【まだ間に合う】中学入試説明会

2020年12月14日 月曜日

今年の中学受験に関するお話です。年度前半のオープンスクールがことごとく中止になった影響でしょうか、例年ならプレテスト受験が実質受験校決定の最後のきっかけになるところですが、まだ受験校選択に迷っているご家庭が少なくないようです。

というわけで、既に出願が始まっているタイミングですが、ここで追加の説明会を開催する学校さんも出てきました。

残念ながらまだ、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いています。これから何が起こるかわかりません。そこで春の休校期間中も教育活動を止めなかった私立中学校に入学しておくという考えもありだと思います。例えば大谷中学校の「未来力テスト」という思考力型の入試なら、中学受験の準備に自信がない受験生にも対応していますので、今からでも間に合いますよ。

【大阪】大谷中学校入試 新型コロナウイルス感染症対応

2020年12月11日 金曜日

中学入試まであと30日余りとなってまいりましたが、残念ながら新型コロナウイルス感染症(covid-19)の再拡大が止まりません。受験生本人の罹患だけではなく、濃厚接触者と認定される、というリスクも現実的になってきた今、各校としてはその対応を発表しています。そんな中で大阪の大谷中学校から届いた文書では追試験対応についての手順や日程等細かく明記されています。手続き日についても、受験日にお知らせするとの一文で、無用な問い合わせを減らすこともできることでしょう。この日のための入試問題の追加作成など、学校挙げての追加対応も大変になると思いますが、このように対象者やその後の対応を明記しておくというのは、受験生のみならず、平常時から生徒・保護者の不安を少しでも減らそうとする学校の姿勢がよく表れているなぁと感じた次第です。

埼玉県高校別 難関国立大学合格率 ランキング

2020年12月10日 木曜日

昨日に引き続き、埼玉県の高校ごとの難関国公立大学ランキングも作ってみました。元データは同じく、「サンデー毎日増刊 大学入試全記録2020年度版」国立の国立難関10大学(旧帝国大学7校+一橋+東工+神戸)の合格者数を卒業生数で割った【率】についてのランキングです。

東京は10大学【率】が5%以上の学校が53校ありましたが、埼玉県では9校。そんなに差がありますかね、と思ってよく見ると、埼玉県の方が1つの学校の人数が多いというのも影響しているようです。1位は県立浦和。1895年創立以来125年間男子校です。東大合格者数の平成以来の累積で1000名を超え、全国の公立高校では1位だそうです。 2位は同じ県立でも共学校の大宮高校。10年前に進学指導重点推進校になり、完全男女共学(それまでは男子クラス、女子クラス、共学クラスが混在)になってから東大合格者数が伸びたという学校です。3位は県立川越。こちらも男子校です。因みに音楽部(男声合唱)やクラシックギター、弦楽合奏、など音楽系の部活が全国大会レベル、その他有名な部活多数、といった元気いっぱいの学校です。SSHに指定されるなど理系にも強いので北海道大や東北大に進学しているのですね。5位の春日部高校も同じくSSH指定の男子校です。 というわけで、埼玉県の進学校は、県立であっても特徴があって、学校生活も楽しそうだなぁ、というお話でした。

東京都高校別 難関国立大学合格率 ランキング

2020年12月9日 水曜日

このところ、近畿圏の学校の話題が続きましたので、久しぶりに東京の高校についてのデータも紹介してみたいと思います。元データは「サンデー毎日増刊 大学入試全記録2020年度版」を参考にしています。

