2020年5月20日 水曜日
以前このエントリーで学校の移転計画について紹介した「大阪国際大和田中学校・高等学校」に関するお話です。こちらの吹奏楽部は昨年の「開成進学フェア」のミュージックフェアにも出場してくれた礼儀正しくて元気な皆さんなのですが、春の定期演奏会も開催できず、吹奏楽部コンクールの中止も発表され・・・と今までの努力が形に残らないという大変かわいそうな状態になっていました。実はこの吹奏楽部、各自の担当楽器を練習するだけではなく、水を入れて音程を調整した空き瓶を、一人1本か2本ずつ持ってその音のタイミングになったら横から吹いて音を出す、という、空き瓶を使ったハンドベルのような練習もしており、その成果はミュージックフェアでも披露していただきました。今回のStay Home状態で脚光を浴びたのはこの技術。おうちにいても、ビンはあるぞ、そんなに大きな音は出ないので近所迷惑でもないぞ、というわけで、星野源の「うちで踊ろう」に合わせて演奏してみて、編集したらみんなで演奏したように見えるのではないか。と企画したここまでは良いのですが、集まった動画を見ると、それぞれ互いに人の音が入っていない状態で演奏しているわけですからタイミングは悪い、音程もあっていないなど、想像以上の困難が・・・。そこを何度も修正してできた動画がこちら。
というわけで、なかなかのクオリティーです。皆さん楽しそうですね。先生も楽しんでます。というわけで、できるだけ引き続きおうちに居ましょう。
因みにこちらの学校でもオンライン説明会が実施されます。 お申し込みは学校のHPをご覧ください。おうちでどうぞ。
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2020年5月19日 火曜日
部活の戦績も、大学合格実績もうなぎのぼりと人気上昇中の浪速高等学校・浪速中学校ですが、まだまだ外出がはばかられる状況の5月中には オンライン個別相談会を実施するそうです。実はここ数か月間、直接人が集まることが難しい今の状況が続いていることで、ご家庭のインターネット環境やオンラインに関するスキルが向上し、そればかりか映り込み用に背景の壁の装飾や観葉植物のセッティングにこだわるなど、独特な文化が発達してきています。そんな今、 オンライン個別相談会はもはや生徒・保護者にとって大歓迎な企画といえるでしょう。
こちらの学校ではZoom中継での相談会を企画しているようです。予約制となっておりますので、学校のHPからお申し込みください。人気の秘密を学校の先生方から直接聞いてみましょう。
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2020年5月18日 月曜日
先日、このエントリーで「全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)の中止をお知らせしましたが、先日、日本吹奏楽連盟より、吹奏楽の「甲子園」全日本吹奏楽コンクールと、マーチングの「甲子園」全日本マーチングコンテストの中止が発表されました。緊急事態宣言もそろそろ解除なので、なんとかなるか?と期待していたのですが、残念ながら今年の全国大会は無くなりました。地域ごとのコンクールは地域ごとの判断となるそうですが、例えば大阪の中高生は3か月間楽器を吹いていないわけですから、ここでコンクールやります、といわれてもなかなか実力を出し切るのは難しいかも知れません。全国大会だけでなく、地区大会も無くなれば、特にコンクールで引退すると決めていた卒業学年向けに、気持ちの区切りになるイベントを企画していただきたいものです・・・(涙)。
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2020年5月15日 金曜日
昨日の記事を書いたついでに常翔学園中学校・高等学校のホームページを見てみました。トップページがいきなり先生方総出演の動画です。世間では外出自粛、不要不急の外出は避けましょう、学校も登校日が始まりましたが、数グループに分けて2時間以内とか、子どもにとっても何かとストレスのかかる日々が続いていますが、この常翔学園のトップページはそのような雰囲気を吹き飛ばす勢いがあります。
因みにバックで流れている歌も手拍子も、挿入されているイラストも先生方の手作りで、なんと作成に30時間を要したそうです。先生方が楽しそうに手を振ったり、ポーズを決めるなどのジェスチャーをする様子が次から次へと、それでいて、決してふざけているのではなくて品性が保たれているところが常翔学園らしいところです。このページが無くならないうちに一度クリックして、元気をいただきましょう。
( ↓ リンク先はこちら)
https://www.highs.josho.ac.jp/
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2020年5月14日 木曜日
関西では学校法人立命館が全学生、児童・生徒に3万円支給というニュースを5月1日に紹介しましたが、学校法人常翔学園はさらにその上を行く支援を打ち出しました。 学校法人常翔学園といえば、「常翔学園中学校 高等学校」と「常翔啓光中学校 高等学校」の2つの中高と、「摂南大学」、「大阪工業大学」、「広島国際大学」という3つの大学を有していますが、中高では生徒・学生一人当たり3万円、大学では5万円という学習支援金を支給するとのことです。それぞれの学校ではオンライン授業が提供されていますが、その準備のためにおうちでもお金がかかったでしょ、というわけでその費用の一部を支給するという形です。
しかし、このグループ合計で2万4千人以上の生徒、学生が在籍していますので、合計金額はなんと10億円以上!このくらい大きい法人になると、こんなこともできちゃうのですねぇ。
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2020年5月13日 水曜日
