鹿児島県立 楠隼(なんしゅん)高等学校 1期生卒業

2018年5月21日 月曜日

以前、このエントリーでも紹介しました、公立なのに全寮制男子校という鹿児島県立楠隼高等学校ですが、この春、1期生32名が卒業しました。早くも東大2名含む国公立大学へ14名、防衛大学校と水産大学校に各1名ですから、半数が国公立に合格したことになります。周りに塾や予備校はありませんので、本当に学校の力だけでこれだけの合格実績を出したというわけですから、驚きです。あと、2年間は高校から入学した生徒だけの実績が続きますが、4年目からは中1から入学し、6年間学んだ生徒の実績もプラスされますので、注目です。

関西の大学への合格実績が無いのは、この1期生に関西圏出身者がいないことが原因のようですが、下の学年には関西出身者も各学年6名前後いるそうですので、今後は京大や阪大の実績も期待できます。経費は高校で学費(模試受験料含む)と寮費(食費や光熱費、ランドリー費用なども含まれる)合計で年間87万程度ですので、非常に安上がりだといえるでしょう。

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7月には寮見学会・体験授業が開催されます。申し込みはファックスですので、画像をクリックして出てきた裏面をA4でプリントアウトしてご利用ください。

わざわざ鹿児島から弊社まで過去問や案内文書をお持ちくださった先生、ありがとうございました。

 

相愛中学校 高等学校 オープンスクール

2018年5月17日 木曜日

龍谷大学系列の中学・高校は、京都には龍谷大学平安が、神戸には神戸龍谷があるのに、大阪には無いのかな、という方、実は「相愛中学校・高等学校」も龍谷総合学園の一員なのです。相愛にも大学はありますが、龍谷大学への指定校推薦枠という安心材料も、もれなくついております。

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今月末のオープンスクールは生徒向けの体験授業が組まれていますが、同時間帯に保護者向けの講演会が龍谷大学の高大連携室より行われるというイベントです。

というわけで、お子さんと保護者様、一緒に参加されるといいでしょう。申し込み締め切りは明日まで。学校ホームページからでも申し込みができます。

2018来て★見て★発見! 私学フェアKYOTO

2018年5月7日 月曜日

ゴールデンウィークも終わってしまいましたが、皆さんお元気でしょうか。京都観光をした方もいらっしゃると思いますが、神社仏閣に加え、応仁の乱以来、大きな戦乱に巻き込まれなかった京都の街並みも風情があって楽しめたことでしょう。1895年(明治28年)には京都で平安遷都千百年紀念祭と第四回内国勧業博覧会が開催されたのですが、その跡地である岡崎公園内の京都市勧業館(「みやこめっせ」)で今年も私学フェアKYOTOが6月10日に開催されます。

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学校ごとのブースがある「学校相談コーナー」に加えて生徒によるブースやパフォーマンスが見られるステージも用意され、毎年活気あふれるイベントとなっています。特に生徒コーナーは受験生に人気のコーナーですので、時間帯によってはステージをみながら待つ必要も出てきます。時間には余裕をもってご参加ください。入退場自由です。


 

 

開智中学校・高等学校 入試関連イベント

2018年5月1日 火曜日

大阪天王寺からですと阪和線で56分の六十谷(むそたに)駅から徒歩5分という、大阪からでも通学圏にある和歌山の開智中学校・高等学校の入試関連イベントです。

昨年の卒業者数も305名と、標準的な大阪府立高校1校分くらいの学校です。全国大会レベルのサッカー部やテニス部、近畿総合文化祭にも出場の音楽部など部活動も盛んな学校ですが、早朝からの自習や授業後の補習など、学習にもまじめに取り組む生徒が多い進学校です。今年の大学合格でも東大1名、京大2名、阪大7名、神戸大6名に加えて国公立医学部医学科に5名、私立の医学科に4名、関関同立は130名と立派な実績をあげています。また慶應1名、東京理科1名、明治9名、中央16名など首都圏の大学にも多くの合格者を出しています。中学入試も高校入試も日程が京阪神の解禁日に拘束されず、それよりも早い日程に行われますので、大阪の私立の併願としても利用できます。受験の機会を増やすためにも是非一度見学してみましょう。思ったより和歌山は近いです。

