【AIが予測】2025年度大学入試で難易度が下がる大学は?【私の採点付き】

2024年12月25日 水曜日

【この隅付き括弧の中は人間の言葉です。AIに2025年度大学入試を予測させてみました。そして、それに対するコメントを人間が加えています。】

難易度が下がる可能性がある大学の特徴

●「情報I」や「数学C」を必須科目に含める大学

これらの科目に慣れていない受験生が多いことから、出願者数が減少する可能性があります。特に文系学部で「数学C」や「情報I」を導入する大学では、受験生が敬遠する傾向があり、難易度が下がる可能性があります。

【この予測への評価=△、情報Ⅰが簡単だったら、逆に増える場合もあるのでは?】

●新課程に対応する準備が遅れている大学

新学習指導要領に対応した問題作成や指導体制が不十分な大学では、難易度調整が行われ、過渡期として競争が緩和される可能性があります。

【この予測への評価=×、そこは関係ないでしょう。「指導体制が不十分」って何のことだろう?】

●地方の国公立大学

受験生が首都圏や都市部の大学を優先し、地方の大学を回避する傾向が強まる場合、地方大学の受験者数が減少し、結果的に難易度が低下する可能性があります。

【この予測への評価=〇、地方から都市部への流入が戻ってきているため、結果的に倍率は低下するかも。国公立志願者、最後まで突っ張れ。】

●新たな試験方式を導入する大学

学力重視ではなく、総合型選抜や推薦入試の比重を高めた大学は、一般選抜の受験者数が減る可能性があります。

【この予測への評価=×、既に入学生を確保したら、一般選抜での合格者数に頼らなくても良いので、受験者が減ったとしても大学は痛くもかゆくもない。というより難易度が下がるという意味をこいつわかってないな。】

●新しい学部や改編された学部を持つ大学

新設学部や改組された学部は初年度である場合、注目度が低く志望者数が減少する傾向がみられることがあります。

【この予測への評価=△、これは必ずしもこのようにはなりません。近畿大学情報学部の初年度ロケットスタートが逆の例。】

●今後の準備

志望大学が2025年度入試でどのような変更を行うかを早めに確認し、特に新科目や試験方式の影響を考慮したうえで出願戦略を立てることが重要です。

難易度予測は、最新の模試データや入試動向分析を基に、秋以降に詳細が明らかになることが多いです。最新情報を常に追い続けることをおすすめします。

【そりゃぁ、そうです。引き続きこのブログにも注目しておきましょう。しかしAIってまだまだだなぁ。もっと頑張れ。】

今回の筆者、ChatGPT4o+【人間】

【広がる女子枠】国公立大学 女子優遇枠について【気にせずに勉強しろ】

2024年12月24日 火曜日

東京工業大学(東京科学大学)の理系女子枠が発表されたときは議論が巻き起こりました。確かに理系分野の女子優遇枠は増えつつあります。ここではその意義や是非を論じるのではなく、入試全体にどの程度インパクトがあるのかを調べてみました。

現在国公立大で女子枠を設定しているのは国立26、公立3の合計29大学です。国立大学は全国に82大学、公立大学は95大学ありますので、国立大学の31.7%、公立大学の3.2%に導入されていることになります。

次に学校推薦型と総合型のどちらを取り入れているのか、両方なのかをカウントしてみました。すると学校推薦型が17大学、総合型が6大学、両方の方式を併用しているのが6大学です。

次に大学入学共通テストの受験が必要なのかどうかもカウントしてみました。

すると受験を課す(つまり合否に影響する)のが6大学、免除が17大学、両方の方式を併用するのが5大学で、合否に影響はしないが、受験は必須であるというのは福島大学の1大学のみでした。

大学入学共通テストが不要な大学が多いのが不公平感の元なのかも知れませんが、話題になった東京工業大学は、女子枠が149名と突出して多いのは確かです。しかし、大学入学共通テストは合否に影響するようになっています。

女子優遇枠の人数に関してですが、香川大学は4学科それぞれ最低1人以上、高知工科大学は若干名などと決まっていない大学もあるため概数になりますが、合計で約600名となります。国公立大の定員合計は約12万人ですから、割合にして0.5%以下です。理工系に限るとその割合は上がりますが、それでも2%程度でしょう。というわけで、男子諸君、こんなことに気を取られずに自分の得点力を上げましょう。

