【速報】親和中学校・親和女子高等学校 「共学部」新設

2024年6月19日 水曜日

このエントリーでも何度か紹介した神戸市灘区の親和中学校・親和女子高等学校は137年の歴史を持つ神戸最古の女子校で、35年前に神戸市外大の跡地の現在地に移転新築された校舎も自慢の学校です。図書館からの神戸港の眺望も最高です。

中学募集では適性検査型やプレゼンテーション入試など特色のある選抜方法を取り入れるなど、最先端の入試方式を取り入れている事でも知られています。

さて、内部的には5月に既に公表されていたようですが、昨日2025年度の中学募集から男子にも門戸を開くことが発表されました。現時点での情報では、「女子部60名、共学部男女130名」という募集を行うそうです。中学校の校名には「女子」の文字が入っていないので学校名は現状を維持したまま、との事です。

ところで同じ法人が運営する神戸親和大学は2023年度募集から共学化したのですが、共学化前の2022年度の入学者数は243名だったのに対し、2023年度の入学者は467名(なんと1.9倍)と急増したというのも大きなきっかけとなったのでしょう。ただし女子校としての伝統も守りたいということで、「女子部」という形で別学も維持するというお考えではないかと思います。

回し合格制度があるのか?入学後女子部と共学部間の移動が可能なのか?など、詳細については今後の発表を待ちたいと思います。

【海外に】大阪薫英女学院中学校高等学校 留学フェア【飛び出そう】

2024年6月10日 月曜日

大阪薫英女学院は留学制度があることでも有名ですが、最も長いプログラムはカナダかニュージーランドで11か月過ごすという本格的なものです。さすがに1年近く親元を離れて英語圏で生活すると、英語力だけではなく、積極性や国際感覚まで身につきます。というわけで、ひとまず留学ってどのようなものなのか、費用はどの程度かかるのかなど聞いてみなければ始まりません。留学に少しでも興味のある女子は是非参加してみましょう。

【人気の秘密を】ノートルダム女学院中学高等学校 オープンスクール【確かめよう】

2024年6月6日 木曜日

以前もこのエントリーでも紹介した京都東山のノートルダム女学院についてです。2023年度入試に関して、卒業生数101名という規模の学校でありながら、京都大学2名を含む国公立大に6名、関関同立+上智に37名が合格しているのですが、実は関関同立の指定校推薦枠だけでも47名分、それ以外の大学を含むと290学部以上の指定校推薦枠があるなど、大学からモテモテの高校です。

しかも学年の約半数が英検準1級に合格しており、オンライン英会話や英語でのプレゼンテーションを取り入れた授業も効果を発揮しているようです。

6月22日の小学生対象オープンスクールではオーケストラクラブの演奏や在校生による校内見学などお楽しみプログラムが用意されているようです。小学生女子はこの学校の人気の秘密を確認しに行ってみてはいかがでしょうか。お申し込みは学校HPからどうぞ。

建国中学校が変わります!

2024年6月5日 水曜日

以前このエントリーでも紹介した大阪市住吉区、南海高野線我孫子前駅近くの建国中学校・高等学校は、韓国系の学校ですが、日本の一条校(学校教育法第一条に規定されている学校)でもありますので、基本カリキュラムは学習指導要領に基づいています。しかし、韓国をはじめとして海外大学への進学を考えている生徒・保護者も多いため、語学教育には多くの時間が用意されています。習熟度別の韓国語の授業や、中3までに英検準2級取得を目標として標準以上の時間数の英語の授業、また海外からの入学者にも対応できる国語(日本語)の授業など、語学力養成については手厚い体制となっています。

生活面でも完全給食が実施され、空調が完備されている体育館など、安心安全にも配慮された学習環境です。

これでも十分魅力的な学校なのですが、さらに学びのスタイルを授業中心から探究活動に軸足を移そうという改革が行われています。

どのように変わるのか、是非説明会に参加して確認していただければと思います。

【中学受験生必見】清教学園中学校 「SEIKYO 中学模試」【早くもプレテストのシーズン】

2024年6月3日 月曜日

大阪府河内長野市にある清教学園の今春の大学合格実績は、卒業生402名に対し、国公立現役で138件(34.4%)既卒まで加えると157件合格、関関同立合計では現役で453件、合計で510件合格でした。圧倒的な実績を誇る進学校ですね。

この数字だけを見ると、生徒はゴリゴリと受験勉強をしているのかと思ってしまいますが、以前このエントリーで紹介したように、実際には生徒の主体性を重んじた伸び伸びとした教育活動が行われています。

こちらでは例年2回のプレテストが実施されていますが、今年の第1回目の日程が発表されました。夏休み前の祝日を利用して算数と国語2教科の試験が行われます。中学受験生はぜひ参加しましょう。

【スクープ】初芝立命館中学校 高等学校が「利晶学園大阪立命館」に【校名変更】

2024年5月31日 金曜日

※2024年6月5日、学校名を修正しています。法人名を冠した「利晶学園大阪立命館」が正式名称となります。

初芝立命館中高、初芝富田林中高、初芝橋本中高、はつしば学園小学校、はつしば学園幼稚園などを運営する学校法人大阪初芝学園は法人名を「利晶学園」に変更することが決定されたそうです。