このエントリーでも紹介しましたが、昨年にお邪魔した神戸の松蔭中学校・高等学校は、今年から新たなコース制が取り入れられました。さらにその目的をはっきりさせるかのような2021年度入試の募集要項が早くも発表されました。
まず、出願方式についてですが、Web出願が導入されます。それに伴い出願締め切りは、解禁日については前日正午まで、2日目午後、3日目については、当日でも出願可能となっています。
昨年からリスニング付きの英語入試もありましたが、次年度からはグローバル・ストリーム(GS)希望者には英語による面接も取り入れられます。 さらに、英検・漢検による加点もありますので、今までに取得していた受験生にとっては朗報というわけです。グローバル人材育成というはっきりとした目的のために英語入試を拡充させるというわけですね。詳しくは学校HPをご覧ください。
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2020年5月12日 火曜日
兵庫県宝塚市の雲雀丘学園でも5月に入ってオンライン授業が開始されました。校内には無線LANの設備がありますが、通信の安定性を求めて先生方が廊下や教室にLANケーブルを敷設し、1フロアに各学年のためのスタジオ計6つを設置するなど、高品質なオンライン授業を追及しています。(↓授業中継の様子です。もはやオンライン予備校並みの設備と体制です。)
動画配信や双方向授業など、科目や内容によって様々な形式の50分授業が、中学生は朝から昼まで、高校生は昼休みを挟んで午後まで続けられています。最後に終礼に参加し振り返りを記入すれば1日の終わり・・・とこれでも十分なのですが、そのあとオンライン部活。そういえば雲雀丘学園でも活発で多彩な活動でも有名な鉄道研究部、じっとしていないだろうなと思って調べてみると、やっぱりプラレールにかぶせることができるペーパークラフトなど発信しているではありませんか。もちろん茶道部の先生からの発信やバスケ部のオンラインミーティングなど他の部活もオンラインで活動しています。物理的に離れていても楽しそうですね。
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2020年5月7日 木曜日
連休までは、と我慢していたのに、残念ながら今日から全面解除!とならず、学校のライブ授業も止まったままで、各学校の入試説明会も中止になっているところが多いのですが、バーチャル始業式、双方向オンラインでの授業を続けている立命館宇治中学校・高等学校は、当然のように「オンライン」の形で個別相談会を実施します。実は4月もこの形式で相談会を行ったそうですが、なんと約100組の「来訪」があったそうです。
入試方法やコース設定も多彩な立命館宇治中学校・高等学校については、特に個別相談が必要でしょう。興味がある方は学校ホームページよりお申し込みください。
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2020年4月28日 火曜日
NHKのニュースでも紹介された神戸市須磨区の「須磨学園」は全生徒に制服ならぬ「制携帯」を持たせることでも知られる進学校ですが、昨年から夙川中学・高等学校も同じ法人に迎え、規模拡大でも勢いの止まらない学校です。すべての生徒は「制携帯」とパソコン、家庭での通信環境が整っているわけですが、この新型コロナウイルス感染症の影響で、この準備が最強の武器になりました。 まず、朝8時ごろには生徒は自宅で制服に着替えてパソコンの前に座って、朝のオンラインホームルームから1日が始まります。 時間割通りに全教科の授業が行われ、体育の授業では全員体操服に着替えて参加です。
さて、授業が終わったら・・・
何とオンライン部活の始まりです。サッカー部もバスケットボール部もオンラインミーティングでお互いの状況を報告した後、体幹トレーニングをしたりしています。中高ダンス部もストレッチや振り付けの打ち合わせをしています。鉄道研究部は顧問の先生を交えてのオンラインミーティング。生徒会活動もオンライン。学校のホームページにその写真や動画が紹介されていますが、皆さん楽しそうです。 もちろん個人面談や先生方の会議、生徒のアクティブラーニングなどでも、通信機器と環境が活用されています。これからはこのような学校運営スタイルに慣れておくというのも大きな財産になりそうですね。
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2020年4月27日 月曜日
新型コロナウイルス感染症の影響で、史上初のことがあちこちで発生していますが、ついに全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の中止が発表されてしまいました。全日制の高校生を対象にしたこの体育大会、今年は北関東での開催とされていましたが、会場や宿泊施設がオリンピックと重なるため、他の地域にも会場を散らすなど、様々な工夫や調整が行われてきたのですが、オリンピックに続いてこちらも中止となりました。オリンピックは延期という形で、来年でも今の代表選手の多くが出場することが可能ですが、インターハイは出場できるのが高校生に限られていますので、特に新高3生は今回の中止で、今までの練習の成果を発表することができなくなったわけです。因みにこのニュースがNHK総合で流れたとき、清風高校の体操部と金蘭会高校のバレーボール部の先生がインタビューされていました。さすがNHK、よくご存じでございます。
高校野球連盟は、今回の決定を参考にするとしていますので、「夏の甲子園」も黄色信号です。また吹奏楽コンクールも中止検討との情報が入っています。すでに約2か月、練習ができていませんので、例年通りの日程で開催されたとしても参加団体は減るとは思いますが、ここを目標に頑張ってきた生徒や先生方の心を思うと、音源審査など、何らかの形で今までの成果を評価してあげてほしいと思います。
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