• 【またもや】京都華頂大 短大 2027年度から募集停止【女子大が募集停止】

     「京都市東山区の京都華頂大・華頂短大は2027年度以降の学生募集を停止すると、運営する学校法人「佛教教育学園」が20日発表した。いずれも女子のみで、18歳人口の減少や共学志向の高まりを背景にここ数年、定員割れが続いていたのが理由。26年度は募集し、全ての在学生が卒業した後に閉学となる。」(毎日新聞オンライン 11月20日17:56配信 より引用)

    近畿圏の女子大の過去5か年の入学状況をまとめたものです。京都華頂大学は募集定員が140名の規模(今春から180名に増員)とコンパクトでそれほど大きな赤字は考えにくく、今春日本文化学部を立ち上げるなど攻めの姿勢だったのですが、募集停止を決定したようです。因みに現代生活学部はここ数年定員充足率6割台だったのですが、先に述べた新学部は募集40名に対し25名入学と、充足率62.5%。結果論ですが、現代生活の定員を減らして日本文化に割り振っていれば、定員充足7割を超えていたはずなのですが、おそらくそれができない事情があったのでしょう。

    100年を超える伝統校が無くなるのは寂しい事でもありますが、佛教大学や華頂女子高校など同法人内の他の学校の安定運営のためには致し方ない、という判断なのかもしれません。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】阪南大学(国際系学部)

    就職にも強いイメージがある阪南大学、しかし国際系の学部は募集に関してかなり厳しい状況になってきました。

    この大学に限らずコロナ禍の影響もあり、国際系や観光系学部への志願者は落ち込みましたが、阪南大学でも2021年と2023年を比較すると志願者数が半分以下に落ち込んでいます。そこで定員を少し減少させつつ学部を統合することにしました。すると志願者数が回復、定員充足もできるようになってきました。思い切ったリニューアルが功を奏した形です。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】大阪体育大学

    かつては大阪府茨木市にキャンパスがありましたが、大阪府泉南郡熊取町に移転して36年。今では熊取の駅前にはやたらガタイの良い若者が多いといわれるように地域にも定着してきた大阪体育大学についてです。アスリートが進学して、それぞれの競技レベルを高めつつ、保健体育の教員免許取得も目指しているというイメージがありましたが、2024年度から「スポーツ科学部」と名称を変更し、アスリートを支えるトレーナーやコーチとしてのスキルも身につけることができる面も強調されるようになってきました。その結果・・・

    おおお。入学者数が増えています。こちらも大成功だったといえるでしょう。学部名って大事ですね。

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  • 【シリーズ「大学の学部改編を検証する」】大阪産業大学

    18歳人口もピークアウトし、2025年度募集では全国の私立大学で53.2%が定員未充足となるなど、大学にとっては厳しい時代がやってきました。大学側としては受験生ニーズに応えるべく、2024年度から学部や学科の改編が加速してきました。そこで、今回は近畿圏で最近学部改編を行った大学をいくつか取り上げ、その前後での検証をしていきたいと思います。

    今回は大阪産業大学。昨年度はこちらでも紹介させてもらいましたが、【夏だ!】大阪産業大学 オープンキャンパス【学校に行こう!】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ交通人材を育成するという設立時のコンセプトはそのままに、工学部とデザイン工学部を情報、建築・環境デザイン、システム工学の3学部に再編しました。その前後で募集状況はどうだったのでしょうか。

    この表の右端の印は2025年度の入学者数に関し、〇=定員充足、△=未充足だが定員の8割以上、×=定員の8割未満を表しています。すると今回の改編でこの分野については未充足だったのが、トータルで充足となりました。特に建築・環境デザインは多くの入学者を迎えることができたようで、こちらの大学については大成功だったといえるでしょう。

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  • 【デザイン・工芸だけでなく】京都美術工芸大学 安定軌道へ【建築士になる近道にも】

    京都市を流れる鴨川の左岸、今は川端通となっている通り沿いの五条と七条の間に明治2年(1869年)に「下京第31番組小学校」が開校し144年の歴史を紡いできたのですが、平成26年(2014年)に近くの中学校と統合され、義務教育学校となりました。その跡地に移転してきたのが京都府南丹市園部町に2012年に工芸学部のみの単科大学として開学したばかりの京都美術工芸大学。2016年に建築学科の設置に併せてこの地に新たなキャンパスを作りました。2022年には工芸学部から建築学科を独立させて定員150名の建築学部ができました。

    建築学部となった初年度の2022年度は150名の定員に対して163名の入学となりましたが、そこから連続して1回も定員割れを起こすこともなく、2025年度募集では196名(定員の1.31倍)の入学者となっています。大学全体としても250名の定員に対して293名の入学ですので、安定軌道に入った感じです。

    因みにこちらの大学はグループ校として京都建築大学校という専門学校を持っており、Wスクールシステムによって2年修了時に建築士の受験資格を得られます。つまり在学中に建築士(一級、二級、木造)の資格を得ることも可能です。2024年度には在学中に一級に2名、二級に47名、木造に62名が合格しているそうです。というわけで、建築士をめざす皆さん、こういった道もあるよ、というお話でした。

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  • 【ついに】桃山学院大学 工学部 設置認可される【理系分野も擁する総合大学へ】

