大阪信愛学院にお邪魔してきました(文化部編)

2018年6月25日 月曜日

 

校舎の廊下には生徒さんの書道や絵画の作品がずらり。美術部は近畿総合文化祭や全国高等学校総合文化祭に大阪代表として出品するなどの実力派です。

コーラス部の練習をちょっと見せていただきました。最初に柔軟体操(体も顔も)が行われます。次に発声練習、お互いにおなかを押さえて息を出す練習です。その後振りがついた曲を歌っていただきました。さすが関西大会レベルです。アカペラでも音程がぶれません。天井の高いホールに素晴らしい歌声が響いていました。

音楽室ではハンドベル部が練習中です。かなり演奏水準は高いです。しかも担当のベルを条件に応じて取り換えるなど柔軟性が高い皆さんでした。

 

この写真では演奏の素晴らしさが伝わらないと思いますが、9月17日(月祝)の開成進学フェア(大阪会場)で演奏を披露していただきます。是非ご来場の上お楽しみください。

突然ですが、ここで部員募集のお知らせです。現在ハンドベル部は楽器に比べて部員が少なく、特に現在中学生が居ないとのことですので、この学校に入学して入部すれば、演奏メンバーとして参加できる日も近いかもしれません。

軽音楽の生徒さん3名が学院ホールの前でポーズを取ってくれました。校則が厳しい学校と聞いていましたが、堅苦しい雰囲気は全くなく、このように学校生活を楽しんでいる生徒さんたちの姿が印象に残りました。

 

来年度から中学校がコース制を採用します。学習内容を先取りする「スーパー文理コース」と5科目を深める「学際コース」に分け、より生徒さんの状況や希望に応じた教育を提供しようというものです。時間割例やカリキュラムの詳細については今後行われる学校説明会や開成進学フェアでご確認ください。

 

今回取材にご協力いただいた先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました。

 

 

大阪信愛学院にお邪魔してきました(運動部編)

2018年6月22日 金曜日

さて、授業後はお掃除タイムがあって、お楽しみの部活動の時間です。共学校なら、バレーボールやバスケットボールなど、男女別に行われる競技は練習場を交互にしか使えないのが当たり前なのですが、男子校・女子校はその必要がありません。つまりスポーツをするなら男子なら男子校、女子なら女子高を選んだ方が伸び伸びと練習できるわけです。

というわけで、運動部の活動を見せていただきました。大阪ベスト4のソフトボール部が練習をしていますが、その奥では陸上部が短距離の練習をしています。結構グラウンドも広いです。先生に聞くとソフトボールが2面取れるとのことで、他校を招いての練習試合もここでできるとのこと。遠征費の節約にもなっているとのことです。

体育館では今日はどの競技が練習しているのかなと思えば、なんと体育館が3つあるとのことで、バレーボール、バスケットボール、バトミントン、ダンス(2チーム)、機械体操が同時に練習しています。今日はたまたま活動していませんでしたが、卓球も空手も同時に練習可能です。しかもその隣に使用可能期間が長い室内プールが・・・。スポーツ女子にとってはたまらない環境だといえるでしょう。部活も教育の場として、時には厳しく指導をしていますという先生のお話からも、この学校でスポーツをするメリットは大きいなと感じました。(続く)

 

 

大阪信愛学院にお邪魔してきました(施設・環境編)

2018年6月21日 木曜日

今年から制服が変わりました。たまたま通りかかった生徒さんを撮影しましたが、さすが信愛、制服を崩して着ている生徒さんは居ません。夏服ですがいろいろ組み合わせを選んで、個性を出すことができるようです。

聖堂です。大阪都市景観建築賞・大阪市長賞等を受賞した、建築物としても価値の高い建物です。高い天井が素晴らしい音響効果を生み出しています。外の音は全く聞こえない別世界です。

もちろんオルガンもあります。

古い方の建物です。文化財としても価値の高い建物です。装飾が施された柱や少し丸みを帯びた手すりなど、歴史の重みが感じられます。学院の歴史を紹介するコーナーもあります。

5階建ての図書館です。NDCで分類された18万冊の蔵書に加えて、某熱帯雨林ドットコムでも手に入らないレアものも含めてCD6500枚も収蔵されています。

普通の学校図書館では見られない光景ですが、楽譜も大量にありました。

因みに校内の花壇は「環境部」の皆さんがお手入れしているのでした。(続く)

 

 

大阪信愛学院にお邪魔してきました(授業編②)

2018年6月20日 水曜日

高2の化学の授業では、センター試験を題材にしながら基礎の復習をしています。中学2年の理科の授業ではジャイアントパンダの写真を見せながら、歯の形から、実は肉食動物としての特徴を持っている、という動物分類の授業です。

英語の授業では、英訳しにくい日本語を、英語ではどのように表現するのかを生徒に予測させながらユーモアたっぷりに紹介する授業で、別の英語の授業ではネイティブの先生が「大好き」から「大嫌い」の間の表現を8段階も紹介するなど、どの教科・科目も実践的な内容からの導入が効果的で、生徒さんの興味を引き付けていました。

