【いよいよ】金光大阪 授業体験【再開】

2020年7月6日 月曜日

2月から次第に深刻化していったコロナ禍の影響で小中学生を招いての説明会や体験授業は自粛ムードが続いていましたが、説明会に加えて体験授業も行われるようになってきました。その一つ金光大阪の授業体験では理科実験と英会話体験が用意されているようです。しかも親子参加OKとの事ですので、保護者の方も一緒に楽しんでみては如何でしょうか。 申し込み制となっています。学校HPよりお申し込みください。

大阪桐蔭中学校 学校説明会・個別相談会

2020年7月2日 木曜日

今年は甲子園での高校野球大会も中止との事で、大阪桐蔭野球部の活躍を見ることもできないのかなと思っておりましたが、本格的な練習は再開したとの事。そのうち地区レベルの試合も行われるでしょうからそちらの活躍も楽しみです。一方、学校としては大学合格実績でも大活躍したようです。 東大8名(うち現役7名)、京大33名(うち現役24名)、阪大22名(うち現役13名)などなど、国公立252名、省庁大学校を入れて259名という実績だそうです。

さて、今週末にはJR尼崎駅前のホテルでの出張説明会が開催されるそうです。阪神間の受験生・保護者はその合格実績の秘密を聞いてみるのはいかがでしょうか。予約制となっております。詳しくは学校HPをご覧ください。

【学校と】大谷中学校・高等学校 LINE公式アカウント【おともだちになろう】

2020年6月30日 火曜日

学校も4月・5月はなかなか多くの人を集めての学校説明会が難しい状況でしたが、受験生にとっても 例年に比べて得られる情報が少ないため、不安な日々を 過ごしていると思います。そんな中、SNSを利用した情報提供を行っている学校が増えてきました。 こちら、大阪の大谷中学校・高等学校もその一つ。学校とLINEの「おともだち」になると学校からの情報が簡単に入手できるようになります。  

学校、特に今から受験しようとする志望校に、質問するのは緊張すると思いますが、LINEのおともだちだと思えば、怖くありません。入学する前に、学校のことをいろいろ知っておきましょう。

【久しぶりの】大阪市立中高一貫前期説明会【生のイベント】

2020年6月29日 月曜日

6月28日(日)に開成教育グループ主催 「大阪市立中高一貫前期説明会」を常翔ホールで開催しました。春からのガイダンスはオンラインでの開催でしたので、今回のように実際に多くの人を集めてのイベントは久しぶりになります。といってもまだまだ感染予防の観点から、来場者数はホール定員の3分の1に絞り、それ以外の方はオンラインでの視聴という形になりました。来場者にはマスク着用と入り口で手指の消毒をお願いし、ホール側にも舞台上の講演者の前にアクリル板を立てていただくなど、今までにはないお手数を皆様におかけしつつのスタートです。  

まずは大阪市立咲くやこの花中高と水都国際中高の校長先生に学校の紹介をしていただきました。咲くやこの花中の、府立高校の専門学科よりも充実のカリキュラムや水都国際中の生徒の自主性を生かした多様な学びなど、一味違った視点での各校の魅力を紹介していただきました。そのあとは当塾から今年合格した生徒2名を招いてのインタビュー。中学1年生とは思えないスピーチ力はさすがです。作文指導など適性検査に向けた受験準備で培われた力でしょう。  

さて、今回のイベントはライブとオンラインのミックスという初の形式で開催しましたが、来場者数はライブのみだった昨年の約1.6倍!「新しい生活様式」の一つとしてこのような形態のイベントも増えていくのかもしれませんね。

早稲田摂陵高校 新コース募集開始

2020年6月24日 水曜日

早稲田摂陵高校から次年度入試から募集を始める新たなコースが発表されました。 その名も「Wコース」。このコースは原則3年間持ち上がり、つまりクラス替え無し。しかも早稲田大学の推薦枠40名分のうち、約20名が割り振られるとの事です。では、残りの15名はどうするの?と思いますが、基本的に難関国公立を目指せるカリキュラムが組まれるので、外部への進学も可能、というわけです。

裏を返せばBコース、Aコースの合計175名(募集人数)のうち、早稲田枠は20名分しか残っていない計算になりますのでこれは狭き門です。つまりWコースへの合格は早稲田への特急券ともいえるでしょう。学校の説明会でもっと詳しく聞いてみましょう。

【男子向けの】京阪神カトリック男子校フェア【新企画】

2020年6月23日 火曜日

かのイギリスには「パブリックスクール」と呼ばれる寮を併設した中高一貫の私立男子校(今では多くが共学化)があり、その上位数校はまさにエリート養成校として機能しているわけですが、同じように日本のキリスト教系の男子校の多くが実業校ではなく、進学校として高い評価を得ています。

