• 【法学部】公務員試験に強い近畿圏の私立大学はここだ!【公務員就職率ランキング】

    毎年、司法試験や公認会計士の合格者を輩出している大阪経済法科大学から、公務員試験の実績についての情報を頂戴しました。

    今年も労働基準監督官や市役所など幅広く公務員として採用される学生が出たとの内容で、これまた素晴らしいと思いますが、法学部からの公務員採用率のランキングがあったので、そちらを見ると・・・

    1位は立命館大学。確かに昔から公務員試験に挑戦する学生が多いイメージですが、2022年度の国家公務員試験でも立命館大学全体から過去最多となる63人が合格。大学別合格者数で全国7位、西日本の私立大学では1位となっています。

    2位は大阪経済法科大学。たしか前の年は3位でしたが今年は2位に躍進です。1年次から4年次までの総合的なキャリア形成支援体制があり、専任スタッフが学生一人ひとりの能力・適性・希望などを把握し、個々に応じた丁寧な指導を行うという手厚さです。

    今年は3位の龍谷大学。公務員就職支援のための各種ガイダンスの開催のほか、公務員就職支援講座として「専門試験対策コース」「教養試験対策コース」「警察官・消防官対策コース」「スタート講座」を開講するなど、きめ細かな対策が行われています。

    4位の神戸学院大学。大学全体では兵庫県警に113名など地方公務として多くの採用実績を出していますが、法学部では在学中に宅建と行政書士の資格取得のサポートを行うことで、公務員以外に都市銀行や大手証券会社への就職にも強くなっています。

    5位は桃山学院大学。2020年にビジネスデザイン学科を大阪梅田から24分の好立地の阿倍野に移転し、その後学部昇格をさせたことからも、キャリア教育に力を入れていることがわかる桃山学院大学ですが、こちらの法学部も現役公務員を招いてのセミナーや対策講座を行うことで警察官などを含め、多くが公務員として採用されています。

    偏差値や知名度だけではなく、このような視点で大学を選ぶというのも一つの考え方ではないでしょうか。

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  • 【とてもおいしい】近畿大学 入試合格対策講座&説明会・相談会【みかんももらおう】

    公募推薦も終わり、一般入試に向けて最後の説明会が行われるシーズンとなってまいりました。近畿大学でもご覧の4会場で対策講座、説明会が開催されます。近畿大学にはオープンキャンパスにも行ったし、もう行かなくても良いかな?と思っているあなた!実はこの時期、公募での合格者数を大学側は握っていますので、今年の狙い目の学部・学科がわかるという「とてもおいしい」説明会でもあるのですよ。一般入試での出願作戦を考えるうえでも是非参加しておきましょう。

    因みに参加者は「近大みかん」が頂けるようです。皮が薄くて糖度も高く、こちらも「とてもおいしい」です。お楽しみに。

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  • 2023年度 学部が新設される私立大学

    同じように私立大学の学部新設を一覧にしてみました。北から南、同じ都道府県なら50音順に並べています。

    仙台の東北学院大学は元気です。そもそもお隣の東北大学よりも歴史のあるミッションスクールなのですが、大学の規模拡大に伴い、仙台駅近く(徒歩なら20分、地下鉄なら一駅)の土樋(つちとい)キャンパスに入りきらなくなり、泉キャンパス、多賀城キャンパスも加えた3か所に分散していたのですが、なんと土樋キャンパスから徒歩5分の市民病院の跡地を入手。そこを五橋(いつつばし)キャンパスとして16階建ての高層棟の建築などの整備を行い、泉と多賀城のキャンパスを統合することになりました。併せて学部も一気に3つ新設、というわけです。因みにどういう力関係かわかりませんが、土樋キャンパスお隣の東北大学の一部も買い取って新たなホールも建てています。

    新潟県で唯一の薬学部がある新潟薬科大学は医療技術、看護という分野に参入で、一気に2学部開設です。新潟には県立の看護大学がありますから併願狙いでしょうか?