大学入試 そろそろ前半戦終了

2024年12月18日 水曜日

かつては大学入試といえば1月の大学入試センター試験を皮切りに、2月、3月がピークでした。しかし今では私立大学入学者のうち、6割以上が年内に行われる選抜で占められており、年明けからの入試で入学する方が少数派となっています。

今年も当グループの高校生、高卒生が大学入試に臨んでいますが、年内入試の状況について、各年度の12月15日前後のデータを元に分析してみました。

年内入試の全出願(のべ数)を「指定校・協定校」(内部進学含む)、「総合型選抜」、「公募制推薦」に分類して、それぞれの占有率を計算してみました。すると・・・

世間では「総合型選抜」が広まっているといわれていますが、ウチの塾生に限定すると次第に減っています。また、「指定校・協定校」も減少しています。つまり「公募推薦」が増えているということになります。

(仮説1)ウチの塾生の学力層が上がった。

年内入試枠が比較的少ない関関同立を2月の日程で受験するために、併願が可能な公募推薦を利用するようになった。(→関関同立や国公立の実績が上がればこの仮説が正しいことに)

(仮説2)ウチの塾生が強気になった

年内で進学先を決めるよりも、勉強の楽しさがわかってきたので、学力で勝負したくなってきた。(→ちょっと願望も入っている仮説)

(仮説3)総合型選抜をメインで考えている受験生はウチの塾に来なくなった。

探究活動や専門分野のリサーチで時間がとられ、机上の学習がメインの学習塾に行く余裕がなくなった。(→高3生の数は増えているんですけどねぇ)

など、いろいろ考えてみましたが、答えは4月になるまでわかりません。

大きく入試制度を変更した甲南大学だけでなく、学内併願や日程や判定方式の追加など公募推薦が受けやすくなったのも影響しているかも知れません。

年内にひとまず合格を勝ち取った受験生は年明けにワンランク上を、そうでない受験生は受験校のレベルを下げるのではなく、自分の学力を上げて年明け入試にチャレンジして欲しいと思います。

【年内入試も絶好調】大阪工業大学 一般選抜の出願始まる【狙い目㊙情報付き】

2024年12月17日 火曜日

昨年から導入した女子特別推薦入試も好調(出願数は昨年56→今年114)な大阪工業大学ですが、公募制推薦入試の出願も増加(昨年4,373→今年4,602)となっており、それに伴い合格者数も100名以上増加しているようです。つまり、一般選抜でのお席が減っています。ガーン(受験生の心の声)。

確かに全体的にはそういう話になりますが、合格者が全員入学手続きをするわけではありませんし、募集単位ごとの凸凹もあります。というわけで、狙い目の募集単位をいくつかピックアップしておきます。

●工学部(大宮キャンパス。大阪駅から3~5分ごとにバスが出ています)

建築学科(昨年よりもゆるいかも)、応用化学科(昨年に引き続き狙い目)

●ロボティクス&デザイン工学部(梅田キャンパス。阪急梅田駅の向かいのユニクロの隣。HEPの観覧車を見下ろしながらお勉強できるぞ)

ロボット工学科、システムデザイン工学科は公募推薦では隔年現象で易化。システムデザイン工学科は狙い目かも。

●情報科学部(枚方キャンパス。駅から遠いのでバス必須ですが、新しくて立派な建物が迎えてくれます。しかも学食は安い。)

データサイエンス学科と情報知能学科は昨年よりも緩くなるか?また定員80名の新設の実世界情報学科はまだ受験生に存在自体浸透していないのでしょうか、公募推薦のスタンダード方式での出願数65名で合格者は26名とまだお席が半分以上空いている状態です。学部内併願ができますので併願先としても押さえておきましょう。というより第5志望までできますから、必ず利用しましょう。

昨年の動向ではBおよびBC日程も狙い目となりました。準備が間に合わずにA日程で力が出し切れなかった受験生もあきらめず、後の日程にもチャレンジしましょう。ともかくA日程の出願は本日(12月17日)から始まっています。お早めにどうぞ。

