ちょうど100年前の1925年(大正14年)に京都府船井郡日吉町(現:南丹市)に開かれた鍼灸学校は1983年(昭和58年)には明治鍼灸大学という大学組織になりますが、柔道整復や看護など専門分野が広がり、2008年(平成20年)には明治国際医療大学と改称され、今では救急救命士の資格取得も可能な学科を設置するなど発展を続けています。
このように、ルーツは鍼灸師を養成する学校ですから、東洋医学的な考えも大切にされているのだと思います。そこで、健康を守るには食、ということで、食に関わる有機農業についても取り組む「農学部」の設置を計画していることが発表されました。

近畿圏の私立大学の農学部といえば、設置が古い順に近畿大学、龍谷大学、摂南大学の3つしかありませんが、新たに4つ目の、ちょっと異なったアプローチの農学部が誕生するかも、というわけです。
大学は京都駅からJR山陰本線(園部までは嵯峨野線とも)で50分ほどの「鍼灸大学前」駅の真ん前と通学も便利です。農学部を考えている高校生の皆さん、一度詳しく調べてみてはいかがでしょうか。