【続報】明浄学院高等学校 いろいろ変わる【共学化も】

2023年7月28日 金曜日

【共学化】

一昨日にこのエントリーでお知らせした、藍野高等学校がお引越しする件に関する続報です。明浄学院高等学校は女子校、藍野高等学校は男女共学です。この2校が一緒になると、当然共学になるわけです。というわけで、明浄学院高等学校は100年の時を経て、ついに共学校になるのでした。

【コース変更】

まだ設置許可申請中の内容も含まれますが、新しく届いたパンフレットによると、コース分けは普通科が「総合キャリア」「看護メディカル」の2つに、それに加えて「衛生看護科」の3コース募集になりそうです。現行の「進学アドバンス」コースは「総合キャリア」の中の専攻、という形にして残すようです。

【新校舎】

4階建ての新校舎と新体育館を建設中です。新校舎の1階には開放的な図書館やピアノ実習室、クッキングスタジオが、2階には看護実習室やコミュニティラウンジなど多彩な設備が自慢の4階建ての校舎です。冷暖房完備の新たな体育館は現在の体育館の建て替えでは無いので、体育館が2つという恵まれた環境となります。

【選べる制服】

明浄学院といえばセーラー服がトレードマークだったのですが、今回の統合に合わせて、女子はブレザー、セーラー、スラックスの3スタイルから選べるようになるようです。男子は今のところブレザー一択ですが、セーターやベストとの組み合わせを変えることはできそうです。

と、このように、いろいろと変わる明浄学院高等学校ですが、詳しくは今後のオープンスクール、または「開成進学フェア」の学校ブースで聞いてみましょう。

【4年ぶりのライブ開催】開成進学フェア (大阪会場・滋賀会場)【申し込み殺到!】

2023年7月27日 木曜日

年に一度の、学校選びのための大イベント「開成進学フェア」は久しぶりに会場(大阪は「マイドームおおさか」滋賀は「ピアザ淡海」)での開催となります。開成進学フェア’23(関西) | イベント・トピックス | 開成教育セミナー (kaisei-group.co.jp)

現時点で私立中高は123校、公立高校は15校、公立中高一貫校は3校が参加していただける事になっています。(学校関係の方々への業務連絡です。今年もご協力いただける学校の皆様、厚く御礼申し上げます。お申し込みがまだの学校様はお早めにご検討ください。)

ここまで多くの学校様に集まっていただけるのですが、あとは来場者が集まってくれるかどうか・・・。今週月曜日(7月24日)午前10時に申し込みサイトを開いたところ、現時点(26日水曜日)で大阪会場は956件、滋賀会場は113件の申し込みを既にいただいております。同じように会場開催だった2019年には大阪会場が900名を超え、滋賀会場が100名を超えたのがちょうど受付開始から10日目で、2018年までもほぼ同じペースでしたので、今年だけが異常な早さとなっております。みんなリアル開催を待ってくださっていたのですね。いやぁうれしいかぎりです。

今年から滋賀会場でも中学受験の分析会も行います。大阪会場と滋賀会場が同日開催となっておりますので近畿圏の小中学生の皆さん、9月18日(月祝)にはどちらかの会場にお越しください。私立学校のブースを回ってオリジナルの記念品をゲットしよう。

【祝】藍野高等学校×明浄学院高等学校=明浄学院高等学校【学校統合】

2023年7月26日 水曜日

100年以上の歴史を誇る大阪市阿倍野区の明浄学院高等学校はバレーボールやソフトボールなどのスポーツや、吹奏楽部の活躍でも知られている学校です。なにやら事件に巻き込まれたりしましたが、さすがは伝統校、今や茨木市の「学校法人 藍野大学」が運営する高校として落ち着きを取り戻しております。

さて、「学校法人 藍野大学」にも「藍野高等学校」がありますので、大阪の北と南で2つの高校を運営するのね、と思っておりましたが、【スクープ】明浄学院高等学校 2022年度から 藍野学園と協力関係 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)で紹介したように、協力関係を結んでおりました。しかしついに2024年4月から藍野高等学校が明浄学院高等学校の校地にお引越しすることになったのです。

藍野高等学校といえば、【最速で】藍野高等学校 12月10日(土)入試対策講座【看護師になろう】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)で紹介したように、高校卒業時に准看護師になれる+その後2年間で看護師にもなれる、というタイパ、コスパ抜群の「衛生看護科」を設置している学校です。それが大阪市内にできるのです。