    石川県の北陸学院大学、元はミッション系の女子校でしたが、共学化し現在は人間総合学部1学部のみ1学年100名ほどの大学です。なんと今回は既存の学部を解体し、短期大学部も廃止して一気に3学部体制にするという大改革です。

    というわけで、それぞれの大学にはそれぞれの事情があって学部を開設するわけですが、全51学部の中での分野別割合を出してみました。

    すると、情報・データサイエンス系が多いのは国公立と同じですが、私立では医療・看護系や教育系も多いことがわかります。これらの新学部の募集動向にも注目ですね。

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  • 2023年度 学部が新設される国公立大学

    大学では時代の要請に従って専門分野の改編が毎年行われていますが、2023年度入試での国公立大学の学部新設についてまとめてみました。

    ①まだまだ増える、データサイエンス系

    一橋大学、和歌山大学、名古屋市立大学ではデータ分析を中心に扱う学部が新設されます。一橋大学と名古屋市立大学では入試科目で数Ⅲの選択が可能であるなど、経済学に関する分野でありつつ、理系の受験生に門戸を開いているのが特徴的です。

    和歌山大学は統計やデータ分析の手法を社会学に応用するイメージでしょうか、総務省統計局などの行政研究機関との連携が売りとなっています。

    ②グローバル化の動き

    静岡大学の地域創造学環は、静岡大学の全ての学部(人文社会科学部、教育学部、情報学部、理学部、工学部、農学部)の授業を履修することが可能で、そこで得た知見を基に学外での活動、特に地域(フィールド)でのワークショップを通じての問題解決などで評価されていたのですが、グローバルという視点を取り入れた方向にシフトするということで学部名が変わり定員も倍以上となります。沖縄の名桜大学も学群を学部に改組し60名の定員増です。

    ③「魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増」制度の利用

    文部科学省による「魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増」という特例措置がありますが、これに応募した大学の内、今年は広島大学、徳島大学、島根大学が選ばれました。この3大学の内で、マテリアルとコンピューティングを通じて地方創生につなげようというビジョンの島根大学だけが新学部立ち上げという大きな変更となります。

    このように国公立大学も時代に合わせたリニューアルが進んでいます。18歳人口の減少は大学にとって厳しい時代の到来を意味しますが、学部の改組や改編によって、 学生にとっては 時代を先取りした専門分野を学ぶ機会が増えるきっかけにもなっているという意味で、良い時代なのかもしれません。

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  • 【日本最大の】大阪公立大学 大研究【公立大学】

    現在わが国には私立大学592校、国立大学82校、公立大学94校(文部省管轄外の省庁大学校、専門職大学、大学院大学を除く)があります。その中の公立大学の学生数ランキング2021年では、1位は東京都立大(9,049名)、2位大阪市立大(8,291名)、4位が大阪府大(7,755名)(一般社団法人公立大学協会「令和3年度公立大学便覧」令和4年3月参照)だったのですが、この2位と4位が一緒になった今、公立大学で最大となるのは当然として、大学院生の多い国立大学最大の大阪大学、2位の東京大学にはかないませんが、3位だった京都大学は抜いて、国公立でも3位となりました。

    因みに統合前の大阪市立大、大阪府立大での入学者(つまり今の2回生以上)はそれぞれの大学の卒業証書、学士号となります。大阪外国語大学が大阪大学に統合されたときと同じですね。

    大阪市立大学は五代友厚らによって明治13年(1880年)に創設された「大阪商業講習所」がルーツです。大阪市は東京高等商業学校(現 一橋大)に次ぐ2番目の官立高等商業学校の誘致を目指していましたが、神戸に先を越された(そこでできたのが神戸高等商業学校。現 神戸大)ため、1901年に大阪市が自前で大阪商業学校を作ります。その後それを改組し、日本初の「市立大学」として旧制大阪商業大学が誕生。というわけで、一橋大、神戸大、大阪市大の3大学は「旧三商大」(三高商)と呼ばれ、今でもスポーツの交流戦やゼミの討論会などが行われているそうです。これとは別に大阪市立の医科大学を1955年に編入して医学部となりました。

    一方の大阪府立大学は当時北浜にあった大阪府立医学校(現 大阪大学)の中に1883年に設置された獣医学講習所がルーツですが、堺市に開校した大阪府立農学校に移転し、理系イメージの強い大学になりましたが、2005年には府立大阪女子大、府立看護大を統合したため、教育・福祉・心理・看護などの分野をもつ総合大学に発展していきました。

    このように全く異なるルーツと沿革を持つ2大学は、大和川を挟んで近い場所にありつつ、あまり交流が無かったイメージなのですが、大阪都構想の流れの中で合併が検討され、ついにこの春「大阪公立大学」が誕生しました。

    多彩な入試日程や方式を取り入れるなど、入試に関しても改革されましたが、その結果、受験者や競争率はどうなったのでしょうか、法人統合前の2018年度入試と2022年度入試で比較してみましょう。(基礎資料は蛍雪時代「大学の真の実力」旺文社の数値を参照)まずは2018年度入試・・・