 

 

 

大阪偕星学園高等学校 コース再編

2018年4月27日 金曜日

大阪市生野区の大阪偕星学園は校名変更から6年目、野球部が3年前の夏の甲子園に大阪代表として出場したことで名前が一気に知られることになりましたが、進学校としても改革が進んできました。もちろん伝統のあるキャリア教育がなくなったわけではありませんが、ここ数年、大学進学希望者が増加したとのことで、次年度募集から総合コースを「文理進学コース」「進路探求コース」に改編するとのことです。

 

ご覧のように大学進学に向けたコースの割合が高まりますが、保育系を目指す生徒のためのピアノレッスン室を新たに作るなど、従来のキャリア形成のコースも大切にしたいとのことですので、学校として難易度が上昇するわけではありません。学校としては幅広い生徒層に向けた対応が可能になったという意味で、難易度的に上下に広がるのでは、という見方もできると思います。

電子黒板を完備した新校舎も完成しましたし、e-ポートフォリオのシステムも導入するなど教育環境は更に向上している学校ですので、8月25日のサマーフェスタ(オープンスクール)にも参加してみましょう。

芦屋学園 中学校 高等学校 入試関連イベント

2018年4月25日 水曜日

全国高校選抜ボクシングで決勝に進出した高校生や中学でボクシング全国優勝した生徒が入学するなど、マスコミにも生徒さんの活躍が新聞等で報道されている芦屋学園中学校・高等学校は、町内会費が数十万円もする芦屋市六麓荘町にありますが、学費等の諸費用は兵庫県の私学のなかで平均以下、最寄り駅からのスクールバスも無料と、お買い得な学校です。昨年も学校にお邪魔しましたが、学生が気持ちよく挨拶してくれるなど、他の学校には見られないアットホームな学園です。昔、大阪府立豊中高校の校長先生だった方が昨年度より校長として就任され、様々な改革も行われています。

その芦屋学園中学校・高等学校の年間の入試関連イベント案内が送られてきました。まず、中学校のオープンスクールは6月16日、高等学校のオープンスクールは9月8日です。

イベントの詳細はもう少ししてから学校のHPをご確認ください。

 

 

文化系部活動の規模

2018年4月23日 月曜日

そろそろゴールデンウィーク。ということはこの春入学した高校生の「仮入部」の時期が終わる頃でもあります。数年前にわずか8人の部員が楽器を次から次へと持ち替えて見事な演奏を披露している中学校の吹奏楽部の動画が話題になったことがありましたが、やはりある程度の人数がいなければ成立しないジャンルもありますので、先輩方も部員獲得に苦労していることでしょう。

4/20読売新聞朝刊からの孫引きですが、このような資料を手に入れました。

(新聞は設置校数と部員数のみが掲載されていましたので、右端の「1校あたり」というのはこちらで追加し、設置校が多い順に並べ替えています。)

ご覧のように文化系の部活で一番多いのが「美術・工芸」。1校あたりの部員数は13.7名とそれほど大所帯ではありませんが、多くの学校に設置されている様子がわかります。日本では一般的な「吹奏楽」も2位と多くなっていますが、やはり平均部員数は35.1名と一番多くなっています。

3位の書道部も近年リズムに乗って一気に大作を仕上げる「書道パフォーマンス」の流行などで、多くの部員を抱える学校も増えてきたようです。

4位の写真部といえば酢酸の匂いのする暗室に、高価なカメラを買うことができる少数の生徒が集う、というイメージは過去のもので、デジカメやスマホの普及で手軽に写真の世界を楽しむことができるようになりました。結構大所帯の写真部もあるようです。

女子高に多く設置されている合唱部ですが、混声の場合は男子が慢性的に不足するらしく、共学校ではお取りつぶしになっているところも多いようです。逆に考えると男子の確保に成功すれば、競争相手(?)が少なくなっていますのでコンクールなどでも狙い目だと思うのですが。

弁論部はまだ、設置校も少ないですし、平均部員数も4.3人と最少になっていますが、これからの大学入試では集団討論やプレゼンテーションなどの選考方法も増えてくるようですので、進学校を中心に、今後盛んになっていくのではないでしょうか。

この春高校に入学した皆さん、入部届はお早めに。

★大阪の大谷!いよいよ高校入試に参戦!!