もちろん生徒さんは楽しんでいるだけではなく、ポイントをノートしています。この学校もやはり授業をとても大切にしていることがわかりました。

看護医療コースの高3では、新約聖書を使って宗教の授業がおこなわれていました。宗教の授業というのはひたすら聞くことが求められる授業が多いものですが、ここでは先生と生徒との対話で「愛とは何か」をテーマに授業が進行していました。将来医療現場で働く皆さんにとって、人に対する考え方を身に着けることは大きな財産となるでしょう。(続く)

大阪信愛学院にお邪魔してきました(授業編①)

2018年6月19日 火曜日

今年で創立134年を迎えるキリスト教系女子校である大阪信愛学院中学校・高等学校は、昨年まで「大阪信愛女学院」という校名でしたが、今年から「女」がなくなりました。そこで「え?共学化?」とのうわさも流れましたが、いえいえ、相変わらず女子校です。正確に言えば校舎を建て替えた小学校が今年から共学になったので校名を変更したというわけです。その小学校も含めて、幼稚園から短大までが同じ校地にあります。(お隣には保育園もありますが、幼稚園と同じくこちらは共学です。)

 

(※ 数値はすべて現役の実人数です。)

実はこの学校、今年大学合格実績が急上昇しました。特に中学からの6年一貫生の実績が大きく向上しています。(グラフの太い線は高校からの入学者も含んだ数値を表しており、細い線が中学からの一貫生です。)昨年度は落ち込みましたが、一貫生に関しては、今年は国公立も5名から12名と倍以上、関関同立も12名から20名と驚異的な伸びを示しています。

 

そこで、その秘密を探るべく、午後の授業を見せていただきました。

あれ、全員寝ている・・・わけではございません。まず、昼休みが終わったら、全員「黙想」を行います。楽しかったお昼休みから午後の勉強モードに切り替えようというわけです。今回のBGMはモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲(K.299)の第2楽章アンダンティーノ。平和を象徴するヘ長調の響きの中で生徒さんも先生も静かに目をつぶって心を落ち着かせています。(続く)

★18学校説明会特集!(追手門学院大手前中・高等学校)

2018年6月12日 火曜日

追手門学院大手前中学校高等学校の学校説明会に行ってきました!

すぐ前に大阪城を望むことができる眺めのいい場所にあります。また、通学においても大阪メトロ・京阪天満橋駅から歩いて5分以内と大変便利な立地です。

ロボット教育で知名度が上がってきている学校ではありますが、単に『ロボットを作る』『プロミングする』だけではなく、ロボット教育を通して[つくる][○○し合う][共有する][伝える]などを学び学業にも活かしておられます。個人が作るロボットは『一つとして同じものはない』=『考えは1つではない』ことを気付かせてくれます。

 

さて、中学入試は『英語入試』&『志入試』を導入して3年目。『英語入試』で不合格者はおらず、また『志入試』は、20名近くが利用しているようです。

来年度入試からは「進学コース」はなくなり、「スーパー選抜クラス・1クラス・約30名」と「特進クラス・2クラス・約75名」の募集となります。

また、スーパー選抜クラスでは英数授業を100分間として、より演習量を増やした『深い授業』を実施されます。特進クラスの英数授業では、『個別型習熟度別学習』を導入し、個々の学力に応じて問題難易度や問題数を設定されます。

 

一方、高校入試は、来年度より募集人数を大幅に増やし「スーパー選抜クラス・1クラス・約35名」、「特進クラス・2クラス・約80名」、「進学クラス・3クラス・約120名」となります。さらに大きな変更は、3科目入試から5科目入試になることです。

中学3年間を5科目しっかりと勉強して受験することが大切です。もちろん公立高校を受験する場合でも迷いなく5科目をきっちり勉強しておくことに通じます。

以上、入試制度については一部抜粋してお伝えしておりますので、合否判定の制度などについては必ず学校説明会に参加して詳細を聞いておいてください。


常翔学園高等学校 オープンスクール

2018年6月11日 月曜日

夏休みはいろいろな学校で学校見学会が実施されますが、大阪駅から大阪シティバスで20分ほどの「大宮小学校前」から徒歩3分の常翔学園高等学校でも行われます。(地下鉄の千林大宮駅や太子橋今市駅から徒歩12分、京阪本線の千林駅や滝井駅から徒歩20分という行き方もあります。)部活も盛んな学校なのですが、今回は体験授業も準備されています。情報や調理の授業もありますが、理科の授業が多く、目で見て楽しめそうなプログラムでいっぱいです。

部活体験や見学、半額での食堂の体験利用も楽しみなところですが、やはりせっかくですから学校の設備を色々見てみましょう。ピカピカの校舎の12階からは梅田のHEPや万博公園の観覧車も見えます。ガラス張りの職員室や隣の自習室など、素晴らしい学習環境が整っています。少し変わったところで、大人3人がかりでなければ動かせない巨大なクマのぬいぐるみが職員室の入り口で寝ています。ラグビー部の応援団長だそうですが、これも必見でしょう。

