• 【2027年度から共学】武庫川大学(予定)建築学部オープンキャンパス【男子も大歓迎】

    武庫川女子大学が共学化する話は以前このエントリーでも紹介しましたが、いよいよ本格始動となります。今回は12月に行われる建築学科のオープンキャンパスの紹介です。

    女子大といえば、がちがちに門が閉まっていて、ちっちゃい入口に守衛さんがいて緊張感マックス。入構するための理由や名前などを書かされて、入構証を渡され、いざキャンパスに立ち入ると女子学生が一斉に会話を止めてこちらを見る、というイメージをお持ちの方はいらっしゃいませんか?(ブログの中の人の昔の経験談。)実は武庫川女子大学はもとからそんなことはなく、普通に立ち入ることができますよ、というより建築学部は上甲子園にあるなど、キャンパスが西宮市のいろんなところに分散しているので、市民生活とキャンパスが共存しているような感じです。従って女子はもちろん男子の皆さんも怖がらずに(?)一度オープンキャンパスに行ってみてはいかがでしょうか。

    元甲子園ホテルだった上甲子園キャンパスは、そこにいるだけで建築に関わるセンスが磨かれるような空間で、一人1畳分の製図机が占有できるという夢のような環境をご覧ください。上甲子園キャンパスへはJR甲子園口が最寄りですが、阪神甲子園駅前からもバスが出ています。詳しくは大学HP 建築学部<独自開催>オープンキャンパス 12/14 | 武庫川女子大学 建築学部・大学院 建築学研究科 をご確認ください。

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  • 【個人ファンが多い順?】大学ごと 個人からの寄付金収入ランキング【2022年度実績】

    ⽂部科学省 科学技術・学術政策局による、2024年2月16日公表、2025年7月1日に更新された「産業連携・地域振興課大学等における産学連携等実施状況について 令和4年度実績」という政府統計を見つけてしまいました。令和4年度 大学等における産学連携等実施状況について:文部科学省

    2022年の実績をまとめるのに2年以上かかるのかなぁ、という心の声はさておき、最新データとして興味深く見せていただきました。

    その中に、大学ごとの授業料収入や国からの補助金収入以外の、つまり民間企業や個人からの寄付についての件数や金額のデータがありましたので個人の寄付金の部分だけを取り出して40位までのランキング形式にしてみました。エクセルって便利だ。金額の単位は(千円)です。

    国公私立併せて792大学のうち、ゼロも含めて数字が入っているのが347大学。5千円以上の金額が入っているのは273大学ですので、その範囲でのランキングだというのはご了承ください。

    1位は慶應義塾大学。何と個人寄付だけで15億円以上集まっています。2位は早稲田大学。こちらも10億円以上です。さすが陸の王者と覇者。両大学のOB・OGの結束力の高さを感じてしまいます。3位は東京大学。こちらも9億円超。さすがでございます。4位は創価大学、5位は明治大学と、上位5大学はすべて東京の大学が占めています。近畿圏からは7位:京都大学(3億2千万円)、15位:同志社大学(1億2千6百万円)、16位:大阪大学(1億1千8百万円)、17位:奈良女子大学(1億1千7百万円)、26位:関西大学(7千万円)などがランクインしています。

    ベスト40の中では東京の大学が17件なのに対し、京都府、大阪府はそれぞれ3件です。東京は強いなぁ。大学の規模によっては、数千万円というのはそれほど大きな金額ではないかもしれませんが、これだけ個人による寄付が集まっているということは、卒業生も含めて社会からの支持を得ているということでしょう。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】帝塚山学院大学

    人間科学部という学部名に関してですが、大学による違いが大きいように感じます。こちら帝塚山学院大学の人間科学部には食物栄養学科、心理学科、情報メディア学科、キャリア英語学科の4学科が設置されています。一方で、一例として大阪人間科学大学の人間科学部には社会創造学科、社会福祉学科、医療福祉学科視能訓練専攻、子ども教育学科が設置されています。つまり同じ学部名でも専門分野が異なっているという点で、受験生にとってはわかりにくかったかもしれません。

    というわけで、こちらでは2024年度募集から人間科学部を総合心理学部と食環境学部に改組しました。今年は食環境学部の入学者が少し減りましたが、トータルでは充足と、成功したといえるでしょう。結果論ですが、もう少し総合心理の定員の方を大きくしていたら、もっと多くの入学生を迎えられたかもしれません。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】阪南大学(経営系学部)

    同じく阪南大学です。企業などへの就職率の高さで地域の評価を得ている流通学部と経営情報学部は安定して定員を充足しており、特に改編の必要は感じなかったのですが、同じく2024年度に経営学部と総合情報学部に再編されました。

    すると、なんということでしょう(心の中で、声優、加藤みどりの声で読んでください)募集に強かった学部がさらに強くなっているではありませんか。特に経営情報=会計学?みたいな誤解から総合情報=EコマースはもちろんWebマーケティング、AI、情報セキュリティー、プログラミングといった幅広い分野を横断的に学ぶことができる、というイメージ転換が成功したようです。今年の募集状況も楽しみです。

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  • 【またもや】京都華頂大 短大 2027年度から募集停止【女子大が募集停止】

     「京都市東山区の京都華頂大・華頂短大は2027年度以降の学生募集を停止すると、運営する学校法人「佛教教育学園」が20日発表した。いずれも女子のみで、18歳人口の減少や共学志向の高まりを背景にここ数年、定員割れが続いていたのが理由。26年度は募集し、全ての在学生が卒業した後に閉学となる。」(毎日新聞オンライン 11月20日17:56配信 より引用)