2018年4月19日 木曜日

大阪にある6年一貫女子中学校は、高校からの募集のない、「完全一貫」の学校でしたが、「大谷中学校」が来年度入試より高校からの募集を開始します。

女子教育の3つの方針~「やさしく かしこく 美しく」=「宗教的情操教育 学習指導 生活指導」を重視して「次代の母たるべき若い魂に、深い信仰と豊かな教養を培おう」との教育方針の元、専門的知識と技能を持って社会貢献できる女性の育成をしたいと、校長先生も熱く語っておられました。

募集は普通科80名。〔プレミアム文理コース40名〕〔アドバンス文理コース40名〕となっています。

ここで、学校のコース紹介をしておきます。

中学校では〔医進コース〕〔特進コース〕〔凛花コース〕があります。

〔医進コース〕では、医学部・歯学部・薬学部に加えて、最難関国公立・私立大学のハイレベル理系学部への進学をめざすコースです。

〔特進コース〕では、難関国公立・私立大学の文系・理系学部への進学をめざすコースです。

〔凛花コース〕では、広い視野を獲得するためのバランス良い独自の教育プログラム・プロジェクトを通して、自ら考える力を育成します。伝統文化を重んじ、自己の存在の価値を発見するとともに、多様な文化や価値観を背景とする世界を受け入れる心を培います。

 

今回募集が始まる高校からの3年コースの方では

〔プレミアム文理コース〕は、難関国公立大学(文系・理系)・医学部医学科及び医療系を目指すコース。

〔アドバンス文理コース〕は、国公立大学(文系・理系)及び関関同立・早慶上智などの難関私立大学(文系・理系)を目指すコース

の2コース制となっています。

 

今春の大学進学状況は、現役合格率約95%で[京都大学1名][大阪大学8名][神戸大学3名]など国公立大学47名合格となっています。また、医学部医学科や獣医学部獣医科、歯学部歯学科などにも進学生徒がおり、理系に強い女子校としての実績も申し分ありません。また、詳細が発表されればここでお知らせしていきたいと思います。

 

 

★雲雀丘学園 2018校外説明会!

2018年4月18日 水曜日

「雲雀丘学園を知る会」として校外説明会が実施されます。

来年度(2019年度)入試より、中学校も高校もコース名の変更が実施されます。それは単に名称の変更だけではなく、「主体的・対話的な深い学び」を目指した授業改善を図り、大学入試改革と連動されるようです。また、グローバル教育やサイエンス教育にも取り組み、論理的思考力と表現力の向上を目指されます。

会の内容と実施日時は以下の通りです。

【内容】

・今年度の入試結果報告

・雲雀丘学園の目指すもの

・素顔の雲雀丘学園(卒業生との対談)

・来年度入試の展望

【実施日時】

・5月19日(土) プレラにしのみや「西宮プレラホール」

時間10:00~/受付9:30~(予約は不要)

・6月9日(土) 千里ライフサイエンスセンター

時間14:00~/受付13:30~(予約は不要)

・6月16日(土) アクセス梅田フォーラム

時間10:00~/受付9:30~(予約は不要)

近畿圏 高校ごと大学合格状況(その5)

2018年4月17日 火曜日

関関同立の合計数で見てみましょう。

合計数を卒業生数で割った(率)が100%を超える27校です。100%を超える数値になるのは、一人で複数合格した生徒がいるためです。上から12番まですべて公立高校となっています。これらの公立高校では当然複数合格が多数いた事になりますが、一人当たりの受験回数が多いということは、試験回数が多い文系である可能性が高く、現役志向が強い文系の受験生が多いことを示しています。

今小学生・中学生の皆さんは、中学校選び、高校選びの材料に今回のランキングも参考にしてみてください。また、現在高校生の皆さんは、自分の高校がランクインしていたらそれを励みに、そうでなければ自分の力でランクインさせてやるぞという気持ちで大学受験準備をしましょう。(終わり)