部とこの新学部の2つになる。
    新学部では文系と理系の境界を越えた基礎教育やフィールドワーク重視の専門教育などを通じて、国際社会の課題解決に貢献できる人材の育成を目指し、「グローバル文化学科」「発達コミュニティ学科」「環境共生学科」「子ども教育学科」(いずれも仮称)の4学科を設置する予定。

    京都産業大 現代社会学部を新設予定
    京都産業大は現代社会学部を新設予定。1学年の定員は380人で、「地域社会学」「人間社会学」「メディア社会学」「健康スポーツ社会学」の4専攻を置く予定としており、社会学の知識を基礎として、これら4つをテーマに現代の社会を深く学ぶ。今春より「理学部に宇宙物理・気象学科を新設」するなど学部の改組・改編、学科の新設・改組・改編は毎年のように行われているものの、新学部の設置は2000年の文化学部以来となり、現代社会学部の新設により全9学部となる予定。

    大阪工業大 新キャンパス開設に合わせ新学部も開設
    大阪工業大は2017年4月の設置を目指し、梅田に新キャンパス「OIT梅田タワー」を建設中。地上22階・地下2階で、地下は梅田地下街と接続される。同時に、新学部として「ロボティクス&デザイン工学部」を設置予定。既存の「ロボット工学科」「空間デザイン学科」を先の新学部内へ編入・キャンパス移転させるのと同時に、全くの新規学科として「システムデザイン工学科」を新設し、3学科体制とする。新学科「システムデザイン工学科」は3年次に全員海外へ行かすプランも計画中とのこと。
    なお、このOIT梅田タワーには一般の方も利用可能なホール、ギャラリー、セミナー室、レストラン、カフェなども設置される予定。

     

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  • かつては顔文字も! 昔と違う大学の学部・学科名

    四年制大学の数が増えていることと、既存大学も学部新設を多くおこなっていることもあり、大学の学部数がこの15年の間に爆発的に増えています。これに至った背景には「大学設立の規制緩和」が関係しており、学部の数が増えるのに伴って、既存の学部と重ならない分野や名称となるように工夫がされ、それが学部名にも変化を起こしています。

    ここで、かつて(1990年)と今(2015年)で、学部数と学部名の一般的な状況がどう異なっているのかについて、比較をしてみましょう。

    学部数
    かつて(1990年)1,306学部(509大学)
    今(2015年)2,265学部(775大学)

    学部名
    かつて(1990年)文、法、理、工、医、農など「漢字一文字の学部名」が大半
    今(2015年)こども○○、グローバル○○など「ひらがな、カタカナが入る学部名」が目立つようになり、今までにない学問分野も出現

    大まかな区分で少ない学部数だったかつてにくらべ、現代社会の様々な問題を解決するため、大学の学びもそれに合わせる形で複雑化・多様化・細分化しています。今や多くの大学において、多種多様な学部・学科が設置され、今までにない学問や学生が求める学問に合うよう、選択の幅が広げられている状態です。

    その結果、かつては学問としては成立していなかった分野であっても、現在の大学には新たな学びとして様々な名前を冠し、学部・学科として存在しています。次に挙げるのはそれらのほんの一部です。今や、受験生に興味をもってもらうためには「何でもアリ」状態になっている現状がお分かり頂けることと思います。

    ・京都精華大学 マンガ学部
    ・神戸芸術工科大学 芸術工学部 アート・クラフト学科 フィギュア・彫刻コース
    ・駒澤大学 グローバル・メディア・スタディーズ学部
     ⇒ 開設当時は「日本最長の学部名」として話題になりましたが、『グローバル(Global)な問題を多角的にとらえる広い視野、複雑化したメディア(Media)を経由して大量のコンテンツが流れるしくみの理解、学問領域にとらわれない自由な発想での研究(Studies)の3つを柱(駒澤大学HPより)』とする学問内容になっています
    ・日本大学 危機管理学部
     ⇒ 自然災害・テロなどの多様な危機から社会を守るための方法や制度を研究するなど危機管理のエキスパートを育成すべく2016年4月に開設予定で、2015年に放映されたフジテレビ系の堤真一主演ドラマ「リスクの神様」のスポンサーとなるなど開設前から「大々的な宣伝」をされています
    ・東海大学 工学部 航空宇宙学科 航空操縦学専攻
     ⇒ 東海大学は1943年に航空科学専門学校として開校したという歴史があり、プロパイロットの養成コースである本専攻も日本初として2006年4月に設置、学費は高いですがパイロットの夢を持つ人にはオススメの専攻です
    ・神奈川工科大学 創造工学部 ホームエレクトロニクス開発学科
    ・明海大学 不動産学部
    ・宮城大学 食産業学部
    ・浜松大学 ビジネスデザイン学部 サービスと経営学科
    ・武蔵野音楽大学 音楽学部 ヴィルトゥオーソ学科
     ⇒ 『「ヴィルトゥオーソ」とは、「音楽の名手」、「芸術(音楽)の技術に優れた人」を意味するイタリア語。その名の通り、実技教育に重点を置き、特にプロの演奏家を育てるための学科です(武蔵野音楽大学HPより)』
    ・鈴峯女子短期大学 言語文化情報学科 日本語日本文化(^^)コース
     ⇒ おそらく全国初の顔文字入りコース名(現在は募集停止)