    次に2022年度入試・・・

    比較すると・・・

    なるほど、多様な入試を行ったために一般選抜を経て入学する受験生が164名(割合も3.3%)減少し、実質倍率は上がっている、というわけです。しかし、予想していたよりは小幅な変動だったと思います。倍率が上がる予想が多かったので様子見になったのかもしれません。そこで要注意なのは2年目の今年の入試。枠が広がった多様な入試も含めて受験生が集まるのではないでしょうか。

    城東練兵場跡の不発弾処理も終わり、新キャンパスの建築が始まります。今後の発展にも注目ですね。

    ところで、現在NHKで放送中の朝ドラ「舞いあがれ!」で大学の人力飛行機サークルのシーンがありますが、実在する大阪公立大(大阪府立大)の人力飛行機サークルをモデルにしたそうです。ドラマの中の大学名は「浪速大学」なのですが、実はこの校名、大阪府立大学となる前の1949年から1955年の6年間だけ使われていたもので、今回の統合に関する議論の中でも検討されていた名称でもあります。ドラマの制作者は大阪公立大学に対するオマージュとして使ったのでしょう。よく御存知で・・・。

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  • 【速報】2025年度 大学入学共通テスト 試作問題発表【問題も一応全部見たよ】

    2022年11月9日、独立行政法人大学入試センターは、新課程初年度の、今の高校1年生が受験する令和7年度(2025年度)、大学入学共通テストの試作問題等を発表しました。

    【国語】

    大問が増えます。時間も増えます。配点も現代文の比重が上がります。(現在の50%から55%へ)いろいろ資料を読み比べる必要があります。論理性も試されます。

    【地歴・公民】

    地歴はいずれも〇〇総合と〇〇探究の組み合わせですが、配点は〇〇総合の配点が25%。つまり〇〇探究の比重が高いです。

    地理は地理総合が大問2つ、日本史・世界史は大問1つが歴史総合からの出題です。歴史総合は会話文や資料などがあり、大問1つといえどもページ数では10ページにもなっています。

    公共+倫理、公共+政経はそれぞれ全体で43ページ、44ページと結構な分量となっています。

    【数学】

    数学Ⅰ・Aは4問すべて必答、数学Ⅱ・B・Cは大問3まで必答、以下4問から3問選択となっています。数学Ⅱ・B・Cの大問4は数列、大問5が統計、大問6がベクトル、大問7が軌跡とオーソドックスな内容ですが、計算して答えを求めるのではなく、解き方や条件など論理性が求められている出題となっている点では現在と大きく変わりません。

    【情報】

    全問必答となっています。以前公表された試作問題よりも踏み込んだ内容となっています。箱ひげ図や分散図・相関など、数学の統計の範囲も加わっています。これなら対策できそうです。

    いずれも分量が多いように感じますが、今後調整を行うとの事です。今回はあくまでも試作品ですから、いろいろな意見を取り入れて改善されると思います。今後のニュースにも注意しておきましょう。

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  • 【昨年開設】近畿大学 情報学部 大人気【台風の目】

    昨年度の一般入試(2月1日、2日)の3教科型合格最低得点率と倍率の平均値を募集単位ごとに計算し、近畿大学は募集単位が多いので、そもそも入試問題が異なる医学部以外の理系学部をグラフ化してみました。

    すると、昨年度開設された情報学部が倍率、合格点とも最高レベルとなっています。既存の学部改編ではなく、新分野の学部開設の初年度は周知されにくく、倍率は上がりにくいものですが、近畿大学の情報学部は見事に裏切ってくれました。コロナ禍によるオンライン需要増やデータサイエンス人材への期待感が増している今日ですが、情報処理技術はもちろんメタバースやサイバーフィジカルといった、現段階ではエンターテインメント分野で使われている技術にも守備範囲を広げた戦略が見事に当たったという事でしょう。しかも模試の志願状況から今年の受験生はさらに増えるとみられており、こちらの学部も要注意だと考えられます。この学部を志願する受験生も、他学部の隣接分野との併願をおすすめします。

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  • 【新設】龍谷大学 心理学部【大人気】

    今から383年前の寛永16年(1639年)に西本願寺に設けられた学寮をルーツとする龍谷大学ですが、1949年に新制大学として認可されたときは、まだ文学部のみの単科大学でした。これが、1961年に経済学部が、1966年には経営学部が、1968年には法学部が開設されるなど拡大を続け、その後も1989年には滋賀県大津市に理工学部、社会学部を開設するなどキャンパスの増設、1996年には国際文化学部(その後国際学部に再編)、2011年には政策学部、2015年には農学部の開設と、さらなる進化が続いています。