その中から国立の国立難関10大学(旧帝国大学7校+一橋+東工+神戸)の合格者数の合計を、学校の規模の大小による影響を補正するために、卒業生数で割った【率】について、ランキングを作成してみました。 すると、1位は筑波大付属駒場。卒業生数が161名という規模の高校なのに、東大には93名、その他を含めて101名と学年の6割以上がこの10大学に合格、という圧倒的な合格実績を誇っています。2位は東大理Ⅲ13名をはじめとして、東大だけで185名の合格者を誇る男子校の開成。こちらも6割近くが10大学に合格です。3位は女子校である桜蔭。この表にはありませんが、早稲田にも152名、慶應義塾にも97名と圧倒的な合格実績を誇ります。一方、私立以外の学校も健闘しています。都立国立、都立西、筑波大付属、日比谷・・・。おや?制服が無い自由な校風の学校が上位に並びます。 というわけで、東京都には429校の国立、公立、私立の高等学校がありますが、難関国公立に近い高校はそれほど多くないかも、というお話でした。

長野県の佐久長聖中学校 大阪入試に参入

2020年12月3日 木曜日

野球、駅伝、バスケット、女子サッカーなどスポーツの分野でもよく名前を聞く「佐久長聖中学・高等学校」から広報の先生が当社にいらっしゃいました。昨年首都圏の教室からの受験生がいたので、そのご縁?と思っていたら、そうではなく、なんと大阪入試に参入するとのことです。 進学校としての実績を調べてみると3か年合計で、東京大6名、京都大3名、国公立の医学部医学科に17名、早稲田28名、慶應義塾5名など難関大学にがんがん合格しております。というわけで、関西の難関中学受験を考えている層の前哨戦としての受験も有りだと思います。入試教科は3教科、4教科選択制となっています。如何でしょうか。

常翔学園中学校のプレテスト手渡し会にお邪魔してきました

2020年12月2日 水曜日

年々受験者が増加している常翔学園のプレテストの手渡し会に、今年もお邪魔してみました。平日の夕方、普通なら先生方はご帰宅の時刻かと思うのですが、煌々と電気がついています。古代ローマについて話し合いながら帰宅する生徒さんたちとすれ違いました。よほど世界史の授業が楽しかったのでしょう。

さて、手渡し会場はこのような状況。新型コロナウイルス感染症を防止するため、広々と設置された相談ブースに先生方が待機しています。出口では過去問数年分が自由に持って帰れるように準備されていました。

いつものように生徒さんの手書きによる応援メッセージも飾られています。良いですね。

入試に関する対策をまとめた印刷物も頂戴しました。館内丸ごと抗菌コーティングをしたそうです。徹底しています。

ということで、受験時から既に安心・安全な常翔学園、というお話でした。

2021年度中学入試 学習塾の応援合戦は自粛か【コロナ対応】

2020年12月1日 火曜日

いよいよ12月。来月には多くの私立中学校で入試が行われますが、残念ながら現在全国的にも新型コロナウイルスの感染者が増えてきているようです。各中学校から、入試に対する注意事項が届いておりますが、試験会場は座席を半分にする、換気を随時行う、事前に教室などを消毒しておく、など学校も様々な工夫をするようです。また、引率する保護者も1人まで、必ずマスクを着用する、試験一週間前から体温は測定しておく(その一覧表の提出を義務付ける学校も)など、受験者に対する注意事項が書かれているものもあります。加えて学習塾の激励も遠慮してほしい、という学校もあるようです。例年一部の中学校では中学受験を専門とする塾のスタッフが幟を立てておそろいのベンチコートを着て受験生を激励するという光景も見られましたが、その場での密集や接触を避けるためにも、今年は静かな入試になるのではないでしょうか。

もちろん、当塾では学校や受験生に不安を与えることを避けるために、当日の現場での激励は最小限にとどめ、基本は試験前に各教室で激励する方針です。安全・安心な入試のためにも、学習塾としてもできるだけの協力はさせていただきたいと思っています。