    後日のエントリーでは、4月から高校3年生になる皆さんが大学入試を迎え、入学する年度「2017年度」から近畿地区の大学において新たに開設される予定となっている学部・学科について、現時点で具体的な内容が判明している情報の中から、特に受験生たちが注目するであろう大学・学部・学科について、まとめてご紹介します。
     


     

     

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  • 佛教大 2016年度公募推薦入試結果

    佛教大が先ごろ行われた公募推薦入試に関する結果をご紹介します。

    以下、表にまとめました(画像をクリックすると拡大します)。

    昨年度の公募推薦入試では、志願者数が対前年比110.8%の大幅増となり、それに呼応する形で合格者数も対前年比108.3%と増やされるなど、「人気傾向」が強かったのですが、今年度の公募推薦においても志願者数は昨年並みとなる前年比100.8%となり、昨年の人気傾向がそのまま続いている状況です。

    特に大幅に志願者数が増えている学部・学科は以下のとおりです。

    文学部 日本文学科 114.6%
    歴史学部 歴史学科 110.8%
    教育学部 臨床心理学科 147.4%
    保健医療技術学部 作業療法学科 112.7%

    志願者数が増えたことにより「合格が難しくなった」という印象を抱きますものの、合格者数は前年比105.0%とされており、全学部トータルの倍率が昨年度4.95倍から今年度4.76倍と下降し、若干ではありますが入り易くなっています。

    特に大幅な合格者数増となった学部・学科は次の通りです。

    仏教学部 仏教学科 131.6%
    文学部 日本文学科 123.4%
    文学部 中国学科 113.6%
    歴史学部 歴史文化学科 143.8%
    社会学部 公共政策学科 111.7%
    保健医療技術学部 理学療法学科 120.0%
    保健医療技術学部 作業療法学科 120.6%

    歴史学部 歴史文化学科は対前年比143.8%と大幅な合格者数増となっていますが、反対に志願者数は対前年比で84.6%となっています。実は、昨年度も対前年比83.9%と大きく志願者を減らしていました。これは、近年の公募推薦における倍率が2012年度4.15倍⇒2013年度4.80倍⇒2014年度5.17倍と連続して高騰していたことを受け、受験生に回避されているからだと推測されます。志願者数が減っているので、合格者数は多めに出しておくことで「一般入試前に入学者数を確保しておこう」ということでしょうか。

    教育学部 教育学科は例年、国公立大の合格発表が行われると合格者に大量に逃げられてしまう(佛教大で合格を押さえていた受験生が国公立大に合格・入学する)ことから、昨年度はあらかじめ合格者数は多目に出していたようですが、今年度については2年前水準にまで合格者数を絞っています。恐らく、昨年度は予想以上に合格者の手続き率が高かったので、今年度については修正をしてきたのではないか、と予想しています。

    一般入試に向けた情報です。

    一般入試A日程(2月)・一般入試B日程(3月)・大学入試センター試験利用入試(前期)・(後期)の5つの入試種別で、WEB出願を実施されます。ただし、「顔写真」「調査書」等は、別途郵送が必要なので、ご注意ください。

     

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  • 近畿地区主要私立大 志願者速報が確認できるサイト

    年明け以降から本格的に開始となっている私立大学の出願ですが、各大学とも「志願者速報」をHP上で公開されています。

    今回のエントリーでは、近畿地区主要私立大の志願者速報サイトをまとめ、以下にご紹介を致します。

    関西学院大
    http://www.univ-jp.com/sokuhou/kwansei/index51.html

    関西大
    http://www.nyusi.kansai-u.ac.jp/admission/reports/

    同志社大
    http://www.doshisha.ac.jp/admissions_undergrad/new/shigansha_sokuhou.html

