
京都の私立中学校、高等学校に興味がある皆さん、6月10日11日に岡崎公園の「みやこめっせ」で合同説明会が開催されます。新型コロナウイルス感染症は昨日から5類に移行されましたが、まだ不安な小中学生への配慮でしょう、時間帯と1組の人数を制限しての開催です。都合の良い日時を選んで事前に申し込みましょう。申し込み受付は再来週からとなっています。お忘れなく。
京都の私立中学校、高等学校に興味がある皆さん、6月10日11日に岡崎公園の「みやこめっせ」で合同説明会が開催されます。新型コロナウイルス感染症は昨日から5類に移行されましたが、まだ不安な小中学生への配慮でしょう、時間帯と1組の人数を制限しての開催です。都合の良い日時を選んで事前に申し込みましょう。申し込み受付は再来週からとなっています。お忘れなく。
次年度で創立40周年を迎える京都府宇治市の京都翔英高等学校は、野球、バスケット、サッカーなどスポーツの強豪校としても知られていますが、単位制を生かした多彩な学びやFA(フリーアカデミー)という中学校の学び直しもできるクラスを設置するなど、多様なニーズに応える体制が整っている学校です。
それに加えて次年度から「看護科・看護専攻科」の設置に向けて準備していることが発表されました。京都では看護師不足が進行しているとの事ですから、これまた地域のニーズに沿った改革というわけです。「看護専攻科」というのは高校卒業後2年間通学することで看護師の受験資格が得られるというコースです。つまり最短で20歳で看護師として就職できるというわけですね。現在設置申請中との事ですが、詳細については今後の説明会で発表されると思われます。注意が必要です。
現在校舎全面改築中の相愛中学校、高等学校から年間の入試関連イベントのお知らせが届きました。必要最小限のシンプルかつスタイリッシュなチラシです。
見習って、このブログも今日はシンプルにしてみたのでした。
詳しくは学校のHPをご確認ください。
2014年から2015年にかけてNHKで放送されていた朝ドラ「マッサン」の主人公は「ニッカウヰスキー」の創業者、竹鶴政孝をモデルにしたものだというのは知られていますが、当時からウィスキー製造で世界的にも有名だった竹鶴政孝氏、実は1年間だけ化学の教員をしていたことがあります。その学校というのが桃山中学(現:桃山学院高等学校)だったのです。今を思えば何と贅沢な話でしょう。
それはさておき、桃山学院中学校・高等学校は、今から139年前の1884年、川口外国人居留地(現:大阪市西区川口)にイギリス聖公会の宣教師によって開かれた男子校の小学校がルーツです。その後高等英学校となり、1912年に現在の校地に移転し、学制変更を経て現校名となり、2001年から共学化、現在の姿となります。
多彩な学校行事や部活動やサークルも多く、とても楽しい学校なのですが、進学校としての実績も、国公立に221名、関関同立に460名(2022年度実績)と立派なものとなっています。
入試関連イベントの年間予定が送られてきました。説明会も大切ですが、生き生きとした在校生の姿をご覧になるのもお勧めですので、オープンキャンパスやクラブ見学・体験会の日程などもチェックしておきましょう。
大阪府公立高校の一般選抜の出願は3月7日で締め切られましたが、大阪府教育委員会から出願数が公表されました。
旧学区別に概要を紹介します。
【旧1学区】
出願倍率が1.5倍を超えているのは大阪府下で4校ですが、そのうち3校は旧1学区に集中しています。府下最高の1.68倍の激戦となる春日丘、1.56倍の豊中、今年定員が1クラス(40名)減少した茨木の1.51倍となっています。茨木の出願数は昨年の579名から562名と17名しか減少しませんでしたので、倍率が上昇したというわけです。一方、希望調査では定員未達だった7校は定員割れが回避されましたが、2校は未達となっています。旧1学区合計での平均倍率は1.25倍と高めになっています。
【旧2学区】
こちらは全体的にバランスの良い倍率となりました。最も高い所でも四條畷と東、昨年は茨田を除いて8校もあった定員割れが、今年は4校となっています。この地域の平均倍率は1.13倍と落ち着いています。
【旧3学区】
今までの中学校校長会の進路希望調査と似たような傾向になったのがこの地域です。昨年8校が定員を下回りましたが、今年は7校となっています。そのうち4校が4年連続、3校が3年連続となっています。この地域の平均倍率は1.14倍です。
【旧4学区】