男子校といえば、何となく「いかつい」イメージを持っている人もいるようですが、実際には多くの生活を男子だけで完結させなくてはいけないためか、手芸や料理が得意な女子力の高い(?)男子も少なくありません。また、学外に宿泊施設を持っている六甲学院や大阪星光(大阪星光は学内にも合宿所が)、運動部ばかりではなく、文化部の活動も盛んな明星、洛星など、幅広い教育施設や課外活動も魅力です。ちょっと脱線しますが、洛星には「洛星反響板同好会」なる団体があります。音楽専用ホールの舞台上には、音響効果を高めるための高さ数メートルの「反響板」が複数あるものですが、普通は業者を使って行うセッティングや片づけを自分たちでやってしまおうというわけです。その活動を通して、オーケストラ部や演劇部、グリークラブといった舞台を使う部活動を支えているようです。  

と、男子校の面白さをここに書き始めると、大変なことになりますので、小学生男子及び保護者の皆さんは、男子校合同の説明会に参加してみましょう。

大阪私立高等学校 2020年度入学者数 伸び率ランキング(その3)

2020年6月17日 水曜日

5位 大阪青凌=中学校での伸び率ではトップだった大阪青凌。高校でも移転効果が吉と出ました。グラウンドやテニスコート、弓道場も併設の真新しい校舎は魅力です。大学への現役合格率も高く、国公立に学年の1割以上が合格している進学校なのですが、JRからも阪急からも徒歩圏内ということで、沿線の受験生がさらに集まったというわけです。

4位 大阪緑涼=かつては大阪女子短期大学附属高校という女子校でしたが、2016年度にその大阪女子短期大学が閉校になるということで、附属高校はどうなるの?と思いましたが、結果的に短大の設備も高校が頂戴して2018年度に「調理製菓科」も併設する共学校に成長したというわけです。それもあって2019年度からは200名前後の入学者が集まるようになりました。まだ、男子の卒業者は出ていませんが、進学校としての取り組みも期待できます。

3位 宣真=このベスト15の中で唯一の女子校がランクイン。総合コースに加えてアニメ・アート、保育系進学、看護系進学といった職業直結のコース分けがわかりやすく、受験生が集まっています。生活指導も行き届いているようで、最寄りの阪急石橋駅までの間を行儀よく列を作って登下校しています。おとぎの国のお城のような新校舎も魅力です。

2位 大阪電気通信大学=普通科と電子工業科があり、全体で併設の大学へ約6割進学、それ以外も含むと8割弱が大学に進学するという学校です。共学校ですが、やはり理系希望者が多く、男子の割合が高くなっています。プログラミングロボットやデジタルゲームのプログラムも学びますが、医療用の電子機器やIoTなど最先端の技術や知識を身に着けることができます。

1位 四天王寺東=今年から「四天王寺学園」から校名が変わったこちらは、同じ法人が運営していた「四天王寺羽曳が丘」の閉校に合わせて生まれた学校です。つまり2017年度から2018年度は2か所に分かれていた学校がようやく2019年度4月に藤井寺球場の跡地、つまり近鉄藤井寺駅前という好立地に高3までの全学年が揃った学校として統合され、併設の小学校からの進級者も加わり、2020年度春には初めての卒業者が出たという学園完成の年となりました。本格スタートの初年度に200名超が入学ということからもこの新しい学校への期待の高さが表れています。

2020年度入試の大阪の状況を紹介しましたが、中学校と同じようにこのランク外でも人気の高い私学は数多くあります。9月には「開成進学フェア」という学校情報が一気に手に入るイベントをオンラインで行う予定です。詳細は7月に入ってからお知らせしますので、是非そちらもご利用ください。

大阪私立高等学校 2020年度入学者数 伸び率ランキング(その2)

2020年6月16日 火曜日

10位 近畿大学泉州=近畿大学系列になって11年。今年も卒業生の43%が近畿大学に進学していますが、単に進学できますよというわけではなく、高2から近大進学対策合宿や対策授業を行って、そのための資格が得られるようにサポートしているというところが違います。もちろんそれ以外の大学への進学に向けたサポートも行われており、国公立に7名、関関同立に22名合格などの実績も出ています。昨年に比べると入学者数が減っているわけですが、過去5年で比べると、地域の評価は上がっているのだなと判断した次第です。

9位 大阪=こちらも男子校から共学化されて12年。地下鉄今里筋線の延長で市内からのアクセス向上もあり、共学化された年から多くの受験生が集まりましたが、2017年度からはさらに学校改革が行われ、教員も「生活支援センター」「学習支援センター」「進路支援センター」といった組織で生徒を支援するという面倒見の良さが支持され、公立高校2つ分くらいの入学者を毎年集めています。

8位 大阪商業大学=お隣に大学が併設されており、そのまま進学できるという安心感のある近鉄八戸ノ里駅近くのマンモス校ですが、大学と反対側にある自動車学校とも提携しており、在学中に普通免許がとれるのも魅力です。加えて、簿記や情報処理の検定受験のサポートや中学校の学習内容の学びなおしもできるなど、お得感満載の学校です。因みに35名募集のデザイン美術コース生の教室は大きな作品の作成が可能なように天井も高く、自然光の差し込む広々とした部屋が複数用意されています。

7位 あべの翔学=こちらはこの表になる前の年、2014年度に女子校から共学化され、当初は入学者数にも大きな波がありましたが、ここ3年は300人台と安定してきました。全国第3位の軟式野球部や関西大会金賞受賞の吹奏楽部の活躍も含めて部活動の実績も高い一方、普通進学コースでは看護や幼児教育といった方面に応じた進路をサポートする専攻制も取り入れて人気を集めています。

