開智中学校・高等学校 入試関連イベント

2018年5月1日 火曜日

大阪天王寺からですと阪和線で56分の六十谷(むそたに)駅から徒歩5分という、大阪からでも通学圏にある和歌山の開智中学校・高等学校の入試関連イベントです。

昨年の卒業者数も305名と、標準的な大阪府立高校1校分くらいの学校です。全国大会レベルのサッカー部やテニス部、近畿総合文化祭にも出場の音楽部など部活動も盛んな学校ですが、早朝からの自習や授業後の補習など、学習にもまじめに取り組む生徒が多い進学校です。今年の大学合格でも東大1名、京大2名、阪大7名、神戸大6名に加えて国公立医学部医学科に5名、私立の医学科に4名、関関同立は130名と立派な実績をあげています。また慶應1名、東京理科1名、明治9名、中央16名など首都圏の大学にも多くの合格者を出しています。中学入試も高校入試も日程が京阪神の解禁日に拘束されず、それよりも早い日程に行われますので、大阪の私立の併願としても利用できます。受験の機会を増やすためにも是非一度見学してみましょう。思ったより和歌山は近いです。

 

 

 

大阪偕星学園高等学校 コース再編

2018年4月27日 金曜日

大阪市生野区の大阪偕星学園は校名変更から6年目、野球部が3年前の夏の甲子園に大阪代表として出場したことで名前が一気に知られることになりましたが、進学校としても改革が進んできました。もちろん伝統のあるキャリア教育がなくなったわけではありませんが、ここ数年、大学進学希望者が増加したとのことで、次年度募集から総合コースを「文理進学コース」「進路探求コース」に改編するとのことです。

 

ご覧のように大学進学に向けたコースの割合が高まりますが、保育系を目指す生徒のためのピアノレッスン室を新たに作るなど、従来のキャリア形成のコースも大切にしたいとのことですので、学校として難易度が上昇するわけではありません。学校としては幅広い生徒層に向けた対応が可能になったという意味で、難易度的に上下に広がるのでは、という見方もできると思います。

電子黒板を完備した新校舎も完成しましたし、e-ポートフォリオのシステムも導入するなど教育環境は更に向上している学校ですので、8月25日のサマーフェスタ(オープンスクール)にも参加してみましょう。

芦屋学園 中学校 高等学校 入試関連イベント

2018年4月25日 水曜日

全国高校選抜ボクシングで決勝に進出した高校生や中学でボクシング全国優勝した生徒が入学するなど、マスコミにも生徒さんの活躍が新聞等で報道されている芦屋学園中学校・高等学校は、町内会費が数十万円もする芦屋市六麓荘町にありますが、学費等の諸費用は兵庫県の私学のなかで平均以下、最寄り駅からのスクールバスも無料と、お買い得な学校です。昨年も学校にお邪魔しましたが、学生が気持ちよく挨拶してくれるなど、他の学校には見られないアットホームな学園です。昔、大阪府立豊中高校の校長先生だった方が昨年度より校長として就任され、様々な改革も行われています。

その芦屋学園中学校・高等学校の年間の入試関連イベント案内が送られてきました。まず、中学校のオープンスクールは6月16日、高等学校のオープンスクールは9月8日です。

イベントの詳細はもう少ししてから学校のHPをご確認ください。

 

 

文化系部活動の規模

2018年4月23日 月曜日

そろそろゴールデンウィーク。ということはこの春入学した高校生の「仮入部」の時期が終わる頃でもあります。数年前にわずか8人の部員が楽器を次から次へと持ち替えて見事な演奏を披露している中学校の吹奏楽部の動画が話題になったことがありましたが、やはりある程度の人数がいなければ成立しないジャンルもありますので、先輩方も部員獲得に苦労していることでしょう。

4/20読売新聞朝刊からの孫引きですが、このような資料を手に入れました。

(新聞は設置校数と部員数のみが掲載されていましたので、右端の「1校あたり」というのはこちらで追加し、設置校が多い順に並べ替えています。)

ご覧のように文化系の部活で一番多いのが「美術・工芸」。1校あたりの部員数は13.7名とそれほど大所帯ではありませんが、多くの学校に設置されている様子がわかります。日本では一般的な「吹奏楽」も2位と多くなっていますが、やはり平均部員数は35.1名と一番多くなっています。

3位の書道部も近年リズムに乗って一気に大作を仕上げる「書道パフォーマンス」の流行などで、多くの部員を抱える学校も増えてきたようです。

4位の写真部といえば酢酸の匂いのする暗室に、高価なカメラを買うことができる少数の生徒が集う、というイメージは過去のもので、デジカメやスマホの普及で手軽に写真の世界を楽しむことができるようになりました。結構大所帯の写真部もあるようです。

女子高に多く設置されている合唱部ですが、混声の場合は男子が慢性的に不足するらしく、共学校ではお取りつぶしになっているところも多いようです。逆に考えると男子の確保に成功すれば、競争相手(?)が少なくなっていますのでコンクールなどでも狙い目だと思うのですが。

弁論部はまだ、設置校も少ないですし、平均部員数も4.3人と最少になっていますが、これからの大学入試では集団討論やプレゼンテーションなどの選考方法も増えてくるようですので、進学校を中心に、今後盛んになっていくのではないでしょうか。

この春高校に入学した皆さん、入部届はお早めに。

★大阪の大谷!いよいよ高校入試に参戦!!