    立命館大
    http://ritsnet.ritsumei.jp/asset/index/entry2016.pdf

    京都産業大
    http://sgc.kyoto-su.ac.jp/exam/applicant_flash/index.html

    近畿大
    http://www.univ-jp.com/sokuhou/kindai/index59.html

    甲南大
    http://www.univ-jp.com/sokuhou/konan/index66.html

    龍谷大
    http://www.ryukoku.ac.jp/admission/nyushi/applicant/

    摂南大
    http://www.setsunan.ac.jp/nyushika/entrance/prompt/

    神戸学院大
    http://www.kobegakuin.ac.jp/admission/01information/situation/

    追手門学院大
    http://www.otemon.ac.jp/examnews/index.html

    桃山学院大
    http://www.andrew.ac.jp/nyushi/info/shutugan.html

    近年爆発的に増えている「ネット出願」について補足をしておきたいと思います。

    ネット出願には「締切ギリギリまで考える時間が持てる」という利点があります。つまり、上記のような速報サイトの情報を逐一確認し、人気薄の学部・学科を見定めて出願する事が可能となります。一方で、上記のような受験生が特に一昨年度から増えており、「昨日までは不人気だった学部・学科が、一夜にして人気を集めてしまった」という例も見られるようになっており、大学や大手予備校関係者の間で「ネット出願が広まって、人気動向が読めなくなった」と嘆く方が多くおられます。

    その点もお知りおきの上、特にネット出願を活用する際には注意して出願先学部・学科選びをするようにしてください。
     


     

     

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  • 2016年度大学入試 関関同立・産近甲龍志望動向

    こちらのエントリー「2016年度大学入試 国公私立大 系統・分野別志望動向」では、2016年度大学入試に向けた系統・分野別志望動向について、国公立大(前期)と私立大に分けてご紹介を致しました。

    今回のエントリーでは、近畿地区を代表する関関同立・産近甲龍の志望動向という、前回ご紹介した分析よりももう少しミクロかつローカルな視点で志望動向をお知らせします。

    次の画像は、分析の基となる資料として「河合塾 第3回全統マーク模試」の受験生諸君の志望データを参考にさせて頂きました(画像をクリックすると拡大します)。

    関関同立全体では志願者数の増加率は昨年対比で+5.5%と「微増」となっています。文系・理系に分けて見てみると、文系107.9%・理系99.3%となっており、文系の増加に対し理系は若干ではあるものの人気に陰りが出ています。

    その中でも、特に立命館大の志願数の増加が見て取れます。全体的な動向と同じく、理系の増加率はさほどでもありませんが、文系での大幅な志願者数増が目を引きます。こちらのエントリー「立命館大 大阪いばらきキャンパスが今春開設」でご紹介をしております、今春大阪いばらきCに開設予定の総合心理学部の影響が大きいようです。厳密に言うとこの学部は純粋な新設ではなく、既存の「文学部心理学域」を独立・学部へ改組し、設置キャンパスを衣笠Cから大阪いばらきCに変更する、というものになります。

    この学部の一般方式の志望者数前年比が272%・センター方式も216%と、大幅な志望者数増となっており、それが文系全体の大きな志望者数増に寄与しているという構図になっています。

    なお、立命館大 総合心理学部の各社模擬試験の予想偏差値(秋時点)はこちらのエントリー「近畿地区国公私立大 注目の新設学部等 最新難易度」でご紹介しております。

    産近甲龍ですが、4大学全体で114.1%と大幅な志願者数増となっており、4つの大学いずれもが10%以上の志願者数増となっています。

    注目点が2つあります。

    1つ目は、京都産業大の理系で昨年比142.5%もの志願者数が集まっている点。これは、同大の理学部内に「宇宙物理・気象学科」を新設されることが大きく影響を与えています。当ブログではこちらのエントリー「京都産業大 理学部に「宇宙物理・気象学科」を新設」で詳細をご紹介しています。

    第3回全統マーク模試時点で、一般410名・センター方式352名もの志願者数を集めています。同学科は募集定員40名という規模の小ささでありますが、その約10倍もの受験生が(模試時点とはいえ)志望しているということで、大変な人気となっていることがわかります。