進路希望調査では2倍を超え、昨年の入試でも1.44倍と狭き門だった三国丘が今年は1.59倍の激戦となっています。希望調査では1.14倍と落ち着いていた岸和田が1.31倍と増加しており、泉陽も1.31倍ですので、上位は高めの倍率になっています。そんな中で今年定員増をした鳳が1.04と落ち着いています。定員割れは4校ですが、その内2校は3年連続となっています。旧4学区の平均倍率は1.13倍と落ち着いています。
試験は3月10日(金)、合格発表は3月20日(月)です。受験生の皆さん、体調に気を付けて頑張りましょう。
3月8日に行われる京都公立高校中期選抜の志願者数が発表されました。
京都市・乙訓通学圏の状況ですが、昨年大人気だった鴨沂高校は今年は揺り戻しで下がりましたが、それでも1.38倍となっています。中期選抜での募集が少ない桂高校の植物クリエイト科と園芸ビジネス科は受験生が少し増えただけですが、倍率としては大きくなっています。山城通学圏では人気の城南菱創高校が1.58倍と高倍率ですが、中学募集も行っている南陽は1.19と落ち着いた倍率になっています。京都市・乙訓通学圏と山城通学圏のみデータを貼り付けておきます。
受験生のみなさん、希望の高校に合格できるように頑張ってください。
今年2月に行われた大阪府の私立高校入試で、本年度1000名以上が志願した24校について分析してみました。まず、志願者数ランキングは毎度おなじみ近畿大学附属が1位、2位は浪速、3位以下桃山学院、上宮、大阪と続きます。一方この24校の中で専願率(ここでいう専願率とは外部募集枠に対する専願者数の割合です)のランキング1位は大阪学院大学、2位は興國、3位以下は関西福祉科学大学、履正社、大阪商業大学と続きます。2020年~2022年の平均を基準として、今年の専願率が1.4倍以上と大きく伸ばしているのが、履正社、あべの翔学、追手門学院の3校です。関西大倉は専願率が一番低くなっていますが、これでも例年よりは高めになっています。
今日から大阪公立高校の一般入学者選抜の出願です。進路希望調査ではとても高倍率になっている学校もありました。どうなるのかとても心配です。
先週行われた京都府の公立高校の受検者数(学力検査なので、「受験」ではなく、「受検」と表記します)が発表されました。まず、志願者数の合計は昨年の10,816名から今年は10,710名(約1%減)、受検者は昨年の10,307名から10,250名(約0.6%減)とほぼ同数でした。欠席者は昨年よりも減少しています。
平均受検倍率は昨年の1.99倍から1.92倍に若干緩和されましたが、普通科は2.42倍と狭き門となっています。そんな中で実質倍率が5倍を超えているのが5校あります。そこでランキングを作ってみました。
順 | 高校名 | 学科・方式 | 受検倍率 |
1 | 桂 | 普通科・A方式 | 6.00 |
2 | 鴨沂 | 普通科・A方式1型 | 5.54 |
3 | 田辺 | 普通科・A方式 | 5.46 |
4 | 日吉ケ丘 | 普通科(単位制)・A方式 | 5.21 |
5 | 西城陽 | 普通科・A方式1型 | 5.15 |
なかなか厳しい倍率となっています。明後日が発表日。どきどきです。
新聞報道によりますと、大阪府教育委員会は1月23日、新たな再編整備計画案を承認した、とのことです。
中学生の人口減に伴って、2023年からの5年間で9校程度の府立高校の募集停止を発表する、との内容です。
過去の府立高校の1次募集の段階で、ここ数年連続して定員を割っている普通科および普通科併設の府立高校を数えてみますと、4年連続は5校、3年連続も5校の合計10校あります。それ以外に総合学科や職業科でも数校ありますが、それは別の役割がありますので分けて考えるとすると、この普通科10校のなかでの統廃合が行われる可能性が高いのではないでしょうか。
具体的な校名は出ていませんが、地域ではその学校は知られているわけですから、今年の志願者動向にも影響を与えるのではないでしょうか。
3月に発表される追加情報にも注目です。
昨年も紹介した京都府の今年度卒業予定の中学生の進路希望状況が、今年も京都府教育委員会から発表されました。
卒業予定者総数は昨年よりも204名減の22,211名とほとんど変わらないのですが、私立高校希望者は7,544名と昨年よりも148名増えています。学習すべき内容が大きく増加した指導要領の改訂で、高校の教育力がより重要となってきていますが、私学の手厚さが見直されているということでしょうか。
一方、通信制への進学希望者が451名(2021年度)⇒570名(2022年度)⇒760名(2023年度)とここ2年で約1.7倍と存在感が増してきています。