2018年4月19日 木曜日

大阪にある6年一貫女子中学校は、高校からの募集のない、「完全一貫」の学校でしたが、「大谷中学校」が来年度入試より高校からの募集を開始します。

女子教育の3つの方針~「やさしく かしこく 美しく」=「宗教的情操教育 学習指導 生活指導」を重視して「次代の母たるべき若い魂に、深い信仰と豊かな教養を培おう」との教育方針の元、専門的知識と技能を持って社会貢献できる女性の育成をしたいと、校長先生も熱く語っておられました。

募集は普通科80名。〔プレミアム文理コース40名〕〔アドバンス文理コース40名〕となっています。

ここで、学校のコース紹介をしておきます。

中学校では〔医進コース〕〔特進コース〕〔凛花コース〕があります。

〔医進コース〕では、医学部・歯学部・薬学部に加えて、最難関国公立・私立大学のハイレベル理系学部への進学をめざすコースです。

〔特進コース〕では、難関国公立・私立大学の文系・理系学部への進学をめざすコースです。

〔凛花コース〕では、広い視野を獲得するためのバランス良い独自の教育プログラム・プロジェクトを通して、自ら考える力を育成します。伝統文化を重んじ、自己の存在の価値を発見するとともに、多様な文化や価値観を背景とする世界を受け入れる心を培います。

 

今回募集が始まる高校からの3年コースの方では

〔プレミアム文理コース〕は、難関国公立大学(文系・理系)・医学部医学科及び医療系を目指すコース。

〔アドバンス文理コース〕は、国公立大学(文系・理系)及び関関同立・早慶上智などの難関私立大学(文系・理系)を目指すコース

の2コース制となっています。

 

今春の大学進学状況は、現役合格率約95%で[京都大学1名][大阪大学8名][神戸大学3名]など国公立大学47名合格となっています。また、医学部医学科や獣医学部獣医科、歯学部歯学科などにも進学生徒がおり、理系に強い女子校としての実績も申し分ありません。また、詳細が発表されればここでお知らせしていきたいと思います。

 

 

★雲雀丘学園 2018校外説明会!

2018年4月18日 水曜日

「雲雀丘学園を知る会」として校外説明会が実施されます。

来年度(2019年度)入試より、中学校も高校もコース名の変更が実施されます。それは単に名称の変更だけではなく、「主体的・対話的な深い学び」を目指した授業改善を図り、大学入試改革と連動されるようです。また、グローバル教育やサイエンス教育にも取り組み、論理的思考力と表現力の向上を目指されます。

会の内容と実施日時は以下の通りです。

【内容】

・今年度の入試結果報告

・雲雀丘学園の目指すもの

・素顔の雲雀丘学園(卒業生との対談)

・来年度入試の展望

【実施日時】

・5月19日(土) プレラにしのみや「西宮プレラホール」

時間10:00~/受付9:30~(予約は不要)

・6月9日(土) 千里ライフサイエンスセンター

時間14:00~/受付13:30~(予約は不要)

・6月16日(土) アクセス梅田フォーラム

時間10:00~/受付9:30~(予約は不要)

近畿圏 高校ごと大学合格状況(その5)

2018年4月17日 火曜日

関関同立の合計数で見てみましょう。

合計数を卒業生数で割った(率)が100%を超える27校です。100%を超える数値になるのは、一人で複数合格した生徒がいるためです。上から12番まですべて公立高校となっています。これらの公立高校では当然複数合格が多数いた事になりますが、一人当たりの受験回数が多いということは、試験回数が多い文系である可能性が高く、現役志向が強い文系の受験生が多いことを示しています。

今小学生・中学生の皆さんは、中学校選び、高校選びの材料に今回のランキングも参考にしてみてください。また、現在高校生の皆さんは、自分の高校がランクインしていたらそれを励みに、そうでなければ自分の力でランクインさせてやるぞという気持ちで大学受験準備をしましょう。(終わり)

近畿圏 高校ごと大学合格状況(その4)

2018年4月16日 月曜日

次は同志社のランキングです。

ここで、他の大学と上位層ががらりと変わります。東京阪神で上位に来ている高校が並びます。つまり同志社大学は受験者層が他の関西私大と異なるということがわかります。上位に近畿各地の公立トップ校が並んでいます。

次は立命館のランキングです。

やはりキャンパスの立地から京都・滋賀のトップ校が並びます。ここでの注目は神戸高校、昨年とほぼ同じ22位なのですが、関西学院のランキングは5位から21位と大きく落としています。つまり兵庫のトップ校の一つである神戸高校では、関学を受験した生徒と関学を通り越して立命館まで受験しに行った生徒がほぼ同数だったと考えられます。神戸海星女子学院でも同じ傾向が見られます。(続く)

近畿圏 高校ごと大学合格状況(その3)

2018年4月13日 金曜日

次は有名私大ランキングです。こちらも学校規模を補正するために、合格者数を卒業生数で割った「率」で並べています。まず関西大学のランキングのベスト50です。昨年3位だった岸和田がトップに来ました。しかしやはり入学定員厳格化の影響でしょうか、実数では昨年217に対し、今年は180と減らしています。

 

次は関西学院大学です。昨年度トップだった西宮市立西宮高校、今年は3位ですが安定した実績を出しています。私立では神戸海星女子学院、甲南女子、小林聖心、大阪女学院と女子校が上位に並んでいます。昨年20名でランクイン外だった甲南が25名に伸ばすなど進学校化が進んでいる様子もうかがえます。

 

(続く)

 

 

近畿圏 高校ごと大学合格状況(その2)

2018年4月12日 木曜日

東京阪神の実数の伸びについてもみてみましょう。今年の実数が10名以下の学校は除外しています。

 

 

大阪府立天王寺高校が昨年より41名伸ばして1位、兵庫県立姫路西も30名プラスで堂々の100名越え。大阪桐蔭も京都大学で大躍進です。残念ながら昨年減らした西大和、今年は復権です。1学年200名弱の大阪星光も85名、医学部受験の生徒も多い学校ですので、中位の生徒でも東京阪神に合格できるといえるでしょう。(続く)