【大阪の私立学校】平成30年度新入生初年度の納付金

2017年12月8日

先日、大阪私立中学校・高等学校の新入生初年度納付金額が発表されました。
大阪私立中学校高等学校連合会の発表によれば、2018年度の入学生の初年度納付金額は、高等学校では入学金はおよそ200,000円前後、授業料はおよそ550,000円から650,000円で合計平均810,300円、中学校では平均837,200円となっています。前年度より高等学校・中学校ともそれぞれ3,200円~3,300円増えています。高等学校96校中11校が、中学校61校中6校が入学金や授業料を引き上げましたが、これらは、電子黒板の導入や教育環境の充実、校舎の耐震化などが主な理由となっていますので、学習環境のさらなる充実は期待できそうです。
大阪の私立高校では、国の就学支援金以外に独自の授業料支援補助金制度があります。世帯全体の収入や子どもの人数によって支給額が異なりますが、この制度が高校選びに魅力ある制度の一つなっていると思います。

一点注意ですが、この補助金は入学後に申請し、その後に認定を受けて還付という形になりますので、一度学校への納入は必要な場合がほとんどです。但し、学校によっては授業料の納付を2学期以降に設定する、または還付後まで納入期限を延長するなど、保護者の負担に配慮した制度を設けている場合もあります。入学前にしっかり確認して準備する必要があるでしょう。

(画像をクリックするとPDFが開きます)