    2026年度から募集の桃山学院大学工学部の設置認可が10月28日になされました。大学が新たな学部を設置するというのは珍しい事ではありませんが、桃山学院大学は今まで文系の専門分野に特化した大学でしたので、理系バリバリの工学部を新たに設置するというのは相当ハードルが高かったと思います。

    機械システム工学、電気電子システム工学、都市デザイン工学の3つの専攻が用意されており、定員は160名。大阪南部で工学分野を学べる大学は大阪公立大しか無かったので、地域の高校生にとっては朗報ですね。

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  • 【これはお得】追手門学院大学 公募制推薦入試【入学金が安いうえに待ってくれる】

    私立大学受験の場合、公募制推薦から考えると11月から3月まで様々な日程が用意されているのですが、合格の権利を保持するためには入学金の支払いが必要です。併願の組み立てによっては入学金の二重払い、三重払いが発生するケースもあります。そんな中で6月に文部科学省から私立大学に対して、入学しない場合は入学金を返還する方が望ましいという通知が出されたのですが、例えば桃山学院大学は23万円の入学金のうち、18万円は返還すると発表するなど、対応が広がりつつあります。

    追手門学院大学の場合、そもそも入学金が16万円とお安いのですが、今年の公募制推薦では入学手続き締切日、つまり入学金納入の期日が1月8日と大幅に遅くなりました。これによって他大学の公募制推薦の併願として受験して合格した場合、その他大学の結果を見てから入学金を納めればよいので、入学金の二重払いが発生しないことになります。

    というわけで、お得な併願作戦の一つとして使えますよ、というお話でした。

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  • 【うーむ】「学部・修士5年一貫」拡大、文科省が制度改正へ 文系院卒増やす【上手くいくかなぁ】

    「文部科学省は8日、学士課程と修士課程を5年一貫で修了できる大学を増やすため、制度を改める方針を示した。2025年度内に省令を改正し、26年度からの導入を目指す。特に学部卒業で社会に出ることが多い文系学生の大学院進学を促し、高度人材を増やす狙いだ。」(日本経済新聞Web版 10月8日12:14配信)

    文部省(当時)は1991年に大学院重点化方針を打ち出し、大学院設置の自由度を高めました。これにより大学院が急増していくのですが、1996年の予算措置によってさらに大学院の定員が増加していきます。文部省と科学技術庁が統合し、文部科学省となった2001年頃から国際競争力強化を目的に博士課程中心の大学院教育改革を進めますが、残念ながら大学院への進学率は伸び悩んでいます。

    特に文系分野では学部卒と修士卒の初任給の差が小さく、むしろ大学院卒の方が年齢を理由に就職には不利になるケースがあるということや、進行している少子化によって大学などの高等教育機関、研究機関が縮小していく中で、研究者としてのポストも限られるということが伸び悩みの理由として考えられます。

    こういう中で、今回の文科省の方針は、大学院の学費の節約+年齢ハンディの回避、という点では評価できますが、出口としての研究者としてのポストが増えない限りは、大学院進学希望が増えるのは考えにくいと思います。MBAを取得して金融系企業でのコンサルティング業務、法科大学院を出て企業の法務関連業務といった、具体的な道筋が見えている分野もありますが、早く大学を卒業して就職し、具体的な業務を覚えたいという学生の方が多いような気がします・・・。

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  • 【締め切りは11月20日】関西学院大学「ランバス支給奨学金」【受験より先に奨学金の権利を確保!】

    3年前にもこのエントリーで紹介した関西学院大学の「ランバス支給奨学金」の申し込みが間もなく始まります。申請書類のダウンロードは既にできるようになっています。

    この奨学金の面白いところは、受験前に予約できる、というところです。学費の支払いに不安がある場合、先に申請して、奨学金の権利を確保しておいてから受験するかどうか考えることができます。もちろん関西学院大学を受験しなくてもいいです。もったいないけど。因みに当然といえば当然ですが、大学そのものに不合格になったらいただけません。

    ランバスさんとそのお墓については3年前のこちらのブログ(↓)をお読みください。いやぁ、すごい人がいたものだ。

    【締め切り早いですよ】関西学院大学「ランバス支給奨学金」【11月中に申請してね】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ

    そんないいシステムがあるのだったら申請しておくべきだった、と後で後悔しないように、関西学院大学を考えている受験生は早めにお申し込みください。

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  • 【現高1・2生、注目】大阪成蹊大学 データサイエンスチャレンジ2025【挑戦者募集中】

    阪急京都線相川駅近くの大阪成蹊大学にはデータサイエンス学部がありますが、この分野にも、もっと多くの高校生に関心を持ってもらおうということでしょうか、この大学の先生だけではなく、外部の先生方を審査員に招いてのコンテストが2026年2月8日に開催されます。出場するのは個人でもグループ(3名まで)でも良いらしいのですが、身の回りの様々なデータを掛け合わせた分析と、その利用方法などを5分以内のプレゼンで競う、というものです。

    しかし、いきなりこのヒントだけで戦えといわれても、しり込みしてしまう高校生がいるのでは?と思っていたら、12月と1月にそのヒントとなるセミナーが開催されるらしく、こちらでデータの集め方や分析方法、仮説と検証の組み立て方などのヒントがいただけるそうです。ここで得たことを利用して、探究レポートを作っておけば、総合型選抜でも使えるのでは?(こっそり内緒話ですけど、他大学でも使えるのでは?)

    というわけで、ひとまずここから参加してみてはいかがでしょうか。

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