因みに移転後は「藍野高等学校」の名称は使わず、「明浄学院高等学校」の衛生看護科となる見込みです。引っ越し先には新しい校舎も建設中で、明浄学院高等学校は1学年300名規模のマンモス校として生まれ変わることになりそうです。

というわけで、衛生看護科を目指している中学生の皆さんは、明浄学院で8月19日(土)に開催されるオープンスクールに参加してください。もちろん普通科をお考えの皆さんも明浄学院にどうぞ。

詳しくは、藍野高等学校のHPをご覧ください。

【神戸市垂水区】愛徳学園 入試イベント【女子校】

2023年7月25日 火曜日

1960年代に、神戸市の垂水区の山手も大規模な宅地開発がなされました。その宅地の中の「星陵台」というところにミッション系女子校である愛徳学園がつくられました。明石大橋が真正面の眺望良好な高台に、小学校、中学校、高等学校が並んでいます。

近年の高校卒業生数は30名強という規模ですが、部活も盛んですし、国公立3名、関関同立5名など進学校としても実績を出すなど、この規模だからこそできるきめ細かな教育活動が成果をあげています。ミッションスクールですから上智や南山のカトリック推薦制度も使えます。

という学校なのですが、この規模の学校の魅力というのは実際に学校に行ってみて確認していただくのが一番だと思います。

というわけで、小学生女子、中学生女子の皆さん、ご覧のイベントに参加して見てはいかがでしょうか。

【特に兵庫県住吉川以西の皆さん】Dジャーナル主催 個別進路相談会【小中高大集合しています】

2023年7月20日 木曜日

開成教育グループでは9月18日(月祝)に「開成進学フェア」を開催します。しかし兵庫県の第1学区、第3学区の皆さんにとっては、大阪会場まで距離もありますし、そもそも参加していただける近辺の学校さんが少ないのも事実です。そこで、その地域を中心とした個別進路相談会を一つご案内しましょう。

次の日曜日、名谷駅前で開催されるこの相談会は地域に根差したコミュニティー誌の発行元で、教育情報の発信でも知られている「Dジャーナル」の主催です。リストにある学校のブースが設置されていますので、小学校受験、中学校受験、高校受験をひかえている皆さんはもちろんのこと、それ以外の小中学生も是非参加してみてはいかがでしょうか。 予約優先となっていますが、当日参加も可能です。15時終了ですのでご参加はお早めに。

初芝橋本高等学校 サマーフェス ’23

2023年7月19日 水曜日

「学校法人大阪初芝学園」は今では幼稚園、小学校、3つの中学校・高等学校を擁する総合学園ですが、その学校群の中で唯一和歌山県にあるのが「初芝橋本中学校・高等学校」です。1991年開校ですから、まだ創立32年と若い学校ですが、サッカーや硬式野球の活躍もめざましく、多くのプロアスリートを輩出していることでも知られています。1学年150名前後の規模の学校ですが、国公立をはじめ、提携先の立命館に32名合格するなど、進学校としても着実に実績を出しています。

学校は和歌山県の橋本市にありますが、半数近くの生徒が大阪府から通学しており、奈良県も含めると県外からの通学者の方が多くなっています。

というわけで、大阪府、奈良県在住の中学生も一度学校を訪れてみてはいかがでしょうか。楽しそうなイベント満載です。

お申し込みは学校HPからどうぞ。

【スクールバスで】上宮太子高等学校 オープンキャンパス【楽々通学】

2023年7月13日 木曜日

大阪府南河内郡太子町にある「上宮太子高等学校」は硬式野球の専用練習場も併設の広大な校地も自慢の学校です。周りに高い建物も住宅もなく、緑豊かで静かな環境ですが、お向かいにはコンビニがありますので不便なわけではありません。

1学年175名募集といった規模の学校ですが、硬式野球部43名、サッカー部は42名、軽音楽部41名、ダンス部33名、写真部33名、バトミントン部32名など結構部活動も盛んで、国公立大学を目指す特進Ⅰ類コースでも部活動に問題なく参加することができます。

このような学校なのですが、電車の駅からは離れているので、通学が大変では、と思う方もいるようですが、実はなんと近鉄の「喜志」「上ノ太子」「河内国分」南海の「金剛」JRの「高井田」の各駅からスクールバスが走っており、学校の玄関前まで連れてきていただけます。つまり雨の日も、暑い日も楽々通学ができるのです。というわけで、このスクールバスも含めて一度オープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか。部活体験もできるようです。お申し込みやスクールバスの発車時刻は学校HPをご確認ください。

