【時間帯を選んで】私学フェアKYOTO【申し込みましょう】

2023年5月9日 火曜日

京都の私立中学校、高等学校に興味がある皆さん、6月10日11日に岡崎公園の「みやこめっせ」で合同説明会が開催されます。新型コロナウイルス感染症は昨日から5類に移行されましたが、まだ不安な小中学生への配慮でしょう、時間帯と1組の人数を制限しての開催です。都合の良い日時を選んで事前に申し込みましょう。申し込み受付は再来週からとなっています。お忘れなく。

【スクープ】初芝橋本中学校 募集停止【悲報】

2023年4月28日 金曜日

また一つ、近畿圏の私立中学校の募集停止が発表されました。

大阪府と奈良県に隣接する和歌山県橋本市にある「初芝橋本中学校」は多くのサッカー選手を輩出している事でも有名ですが、1学年150名程度の卒業生に対し、今春国公立大学に5、関関同立に42の合格実績を誇るなど進学校としても実績も充実している学校です。

そんな中で1クラス募集の中学校もその堅実な実績に寄与していたのですが、21日の理事会で次年度からの募集停止が決定された模様です。

今春入学した中学生が高校生になる3年後には高校のみの運営となります。初芝立命館中高、初芝富田林中高と同じ法人で、人事交流などその結びつきは強いので、その間での先生方の異動があるかもしれませんが、今後は人的資源を高校に集中させることで高校の充実が期待できるのではないでしょうか。

【小学5~6年対象】アサンプション国際中学校 オープンスクール2023

2023年4月27日 木曜日

箕面市のアサンプション国際中学校・高等学校は、元は聖母被昇天修道会によって設立された聖母被昇天という女子校でしたが、2017年に共学化し現校名となりました。校名のAssumptionとは一般的には「予測」という意味ですが、キリスト教では聖母マリアの昇天を意味するそうで、実は校名は変わったようで意味は変わっていないのでした。

それはさておき英語以外の科目も英語で授業をする「イマージョン教育」や問題解決型授業(PBL)が行われている一方で、現時点で関西学院大学に25名もの推薦枠があるなど進路面でも安心感のある学校です。

やはりこれらの教育は実際に体験してみるのが一番だろうと思います。5月13日にオープンスクールが開催されますので見てみてはいかがでしょうか。

因みにコロナ禍でここ3年ほどお邪魔できなかったので少し古くなりますが5年ほど前にこの体験授業を見せていただいた時の記事はこちらです。アサンプション国際中学校 学校説明会 体験授業 ① « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)

【小4~6年生対象】帝塚山学院中学校高等学校 オープンスクール

2023年4月26日 水曜日

大阪市住吉区に帝塚山という高級住宅地がありますが、そこで1926年(大正15年)に設立された高等女学校がルーツである帝塚山学院中学校高等学校からオープンキャンパスのお知らせが届きました。

高校には美術や音楽のコースを設置するなど文化芸術教育でも定評がありますが、御存知の通り関西学院大学と連携していますので例年関西学院に120名以上の卒業生が進学しています。さらにそれを含んで関関同立に150名以上、国公立にも10名前後の合格があるなど、進学校としての実績も安定しています。

しかし、実はこの学校が大切にしているのは女子校ならではの心の教育です。これに関しては下手な文章にするよりも学校で実際に体験していただくのが良いかと思いますので、オープンスクールへのご参加をお勧めします。

申し込みは学校HPからどうぞ。

【小4~6年生対象】箕面自由学園 チアリーダー部 体験会

2023年4月24日 月曜日

箕面市の箕面自由学園中学校・高等学校には全国レベルの部活動がいくつもありますが、そのうちの一つ、チアリーダー部についてです。中学校のチアリーダー部は昨年のジャパンカップでAチームは優勝、Bチームも5位、全日本中学選手権でもAチームは優勝、Bチームは3位という戦績を上げました。因みに高校のチアリーダー部は1月の全日本高等学校選手権大会の3部門に出場し、なんとすべての部門で優勝を飾るなど、素晴らしい実力を備えています。

ところで、チアリーディングの見せ場の一つで「スタンツ」という組体操のような形がありますが、なんとこのブログを書いている人は彼女らによって体験させてもらったことがあります。ひざは曲げないでくださいね、との注意だけで一気に肩の高さまで持ち上げられた時は死ぬかと思いましたが、あの目線から見る景色は格別でした。

というわけで、小学生の皆さん、是非一度体験してみましょう。初心者の方は6月4日にどうぞ。詳しくは学校HPをご覧ください。

京都橘中学校・高等学校 「第7回ドリーム☆スクール」

2023年4月20日 木曜日

京都桃山の京都橘中学校・高等学校から毎年恒例の体験イベントの案内が届きました。その名も「ドリーム☆スクール」。星印を見て、「らき☆すた」を思い出したあなたはマンガ・アニメ好き、「つのだ☆ひろ」を思い出したあなたは若くはありません。それはさておき、このイベントは8年前に桃山移転30周年を記念して始めたイベントだそうです。京都市上京区(今の京都ブライトンホテルがあるところ)から現在地に移転した1985年当時は「京都橘女子高等学校」という女子校でしたが、2000年から現校名となって共学化、2010年には中学を開校し、今では1000名以上の生徒が学ぶマンモス校になったのでした。