    それもあって、京都産業大 理系学部の志望者数が前年比で1.5倍近くにまで増えている、ということになっています。

    こちらのエントリー「近畿地区国公私立大 注目の新設学部等 最新難易度」で、京都産業大 理学部 宇宙物理・気象学科の各社模擬試験の予想偏差値(秋時点)をご紹介しております。

    注目点の2点目は、やはり「近畿大 国際学部」の新設についてでしょう。

    すでに公募推薦入試結果についてこちらのエントリー「近畿大 2016年度公募推薦入試結果」でご紹介をしており、2,807名の志願者数に対し537名の合格者数を出し、5倍を超える難関となったとお知らせしました。

    第3回全統マーク模試時点でも、メインとなるグローバル専攻で一般前期Aで1,287名・センター前期Cで222名もの志願者数となっているようです。

    この新設により、近畿大の文系学部が前年比122.5%もの志願者数を集めていることになります。

    こちらのエントリー「近畿地区国公私立大 注目の新設学部等 最新難易度」で、近畿大 国際学部の各社模擬試験の予想偏差値(秋時点)をご紹介しております。

    これらの他には、龍谷大は文系・理系ともに、甲南大は文系で、それぞれ昨年より大きく人気を集めている状態です。

     

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  • 得意を活かす! 関関同立 英語だけで受験可能な学部・方式

    2016年度大学入試は公募推薦入試がひと段落し、間もなく一般入試に突入します。大学受験生の皆さんにおかれましては「最後の追い込み」に余念が無いことと思います。

    「どの科目も万遍なく点数が取れる」という受験生は非常に珍しく、大体の方が「得意科目で点数を稼いでいる」、あるいは反対に「ものすごく出来ない科目があって、どうしても足を引っ張られて困っている」という状況なのではないでしょうか。

    そんな中、特定の科目、特に「英語が得意だ」という受験生の皆さんに耳寄りな情報をお届けします。

    実は、関関同立の中にも英語だけで受験できる学部や方式がいくつかあるのをご存じでしょうか?以下、英語だけで受験可能となっている大学・学部・方式を一覧にしたものをご紹介します(画像をクリックすると拡大します)。

    ※作成には万全を期していますが、詳細は学校HP等で必ずご確認下さい

    表内で黄色く色を付けている部分については「センター試験(英語)の点数が必要」となる方式となっておりますので、センター試験の受験が必須となります。上記で7つご紹介している大学・入試方式のうち実に4つを占めており、センター試験を受験していればチャンスが大きく広がることがわかります。

    少しずつですが、補足の説明をします。

    2/1 関西学院大 国際学部
    他学部と共通の英語問題が200点、その後独自の英語問題で更に200点という配点。後者は「英文読解力」と「把握した内容を日本語で書き表す力」の2つが問われる、レベルの高い問題。

    2/5 関西学院大 国際学部
    2/7 関西大 外国語学部
    2/8 関西大 外国語学部
    3つともセンター試験との併用型。センター試験を受験している受験生は積極的にチャレンジしてほしい。

    2/9 立命館大 国際関係学部
    通常の英語問題に加え、表内で赤字で示しているような難易度の高そうな問題も課される。「国際関係に関する幅広い素養を求められ、必要とされる英語力も横断的なものとなる」という出題方針に沿ったもので、単なる英語力だけでなく、国際問題や社会科学・人文科学に関する基礎的な知識が問われるもの。また、昨年まで課していたリスニング問題に代わって「英語外部資格試験の点数化」を採用し、一定の基準を満たしている英語外部資格をレベルに合わせて点数化する、という形に。

    3/3 関西大 外国語学部
    いわゆる「一般後期」で実施される入試。今回ご紹介する中では一番対策が立てやすい、あるいは受験しやすい形となっている。

    3/3or4 同志社大 文学部英文学科
    センター併用型の入試で、センター英語による1次を通過した者には英語口頭試問が2次試験で課される。その口頭試問の実施日が受験生によって3/3か4で異なるので、注意が必要。英語口頭試問の中身については表内の備考欄を参照。

    このように、関関同立の中でも、英語1科目だけで受験可能な学部・学科・入試方式がいくつかあります。ただし、関西学院大の国際学部、立命館大の国際関係学部のように、英語力だけでなく日頃から政治・社会・経済・文化等幅広く関心を持ち、学習しておく必要があるという、一筋縄ではいかない入試方式もあります。また、センター試験の点数が必要だったりするなど、ハードルが高めに感じるかもしれませんが、英語1科目で済むというのはかなりの魅力です。

    英語の成績に自信がある受験生の皆さん。積極的に挑戦してみてはどうでしょうか?