    近畿圏の女子大の過去5か年の入学状況をまとめたものです。京都華頂大学は募集定員が140名の規模(今春から180名に増員)とコンパクトでそれほど大きな赤字は考えにくく、今春日本文化学部を立ち上げるなど攻めの姿勢だったのですが、募集停止を決定したようです。因みに現代生活学部はここ数年定員充足率6割台だったのですが、先に述べた新学部は募集40名に対し25名入学と、充足率62.5%。結果論ですが、現代生活の定員を減らして日本文化に割り振っていれば、定員充足7割を超えていたはずなのですが、おそらくそれができない事情があったのでしょう。

    100年を超える伝統校が無くなるのは寂しい事でもありますが、佛教大学や華頂女子高校など同法人内の他の学校の安定運営のためには致し方ない、という判断なのかもしれません。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】阪南大学(国際系学部)

    就職にも強いイメージがある阪南大学、しかし国際系の学部は募集に関してかなり厳しい状況になってきました。

    この大学に限らずコロナ禍の影響もあり、国際系や観光系学部への志願者は落ち込みましたが、阪南大学でも2021年と2023年を比較すると志願者数が半分以下に落ち込んでいます。そこで定員を少し減少させつつ学部を統合することにしました。すると志願者数が回復、定員充足もできるようになってきました。思い切ったリニューアルが功を奏した形です。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】大阪体育大学

    かつては大阪府茨木市にキャンパスがありましたが、大阪府泉南郡熊取町に移転して36年。今では熊取の駅前にはやたらガタイの良い若者が多いといわれるように地域にも定着してきた大阪体育大学についてです。アスリートが進学して、それぞれの競技レベルを高めつつ、保健体育の教員免許取得も目指しているというイメージがありましたが、2024年度から「スポーツ科学部」と名称を変更し、アスリートを支えるトレーナーやコーチとしてのスキルも身につけることができる面も強調されるようになってきました。その結果・・・

    おおお。入学者数が増えています。こちらも大成功だったといえるでしょう。学部名って大事ですね。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】大阪産業大学

    18歳人口もピークアウトし、2025年度募集では全国の私立大学で53.2%が定員未充足となるなど、大学にとっては厳しい時代がやってきました。大学側としては受験生ニーズに応えるべく、2024年度から学部や学科の改編が加速してきました。そこで、今回は近畿圏で最近学部改編を行った大学をいくつか取り上げ、その前後での検証をしていきたいと思います。

    今回は大阪産業大学。昨年度はこちらでも紹介させてもらいましたが、【夏だ!】大阪産業大学 オープンキャンパス【学校に行こう!】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ交通人材を育成するという設立時のコンセプトはそのままに、工学部とデザイン工学部を情報、建築・環境デザイン、システム工学の3学部に再編しました。その前後で募集状況はどうだったのでしょうか。

    この表の右端の印は2025年度の入学者数に関し、〇=定員充足、△=未充足だが定員の8割以上、×=定員の8割未満を表しています。すると今回の改編でこの分野については未充足だったのが、トータルで充足となりました。特に建築・環境デザインは多くの入学者を迎えることができたようで、こちらの大学については大成功だったといえるでしょう。

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  • 【デザイン・工芸だけでなく】京都美術工芸大学 安定軌道へ【建築士になる近道にも】

    京都市を流れる鴨川の左岸、今は川端通となっている通り沿いの五条と七条の間に明治2年(1869年)に「下京第31番組小学校」が開校し144年の歴史を紡いできたのですが、平成26年(2014年)に近くの中学校と統合され、義務教育学校となりました。その跡地に移転してきたのが京都府南丹市園部町に2012年に工芸学部のみの単科大学として開学したばかりの京都美術工芸大学。2016年に建築学科の設置に併せてこの地に新たなキャンパスを作りました。2022年には工芸学部から建築学科を独立させて定員150名の建築学部ができました。

    建築学部となった初年度の2022年度は150名の定員に対して163名の入学となりましたが、そこから連続して1回も定員割れを起こすこともなく、2025年度募集では196名(定員の1.31倍)の入学者となっています。大学全体としても250名の定員に対して293名の入学ですので、安定軌道に入った感じです。

    因みにこちらの大学はグループ校として京都建築大学校という専門学校を持っており、Wスクールシステムによって2年修了時に建築士の受験資格を得られます。つまり在学中に建築士(一級、二級、木造)の資格を得ることも可能です。2024年度には在学中に一級に2名、二級に47名、木造に62名が合格しているそうです。というわけで、建築士をめざす皆さん、こういった道もあるよ、というお話でした。

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  • 【ついに】桃山学院大学 工学部 設置認可される【理系分野も擁する総合大学へ】

    2026年度から募集の桃山学院大学工学部の設置認可が10月28日になされました。大学が新たな学部を設置するというのは珍しい事ではありませんが、桃山学院大学は今まで文系の専門分野に特化した大学でしたので、理系バリバリの工学部を新たに設置するというのは相当ハードルが高かったと思います。

    機械システム工学、電気電子システム工学、都市デザイン工学の3つの専攻が用意されており、定員は160名。大阪南部で工学分野を学べる大学は大阪公立大しか無かったので、地域の高校生にとっては朗報ですね。

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