【8の字の新校舎】愛光学園 オープンスクール【宇宙船ではありません】

2023年7月12日 水曜日

灘、ラサール、愛光を「西の御三家」と呼ぶ人もいますが、愛媛県松山市の愛光学園は、かつては東大合格ランキング上位校、今年の国公立医学部医学科合格ランキングでは全国6位(大学通信)と進学校として全国的にも有名な学校です。かつては男子校でしたが、2002年から共学化、今では学年で3割ほど女子が在籍しています。

共学化するときに女子用の施設を中庭に建てるなど、何とか不便は無いようにしていたのですが、校舎も築50年、一気にリニューアルすることになりました。

で、完成したのがこの斬新なデザインの8の字の2階建てのメイン校舎。一方の円が高校生用、もう一方の円が中学生用で、その結節点にある白い丸い屋根が職員室という作りです。この写真の上の白い丸屋根が玄関で、そこに伝統の、哲学者トマス・アクィナスの石像が鎮座しております。因みに理事長先生は化石採集が趣味らしく、化石の標本が図書館にゴロゴロ。

それはさておき、夏休みにオープンスクールが開催されます。現在申し込み受付中です。詳しくは学校HPからどうぞ。

【スクープ】常翔学園高等学校 コース変更【さらに強くなるぞ】

2023年7月4日 火曜日

このエントリーでも何度か紹介した常翔学園高等学校ですが、今春は京都大・大阪大など国公立大学(大学校含む)に121人が合格。関関同立にも過去最高の345人、海外大学23名、の合格実績を出しており、進学校としての地位を確立しています。もちろん大阪工業大学をはじめとする同一法人内の三大学にも20~30%が進学しており、高い現役合格率・進学率を誇っています。この数字だけを見ると、長時間ゴリゴリ指導をしているのかな、と感じる人もいると思いますが、例えば「スーパーコース」では3年間を通しての「ガリレオプラン探究」で同一法人内大学と連携して、研究内容を計画し、様々な研究発表会に参加。最終的に海外の姉妹校と英語で研究交流も行い、最終的に英語での論文作成へとつなげていく、という本格的な探究プログラムを実施しています。また「特進コース」では協賛企業のミッションに取り組む「企業探究学習」を通じ、生きていく上で必要な課題解決能力を養成するなどの教育活動が行われています。このようにコースごとに生徒の興味・関心や学びに対する動機づくりをすることで、主体的に受験学力を獲得しようという生徒を育てた、という成果としてこの合格実績に出たと考えられます。

さて、高校募集で永らく「スーパー」「特進」「薬学・医療系進学」「文理進学」という区分けとなっていましたが、次年度から募集段階では「スーパー」「特進」「文理」の3つに整理し、高2に進級するときに5つのコースに分けるという形になります。高校1年次にどの方向が自分に相応しいのか考える時間があるという点で、自分の適性や将来の進路イメージがつかめていない中学生にとっても安心だといえるでしょう。新しいコース制と各コース毎の特色のあるプログラムによって、常翔学園はさらに「常翔気流」に乗っていくことでしょう。

【スクープ】大阪成蹊女子高等学校 コース新設【英語コース設置】

2023年6月20日 火曜日

2007年には3学期制に移行して週6日制に戻し、2011年には「実践的キャリア教育・職業教育支援事業推進校」に認定、2018年にはユネスコスクールに加盟するなど、キャリア教育という特徴をさらに進めてマンモス女子校となった大阪成蹊女子高等学校について新たな情報が入ってきました。学科としては「普通科」と「美術科」を併設していますが、その普通科の中に2001年から「コース」を設置しています。現在は「総合キャリア」「特進」「看護医療進学」「幼児教育」「スポーツ」「音楽」の6コースとなっており、いずれもキャリア教育をベースに、その目的に応じた教育活動が行われています。

そこに次年度から英語に関わるコースを新設し、国際コミュニケーション能力を育成するプログラムを始めるとの情報が入りました。詳細はこれから順次決まっていくとの事ですが、比較的安価な海外短期研修などを組み合わせたプログラムも検討されているようです。地域の女子にとって、また選択の幅が広がりましたね。詳細は9月18日(月祝)の「開成進学フェア」の学校ブースでお聞きください。