それに伴い、小学校、幼稚園はそれぞれ「利晶学園小学校」「利晶学園幼稚園」となるそうですが、初芝立命館中高は「利晶学園大阪立命館」と変更になるそうです。

現時点で初芝富田林、初芝橋本の校名変更は発表されていませんので、少なくとも次年度は現行の校名のままで運営されると思われます。

因みに早稲田摂陵高等学校も2025年度から「早稲田大阪高等学校」への校名変更と推薦枠を現在の30名程度から74名に拡大すると発表されています。大学による高校の系列化が関西でも拡大しているのでした。

【小学校4・5・6年生対象】帝塚山学院泉ヶ丘中学校 体験入学

2024年5月29日 水曜日

98年の歴史を持つ女子校、帝塚山学院が1983年に現校地に中学2クラス、高校3クラスの男子校を開設したのが帝塚山学院泉ヶ丘中学校、高等学校の始まりです。翌年には女子のみの国際科を開設ししばらく男女別コースで学ぶ体制でしたが、1999年から中学が、年次進行で2002年から高校の普通科も共学化し、2005年からは高校の国際科も含めて全面的に共学校となりました。伝統女子校がニュータウンの中に共学校をつくったという点で金蘭会が作った金蘭千里中高(後に法人分離)と似ていますし、かつて行われていた「併学」の形は奈良の帝塚山中高(帝塚山学院とは別法人)を思い出します(2027年度からは帝塚山高も共学化、中は併学を維持)。

それはさておき、当初から進学校として地域の人気を集め、2023年度難関10国立大(旧7帝大+一橋、東工、神戸)ランキングで大阪府220校中26位と高い実績を誇っています。

地域の私立中学校10校の入学者数を見てみると、入学者数200名超は清風南海(289名)、帝塚山学院(264名)初芝立命館(203名)の3校で、その次が帝塚山学院泉ヶ丘(147名)、浪速(141名)と続きます。というわけで、元気な私立中学校が多い地域だともいえます。

今年もこの帝塚山学院泉ヶ丘中学校では体験授業のイベントが開催されます。

いずれも魅力的な内容となっています。お申し込みはお早めにどうぞ。

【速報】大谷中学校(大阪) 適性未来型入試 廃止【中学入試にはなじまない?】

2024年5月20日 月曜日

大阪の大谷中学校の凛花コースで行われていた「適性未来型」入試が廃止されるという情報が入りました。2018年度に時代を先取りする多様な選抜方法の一つとして「未来力」テストは導入され、導入前の試作問題も含めて良問ぞろいだったのですが、受験する小学生にとっては少しハードルが高く見えたのでしょうか、科目入試を上回る受験生が集まることは無かったようです。仁川学園の総合問題や、香里ヌヴェール学院の思考力テストも廃止され、大阪薫英女学院の課題解決型も適性検査型に切り替えるなど、他校でも同様の流れとなっています。どうやら思考力型は中学入試との相性があまり良くなかったようです。

一方で複数の資料を横断的に利用する、科目の枠を超えた身近な生活をテーマにした出題の適性検査型を導入する学校は増加しています。適性検査型は各科目の基礎的な知識や技能を必要としますので、これからも基礎学力は重要になってくるというわけなのでした。

【校舎がさらに拡張】京都産業大学附属中学校 高等学校 オープンキャンパス

2024年5月14日 火曜日

京都市下京区、丹波口駅の近くの旧専売公社(現JT)跡地に移転し、近代的で明るい校舎も自慢の京都産業大学附属中学校高等学校は、その名の通り京都産業大学への内部進学が可能であるとともに、今春も京大、阪大、神戸大、島根大医学部など国公立大学に30名の合格実績を誇るなど、他の大学受験にも力を入れていることで知られている学校です。

ところで同じ敷地の中に、「むすびわざ館」という大学法人の建物があるのですが、京都府庁舎の建て替えに伴い、京都府教育庁がそこの3階、4階に入居していました。しかし京都府庁舎の完成に伴って、そのフロアが空きました。そこでそこをリニューアルして200席を超える自習室やグループ学習ができるスペース、質問コーナーなどを設ける予定だそうです。

現状でも学習環境としては十分整っていると思うのですが、さらに充実する学習環境も楽しみですね。

詳しくはオープンキャンパスで聞いてみましょう。

【今年も開催】浪速中学校 体験レッスン【小5・小6対象】

2024年5月9日 木曜日

今春募集人数を90名から120名に増加させたところ、結果的に入学したのは141名と募集面でも絶好調の浪速中学校から体験レッスンのご案内が届きました。

浪速中学校高等学校は学外に立派な研修やスポーツの施設がありますが、今回も学外のゴルフ場、テニス場、陸上競技場を使っての体験レッスンが開催されます。

そのレッスン講師もこの通り、プロゴルファー、テニスの全日本チャンピオン、陸上ではアテネオリンピック選手!このレベルのトップアスリートから教えていただける機会は一普通の小学生なら無いと思います。

というわけで、これらの競技に興味のある小学生は是非参加しましょう。各施設までは学校からバス送迎が付いています。お申し込みはお早めに。