     

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  • 摂南大 2016年度一般入試に向けて

    摂南大が受験生・保護者を対象に開催された一般入試に向けての説明会にお邪魔をさせて頂きました。

    同大では11月中に公募推薦入試A日程とB日程が終了しております。

    一般入試に向けては、上の写真にあるように、2月中の試験実施となる一般前期A日程・B日程とセンター利用型の前期AC方式・前期BC方式、3月中の試験実施となる一般後期日程、センター試験の結果のみを使用するセンター方式は前期と後期、というラインナップで試験が予定されています。

    一般入試前期での判定方式等については上の写真の通りです。また、

    その一般入試前期での試験科目とセンター試験を組み合わせて判定するセンター併用型についてもご紹介をしています。

    前期で合格が勝ち取れなくても、3/7には一般入試後期が予定されています。2科目を受験し、高得点科目の得点を自動的に2倍に換算して判定する「ハイスコア方式」での判定となっています。

    摂南大では、出願に関しては「完全ネット出願(一部入試を除く)」となっており、それに合わせて「スマート出願」「スマートパック」なるものもご用意されており、紙での出願でありがちな煩わしさ、金銭面での負担といったものを無くした「受験生にやさしい」出願形態とされています。

    こういった所も大いに利用して、大学入試をより有利に進めて欲しいと思います。

     

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  • 2016年度大学入試 国公私立大 系統・分野別志望動向

    2016年度大学入試では、年明け早々から私立大一般入試の出願が開始となり、その後1/16土・17日でのセンター試験、2月からの私立大一般入試本番・・・、と怒涛のようなスケジュール進行となってまいります。

    「入試本番」を迎える直前となったこの時期に、今シーズンの動向について確認をしておきたいと思います。分析の基となる資料は、「河合塾 第3回全統マーク模試」の受験生諸君の志望データとしています。

    下の図では、系統・分野別志望動向について、国公立大(前期)と私立大に分けてご紹介をしています(画像をクリックすると拡大します)。

    国公立大(前期) 学部系統別志望動向
    ・全体の志望指数は「103」と前年を上回っているものの、第3回全統マーク模試の受験者数増加率「106」ということを考えると、国公立大志望動向としては「低調」と考えることが出来るが、昨年(2015年)度よりセンター試験の理科が新課程移行により科目負担増となったことで、特に国立大志望指数が低く(102)なっている
    ・「近年の文系学部の人気薄」からの反動もあるが、何よりも「景気の回復と就職状況の良化」により、文系学部が大幅に人気を戻している
    ・好調な文系とは対比的に、理系(理・工・農)で志望者が減少しているが、これはやはり「センター理科の科目負担増」が第一の原因で、次いで「景気の回復と就職状況の良化で、『資格志向』で進学先を選ぶ必要が無くなった」ということも考えられる
    ・「総合科学課程」の人気が極端に低いなど、教育の2系統も人気が無いが、教育学部の定員を削減する大学が多かったり、「総合科学課程」を廃止・閉鎖する大学が出てきているなどしていることが要因

    国公立大(前期) 分野別志望動向
    ・人気面では不調となっている理系(理・工・農)だが、分野別に見ると工学系の「建築・土木環境」が「105.3」と高い指数をつけているが、2020年の東京オリンピックに向けて建設業界が活況となることに期待が寄せられているから、と思われる
    ・同じく理系で極端な人気薄となっている分野は理学系内の「化学(93)」「生物(96)」「物理(97)」
    ・全体的に高い人気となっている文系の中で、これまで数年に渡り不人気傾向が続いていた反動もあって、「法・政治系統 政治・行政」が前年比119と大幅な人気増となっている

    私立大 学部系統別志望動向
    ・私立大全体の志望指数が「109」となっており、国公立大と比べて志願者が集まっている様相
    ・「近年の文系学部の人気薄」からの反動もあるが、何よりも「景気の回復と就職状況の良化」により文系各系統の人気が高めで、反対にここ数年で人気を集め続けてきた理系各系統は文系よりも低い人気となっている、という点は国公立大の動向と同じ
    ・人気傾向の文系各系統にあって、ひときわ志願者を集めている系統が「法・政治(113)」「経済・経営・商(115)」で、いずれもここ数年は不人気が続き、レベル的にも「お手ごろ感」が強くなっている所
     


     

     

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