6位 金光藤蔭=「特別進学コース」も進学実績を出していますが、この学校の特徴は「エンカレッジコース」という中学校時代に不登校気味だった生徒をサポートするコースがあることです。教室に入りにくくても、「COCOROカフェ」と呼ばれるコタツのある部屋でサポーターである奈良女子大の大学院生が対応してくれるという手厚さは他校には見られない取り組みです。もちろん「ITライセンスコース」や「アートアニメーションコース」などキャリア直結のコースも魅力ですね。(続く)

大阪私立高等学校 2020年度入学者数 伸び率ランキング(その1)

2020年6月15日 月曜日

それでは中学校に引き続き、高等学校の今年の入学者数の状況をランキングにしてみました。高校の場合は学校の魅力に加えて、併願公立高校の競争倍率によって入学者数が変動するので、このランキングが人気と必ずしも一致しませんが、その学校の合格通知を手にした段階で強気の出願をしたということは、その学校の魅力を表していると考え、あえて順番を付けてみました。これも中学校と同じように、2015年度~2019年度までの5年間の平均と今年度の入学者数の比較です。そして、その「比」=(2020年度)÷(2019年度までの5年間平均)、という数値でランキングを作り、その値が110%を超える15校を挙げてみました。(正確には大阪星光も110.03%なのですが、高校募集は非常に数が少ないので除外しています)

15位 大阪産業大学附属=以前このエントリーでも紹介したマンモス校です。放課後には人工芝のグラウンドでアメフトやラグビーといったスポーツ系の部活が元気に練習、人工芝が耐用年数の半分で擦り切れるとのこと。一方その周りの校舎では大学進学に向けて熱の入った補習が行われています。海外研修や図書館などの施設も充実。大学が併設されている点も安心材料。というわけでこの勢いはまだまだ続くと思われます。運動部の生徒さんの元気のよい挨拶が今日も響いていることでしょう。

14位 関西大倉=中学入試でもランクインしていましたので、そちらもご覧ください。高校からの入学者が多い進学校ですが、女子を募集し始めてから20年。今では女子が所属している部活も増え、特に文化部は女子の活躍が目立ちます。もちろん全国準優勝のアメリカンフットボールや陸上競技などのスポーツ系の部活も元気です。

13位 追手門学院大手前=プログラミングロボットの世界大会でも有名になったこちらの学校ですが、茨木の追手門学院中高の移転・大学の新キャンパスなど法人としての話題性の高さに加えて、5年前から募集を始めた「スーパー選抜」生から、医学部医学科へ6名合格するなど、進学校としての実績も評価された形です。ICT教育も進んでいますので、注目校の一つです。

12位 清明学院=こちらも関西大倉と同じく2000年度に女子校から共学化した学校です。運動場は全天候型人工芝でナイター設備もありますが、夕方にはその横の校舎で先生方が熱心に補習している光景が印象的でした。360名募集の学校ですが、過去6年で5か年定員超過。派手な印象はありませんが、地元の手堅い支持を集めています。訪問した時、生徒さんのきちんとした挨拶が印象的な学校です。

11位 早稲田摂陵=男子校から共学校になって10年。早稲田大学への推薦枠があるばかりではなく、大学との連携による国際理解や地域連携などの独自のプログラムも充実していますが、早稲田系列になる前からの、国公立をはじめ早稲田以外の大学に向けた進学校としての伝統が評価されている形です。阪急百貨店の企業内教育機関をルーツに持つ女子限定の吹奏楽コースもありますが、入試に実技もあり受験生は限られ、実際にはそれ以外の普通コースの併願受験者が大半となっています。(続く)

【コロナに】ノートルダム女学院中学高等学校(Webで)オープンスクール【負けるな】

2020年5月27日 水曜日

今春の卒業生は97名という規模の学校ですが、現役で京都大学2名を含む国公立へ6名、関関同立21名、上智3名などかなりの高確率で難関大学への合格実績を出している京都のノートルダム女学院中学校高等学校では、このコロナウイルス感染症の影響で各校が休校を余儀なくされている中で、4月15日から実技教科も含めてオンラインでの授業が提供されています。したがって勉強面での遅れは心配ないわけですが、実際に集まることは難しいため、部活は難しい状態です。そこで、毎年恒例の定期演奏会も、無期延期状態のオーケストラクラブの生徒さんのために顧問の先生が作曲ソフトで、ZARDの「負けないで」をオーケストラバージョンに編曲して、楽譜と音源を部員に配信、そして出来上がったのがこの動画です。

というわけで、部員さんたちが「コロナに負けるな」というメッセージと共にお伝えくださいました。元気が出ますね。

緊急事態宣言が解除されたといっても、生徒さんや受験生の安全と健康を第一に考えたこのノートルダム女学院ではオープンスクールをWebで開催します。参加希望者は学校のホームページよりお申し込みください。何千人申し込んでも感染リスクはゼロです。交通費もかかりませんから、小中学生女子は是非ご参加ください。