    昨年の一般入試の合格最低得点率(縦軸)と実質倍率(横軸)の全日程の平均値を散布図にしてみました。

    すると、文学部の歴史学科日本史学専攻、歴史学科文化遺産学専攻、臨床心理学科の3つの専門分野が点数、倍率共に高く、難関だったことがわかります。しかし、次年度からなんと人気が一番高い臨床心理学科が独立して心理学部になることになりました。というわけで、さらに人気爆裂、各種模試の志願動向を見ても昨年の2倍近い希望者を集めているようです。

    ということで、龍谷大学の心理学部を考えている皆さん、気合を入れて準備することももちろんですが、他大学の教育学部など隣接分野でも心理学は勉強できますので、念のために併願を押さえておくこともお勧めします。

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  • 大学入学共通テスト利用(併用)入試に関する、関西8大学の国語の扱いの違い

    導入2回目を迎えた2022年度の大学入学共通テストでは、数学がいきなり難化し、平均点が大きく下がった(ⅠAⅡB合計200点満点で、117.61点(2021年度)から81.06点(2022年度)、つまり36.59点も下降)ことで受験生も混乱したのは記憶にも新しいところです。これに対する賛否両論はさておき、私はそろそろ国語の現代文の出題傾向も大きく変わるのではないか、と危惧しております。

    関西8大学に関して、共通テスト利用(併用)における国語の扱いを表にしてみました。(あくまでも簡略化した表記ですので、受験生は各大学の入試ガイドで確認してください)

    もし、現代文が激ムズになったとして、その影響を5段階表記してみました。現代文(近世以降の文章)のみの利用でしかも国語を必須とする割合が高いと危険度が高く、古文+漢文を加えることで変化を小さくする、または国語を使わない日程や方式などの選択肢が広いなど急な難化の影響を避けられる場合は危険度を低く表記してみました。

    すると、一番攻めているのは立命館大学。あえて今年から産業社会学部でも国語(現代文)を必須にするなど共通テストの現代文重視を強めています。一方、関西学院大学は国語を選択にし、しかも国語を使う場合でも、従来の現代文のみから古文・漢文の高得点を加えるという計算方法にするなど、リスクを下げる工夫がなされています。というわけで、国語の変化に対応する自信が無ければ、共通テスト利用では関西学院大学、近畿大学がお勧めで、逆に国語の問題傾向が大きく変わったとしてもその対応をしているから他の受験生よりも高得点が取れたよという場合は、立命館大学がお勧めとなります。共通テストまであと76日。個人的には受験生が動揺するような大きな変化が無い事を祈っております。

    【2022年11月9日追記】

    ※大学入試センターから、2025年度大学入学共通テストの試作問題が11月9日に公開されました。国語に関しては大問追加(実用文)と試験時間の10分延長も併せて発表されました。従って、2023年度入試では大問数変更を伴う大規模な変更が行われる可能性は低くなりました。

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  • 【締め切り早いですよ】関西学院大学「ランバス支給奨学金」【11月中に申請してね】

    今から133年前の1889年、神戸市の原田の森(現、王子動物園、当時は針葉樹林)に宣教師で医師でもあったウォルター・ラッセル・ランバス(Walter Russell Lambuth)によって関西学院が創立された、というのは知られている話ですが、このW.Rランバスというのは、アメリカで神学博士と医学博士を取得し、その後同じく宣教師の父親と共に67歳で病死するまで日本だけでなく世界への布教に努めたという方でございます。で、この関西学院を創立したのは何と35歳の時。地縁も財力も無い若者が理念と理想だけを武器に融資や寄付を募ったそうですが、今を思えば何というバイタリティーなのでしょう。そのランバスさんの想いを受け継ぐべく、奨学金にもランバスさんの名前がついています。

    前置きが長くなりましたが、「ランバス支給奨学金」は世帯収入の基準はありますが、評定3.5以上で申請できるという、まあまあハードルの低い奨学金です。ご覧のように学部によって異なりますが、年間30~45万円の支援が。年間45万といえば、毎月3万7千5百円頂けるというわけですから、バイトを減らしてその分勉強できますね。返還義務が生じる場合などの詳細は学校HPをご確認ください。

    ランバスさんのお墓は六甲の再度公園近くの神戸市立外国人墓地にございます。奨学金が頂けることになった学生は、年に8回ある一般公開を利用してお参りしておきましょう。

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