ノートルダム女学院中高 オーケストラクラブ体験相談会+クリスマス入試説明会

2020年11月27日 金曜日

今回は開成進学フェアのミュージックフェアにも参加していただいた京都のノートルダム女学院のお話です。1948年、第二次世界大戦敗戦直後の混乱期に、アメリカ・セントルイスから4人のシスターが京都に派遣されましたが、その時持っていらっしゃった数台のバイオリンがノートルダム女学院中学高等学校オーケストラクラブの始まりなのだそうです。2019年には佐賀県で開催された「第43回全国高等学校総合文化祭」に京都府代表で京都合同オーケストラとして出演、「全国高等学校選抜オーケストラフェスタ」(東京)には、8年連続で選抜され単独出演、今年は中止になってしまいましたが、びわ湖ホールで定期演奏会を毎年開催するなど、関西を代表する学生オーケストラの一つとなりました。

というわけで、この学校がオーケストラクラブ推薦を行っている理由がお判りいただけたと思います。しかし、オーケストラでの演奏経験がないけれども大丈夫かな?と思われる小中学生女子、ご心配はございません。みんな入学後にオーケストラというものに参加した先輩ばかりです。先輩・後輩関係で受け継がれる技術に加えて、複数の指導者も入ることで、自然と高水準の演奏を届けることができるようになるようです。ひとまず楽器に興味のある女子は申し込んでみましょう。詳しくは学校ホームページをご覧ください。 併せて今年最後の説明会のお知らせも届きました。

こちらも詳しくは学校ホームページでご確認ください。

こちら↓の写真は2019年9月に撮影した弦楽器だけの練習風景です。今では皆さんマスク着用で練習していますが、そもそも弦楽器はエアロゾルが発生しませんので安全です。

楽器のレンタルも可能だそうです。中学からの入学については弦楽器初心者でも大歓迎。特に、チェロ、ビオラは熱烈求人募集中のようです。因みに上皇陛下はチェロ、天皇陛下はビオラが弾けますので、始めておくことで将来お会いする機会があれば話が弾むことでしょう。

【今からチャレンジ】樟蔭中学校入試 2月の入試日程発表【スクープ】

2020年11月25日 水曜日

東大阪市、近鉄奈良線「河内小阪駅」から徒歩4分、身体表現コースでも有名な「樟蔭中学校」ですが、このコロナ禍の中でも教育活動を止めることもなく、国際教養コースの生徒たちもスピーチコンテストで活躍するなどそれぞれのコースが元気な女子で満ち溢れています。 ところで、来年1月16日(土)は京阪神の私立中学校入試の解禁日ですが、コロナ禍の影響によって入試はどのようになるのか、心配なところです。また、年度の前半にはオープンスクールや学校説明会の多くが中止になり、中学入試の勉強を始めるのが遅かった受験生も居ると思います。そんな中で、樟蔭中学校から良いお知らせが届きました。

 なんと解禁日から1か月以上後ろの2月24日の入試日程も設定しました。これなら解禁日まで2か月を切った今の時点で、もう中学入試を断念しようかと思っていた女子も、締め切りが3か月後になりましたよ。2科目受験ですから今からでも間に合いそうです。また、体調不良のために1月入試で力を出し切れなかった場合でも出願が2月に入ってからですので間に合いそうです。 ということで、詳しくは学校のホームページをご覧ください。

金光大阪中学校 高等学校にお邪魔してきました 【コロナ対策】

2020年11月20日 金曜日

大阪府北東部、阪急上牧駅前の金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました。いつ行っても感心するのですが、どの生徒さんも大きな声で気持ちよく挨拶してくれます。先生に聞くと、学校としては特にそのような指導をしているわけではなく、先輩から自然に受け継がれている伝統だそうです。そういえば今月引退した中日ドラゴンズの吉見一起選手もここの出身でした。あの礼儀正しさは金光大阪によるものだったのですね。

 この写真では広さが伝わらないのですが、放課後は自習室にもなる立派な食堂をのぞいてみました。ここでは焼き立てのパンも提供されており、夕方でも販売しています。コロナ対策ということでしょう、全席1方向にそろえられ、正面には透明の仕切りが付けられています。まだまだ感染拡大が収まりそうにないコロナ禍ですが、生徒の利便性を維持しつつ、感染防止の工夫がされている、というお話でした。