 

 

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

申し込みは7月1日から。学校のホームページから申し込みができます。

芦屋学園 中学校・高等学校 入試説明会に行ってきました

2018年6月8日 金曜日

芦屋学園中学校・高等学校は、中学からの募集は40名、高校からの募集は240名という、決して大きな学校ではありませんが、超(?)高級住宅地、芦屋市六麓荘町にあり、大阪湾を一望できるという絶好の環境にあります。山の上ですが、無料スクールバスでJR芦屋や阪急芦屋川から10分ほどで到着できます。今回は教育関係者向けの説明会に参加してきました。

高校では普通科と国際文化科にわかれ、普通科の中に「特進コース」「総合進学コース」「アスリートコース」と3つのコースに分かれています。

今回の説明会ではそれぞれのコースの違いや英数国 中学内容からの学び直しや、教育自動車整備、製菓、インテリアなど 16講座の中から2つ選択し、体験を通じて学ぶキャリア教育など、特徴的な教育活動が紹介されました。朝の小テストや英検やGTECなどの語学外部研修の利用なども行われています。

留学が前提となる「国際文化科」についてですが、
短期留学 1年次 3泊4日 台湾研修 現地の高校生と英語で交流
短期留学 2年次 4週間 カナダ 1人ずつホームステイ
長期留学 1年生1月から2年1月まで
と留学の期間や行先が選べるようになっており、しかも留学中の学費は免除となっています。もちろん留学後でも小論文指導や各種検定取得など、サポート体制が出来上がっています。

ここでさわやかな白い半袖セーラーのワンピースの制服姿の小柄な在校生女子生徒の登場です。1年間ニュージーランド留学を経験した生徒だそうですが、堂々と英語のスピーチで学園の良い所を3点紹介してくれました。

津軽三味線全国一位、レスリング、卓球、などの特技を持った生徒も入学しており、学校名が最近よく新聞にも登場しています。先生方の説明にも生徒さんのエピソードがたびたび登場し、先生と生徒との距離が近い学校だという印象を持ちました。

 

来週末には中学受験生向けのオープンスクールが実施されます。学校ホームページからお申し込みください。

★18学校説明会特集!(立命館中学校高等学校)

2018年6月7日 木曜日

立命館中学校高等学校の学校説明会に行ってきました!

2014年9月に移転し、現校地でまもなく4年目になります。

同校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)とSGH(スーパーグローバルハイスクール)の両方に指定されており、SSHは「創造性を育む最先端の科学教育により国境をこえて科学の未来を担う人材の育成」、SGHは「使命感を育む最先端の国際教育により次代を担うグローバル・リーダーの育成」を目指しておられます。

話題は変わりますが、大学進学率のうち、『国公立大学』へは約35%、『国公立大学+医学部医学科』に広げてみると約50%になります。2018年度の主な合格実績は、東京大1名、京都大6名(うち過年度生2名)、大阪大3名、神戸大4名(〃2名)など国公立大学38名(〃12名)、さらにそのうち医学部医学科8名(〃6名)となっています。立命館大(内部推薦)への進学は234名となっています。

SSHやSGHを活かした取り組みについては、高等学校・学校長の熱い語りがありました。受験生の皆さんには、その内容を聞いてもらい、さらに見てもらいたいと思います。

今回の入試報告会においては「来年度入試での制度変更はない」とのことですが、詳しくは7月実施のオープンキャンパスに参加して確認をしてください。

 

 

 

★18学校説明会特集!(追手門学院中学校高等学校)

2018年6月5日 火曜日

追手門学院中学校高等学校の学校説明会に行ってきました!今回の目的は勿論!今春の入試結果報告をお聞きすることが第一ではありますが、もう1つ大きな目的がありました。それは、・・・。

来年度2019年度より中学校と高等学校が移転する新校地の見学です。その大きな魅力とは、今年3月17日開業した『JR総持寺駅』から徒歩約10分圏内に建設されていることです。この場所は最終的には大学・高校・中学校が共存する敷地で、工事現場の方にお聞きすると甲子園球場約2個分の広さになるそうです。

さて、見学バスから降りた見学者達にはヘルメットと軍手が貸し出され、いよいよ建設中の校舎内へ。まだ1階部分だけのコンクリートが打ちっ放しの状態でしたが、閉鎖的な教室ではなく可動式の壁が設置され、授業の形体や方法に応じてレイアウト変更が可能な造りになるそうです。案内していただいた入試委員の先生によると、「下足箱はなく土禁をなくし、そのスペースは多目的ホールとして活用するように考えている。」と説明されました。(最近は、どの私立学校でも運動場などが人工芝化され、土が校舎内に上がることも少なくなってきているようです。)

追手門学院中学校高等学校の受験を考えられている受験生諸君は是非一度、学校説明会に参加してその全貌をお聞きしてはどうでしょうか。