【さらに】関西学院大学 一般選抜 学外会場がさらに充実【受験しやすくなりました】

2024年12月11日 水曜日

かつては推薦系の入試が大好き(?)だった関西学院大学が一般選抜重視に舵を切って数年経ちますが、学外会場も年々充実してきています。大阪、京都の会場で本学と同じ全日程が受験できるとの事。これは受験生に優しい。しかも奈良、和歌山にも会場設定。これはありがたいですね。

ところで一般選抜以外の、つまり推薦系の入試での出願数が昨年よりも減少したのは、社会学部・商学部・教育学部 初等教育学コース・工学部 知能・機械工学課程・生命環境学部 生物科学科だ、という極秘情報が飛び込んできました。

一般選抜でのお席はまだまだ空いているかも知れません。この分野を考えている受験生はご参考までにどうぞ。

【大学入試】東京都市大学 全国20都市で試験を実施【旅費が助かるぅ】

2024年12月10日 火曜日

東京都市大学は2009年までは武蔵工業大学という名称でした。1929年の創立時から東京都の品川区で、その後現在の世田谷区に移転していますが、都内の非常に便利なところにあります。1955年からは東急グループどなり、現在では理系中心に8学部18学科を擁する、学部学生数も7千人超の大学へと成長しています。

但し、関西の受験生からすると、昔からの「武蔵工大」の名前も東京都市大学の名前も知られてはいますが、家賃も物価も高い東京よりも自宅通学できる関西の大学を選びがちとなります。そんな東京都市大学が地方会場をさらに充実させ、地方の受験生でも受験しやすくなってきました。

その数なんと20か所。東京までの交通費や宿泊費が必要だしなぁと思っていた受験生は一度調べてみてはいかがでしょうか。

【産近甲龍の一般選抜】龍谷大学 対策講座【そろそろ出願スタート】

2024年12月6日 金曜日

龍谷大学からも対策講座のご案内をいただいています。実はこちらのご案内は10月8日のブログで紹介させていただいていたのですが、他大学と併せてこの時期にもう一度共有しておきます。

龍谷大学の対策講座は公募制推薦入試より前の10月からスタートしていますので全部で13回になりますが、12月にはオンラインも含めて4回予定されています。各回定員が決まっていますので、受講ご希望の方はお早めにお申し込みください。

【産近甲龍の一般選抜】甲南大学 対策講座【そろそろ出願スタート】

2024年12月5日 木曜日

甲南大学から「合格対策セミナー」のご案内が届きました。公募制推薦入試の制度を大きく変更し、多くの受験生を集めましたが、あと少し、というところで涙を飲んだ受験生もいたことでしょう。しかし次こそは準備をして一般選抜に挑んで欲しいと思います。

甲南大学は地方会場を設置しているところも含めて何と9会場で合格対策セミナーを開催します。最寄りの会場で是非参加しましょう。

【産近甲龍の一般選抜】近畿大学 対策講座【そろそろ出願スタート】

2024年12月4日 水曜日

近畿大学から対策講座のご案内が届きました。英語+(国語or数学)の対策講座が何と4会場で行われるようです。この講座が無料ですから、有料で対策講座を行っているウチとしては困ったものなのですが、有料は有料なりに工夫された授業と教材で効果が高い講座となっていますので両方参加しましょう。(今年の開成教育グループ主催「英語答案作成練習会」の申し込みは既に締め切っております)

近畿大学のこの対策講座参加者には「近大みかん」がプレゼントされるようです。ビタミンCを摂取して元気に受験を乗り切りましょう。

【産近甲龍の一般選抜】京都産業大学 対策講座【そろそろ出願スタート】

2024年12月3日 火曜日

いよいよ12月。サンタクロースとその一味の活動期となってまいりました。いやいや私立大学の一般選抜の出願まであと1か月となってきました。入試は抽選ではありませんから過去問演習などの対策が大切なのですが、模試の判定が良かったからといって、過去問を見ずに入試に挑むチャレンジャーも多いそうです。そんな困った受験生を減らそうということでしょうか、京都産業大学から対策講座のお知らせが届きました。

英語、国語、理系数学の3教科の対策講座が用意されています。この日の来場が無理な受験生向けにオンデマンド動画も公開されるようです。京都産業大学を考えている受験生には受講をおすすめします。