このイベントは「地域還元事業」となっていますが、地元の方でなくても中学校受験を考えている小学生は参加お勧めです。楽しそうですね。

【とても】相愛中学校 高等学校 入試関連イベント【シンプル】

2023年3月30日 木曜日

現在校舎全面改築中の相愛中学校、高等学校から年間の入試関連イベントのお知らせが届きました。必要最小限のシンプルかつスタイリッシュなチラシです。

見習って、このブログも今日はシンプルにしてみたのでした。

詳しくは学校のHPをご確認ください。

【年間予定が】桃山学院中学校 高等学校 入試関連イベント【ありがたい】

2023年3月29日 水曜日

2014年から2015年にかけてNHKで放送されていた朝ドラ「マッサン」の主人公は「ニッカウヰスキー」の創業者、竹鶴政孝をモデルにしたものだというのは知られていますが、当時からウィスキー製造で世界的にも有名だった竹鶴政孝氏、実は1年間だけ化学の教員をしていたことがあります。その学校というのが桃山中学(現:桃山学院高等学校)だったのです。今を思えば何と贅沢な話でしょう。

それはさておき、桃山学院中学校・高等学校は、今から139年前の1884年、川口外国人居留地(現:大阪市西区川口)にイギリス聖公会の宣教師によって開かれた男子校の小学校がルーツです。その後高等英学校となり、1912年に現在の校地に移転し、学制変更を経て現校名となり、2001年から共学化、現在の姿となります。

多彩な学校行事や部活動やサークルも多く、とても楽しい学校なのですが、進学校としての実績も、国公立に221名、関関同立に460名(2022年度実績)と立派なものとなっています。

入試関連イベントの年間予定が送られてきました。説明会も大切ですが、生き生きとした在校生の姿をご覧になるのもお勧めですので、オープンキャンパスやクラブ見学・体験会の日程などもチェックしておきましょう。

【新6年生対象】履正社中学校 プレ・オープンスクール

2023年3月13日 月曜日

今から101年前の1922年(大正11年)に急増していた商業人需要に応えるべく、大阪市北区福島に「福島商業学校」が開校されました。修学旅行は朝鮮半島から満州国を訪れるという当時最先端のグローバルな感覚を持っていた学校でした。その後時代は戦争に突入していき、戦時中には当局の命令によって多くの商業系の学校が工業学校(という名の軍需物資工場)に転換しましたが、この学校の理事長は強固にその命令に反対し、廃校に追い込まれます。しかし終戦翌年には履正社高等学校として再興します。その後豊中市に移転、中学校を開校して、現在に至ります。

かつては校庭にブルートレイン(国鉄20系3段B寝台最後尾車両)があって、合宿所として使われていましたが、今は2017年に完成した新たな校舎が生徒の学び舎となっています。

多くのプロ選手の輩出で有名な硬式野球部に加えて、硬式テニス、サッカー、陸上競技、剣道、柔道、女子バレーボール、女子硬式野球、吹奏楽も強化クラブとなっており、Ⅲ類の生徒たちが活躍しています。

大学進学でも国公立20名、関関同立189名(いずれも2022年度、既卒生含む)と素晴らしい実績を上げています。

ここの中学校は大学受験まで6年間学ぶコースと、高校受験で外部受験を目指す3か年独立コースに分かれており、選ぶことができます。受験生はそのあたりを詳しく聞いておく必要はありそうですね。というわけで、こちらの入試イベント、第2回目、第3回目もありますので、ご興味のある方はご参加ください。

因みに、鉄道ファンの皆様、残念ながら校庭にあったブルートレインは老朽化のため既に撤去されております。また会いたいな、という方は鉄道博物館(さいたま市大宮区)で急行「あさかぜ」で活躍したナハネフ(ナ=中型ボギー車、ハ=普通車、ネ=寝台車、フ=最後尾車両)22形(履正社に有ったのと同型)がお待ちしております。

京都文教中学校 スタートダッシュ説明会

2023年3月2日 木曜日

今から119年前の1904年(明治37年)に浄土宗によって烏丸松原(烏丸四条よりちょっと南の東側)にある因幡薬師(平等寺)に設立された「高等家政女学校」という女子校がルーツです。その後生徒の増加に伴って1916年(大正5年)当時四条寺町にあった大雲院(現在の高島屋の一部。その大雲院は大倉財閥が所有していた岡崎公園南の地に1973年に移転)に、さらに1930年に岡崎公園南の日清紡績工場跡の現在地に移転しています。

因みに明治期の京都市街には鐘ヶ淵紡績(今のカネボウ)や東洋紡績、日清紡績などの大規模な紡績工場が多数存在し、繊維人材育成のために官立の京都高等工芸学校(現在の京都工芸繊維大学)が設立されたほどです。現在左京区松ヶ崎にある京都工芸繊維大学は1968年まで右京区花園の、現在の京都先端科学大学附属中高と府立山城高校の間にあったので、今でも嵯峨野に桑畑を持っていたりするのですが、そのキャンパス跡地は現在花園団地となっています。先に述べた各紡績工場の跡地も今では高野団地や京都大学熊野寮、花園大学などとして利用されています。

閑話休題、高等家政女学校はその後、「京都家政学園」となり、学制改革後も中学校、高等学校、幼稚園、短期大学、短期大学付属小学校、大学を次々に設立していきましたが、1995年には「京都文教」と法人名称を変更し、校名も順次変更されました。中高は創立以来女子教育が行われていましたが、100周年を迎えた2004年から共学化しています。

前置きがやたら長くなってしまいましたが、「京都文教中学校」が今月、学校説明会を開催します。受付は本日から始まっています。ご興味のある小学生は是非お申し込みの上、100年ほど昔にはここには紡績工場があったんだな、前の道には路面電車が走っていたんだな、この学校はそれよりも古い歴史をうけついでいるのだな、と過去に思いを馳せながらご参加ください。