【開成進学フェア 参加校紹介】京華女子中学校・高等学校【首都圏】

2021年8月31日 火曜日

今回は京華女子中学校・高等学校についてです。場所と歴史は京華中学高等学校の項に書いてある通りなのですが、中学校に関しては1984年の校舎増改築に合せて再開され、1学年2クラスの中学生が学んでいます。高校からは100名ほどが入学し、1学年は150名規模となっています。部活動といえばマーチングバンドが有名で、全国大会で金賞を取っています。それ以外でも、6の運動部、15の文化部が活動しています。

コース制は2コース建て、「特進」と「進学」に分かれます。「進学コース」では指定校推薦を利用することができますが、その件数何と240名分。進学コースの生徒数の3倍以上の枠があります。現状ではご近所の東洋大学からも10名の枠を頂いているそうです。一方特進からの合格実績ですが、たとえば国公立には2019年3名、2020年6名、2021年15名合格、と著しい伸びを示しており、難関私大も含めて進学実績が急上昇しています。合宿も含めた集中講座や放課後講習の効果でしょうか、今後が楽しみです。

実はこの学校、「芸術・スポーツ選抜」や充実の「特待生制度」もあります。詳しくは開成進学フェアオンラインでご確認ください。

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【開成進学フェア 参加校紹介】京華中学高等学校【首都圏】

2021年8月30日 月曜日

文京区の小石川植物園の近く、白山神社、東洋大学白山キャンパスの隣に映画監督の黒澤明、作曲家の武満徹などの文化芸術の巨人も輩出した京華中学高等学校があります。124年前の1897年(明治30年)、京都帝国大学の創立と同じ年に尋常中学校として作られた「京華中学校」がルーツです。その後関東大震災を経て現在地に移転しています。戦後の学制改革に伴って男子普通科、男子商業科、女子部に改組され、その後それぞれが独立して今の「京華中学高等学校」(男子校)、「京華商業高等学校」(共学)、「京華女子中学校・高等学校」(女子校)と独立した学校となりました。それでも、校歌は共通、中学高等学校と商業高等学校は同じ敷地、女子中学・高等学校も100mほどしか離れていませんので、体育館の共用や、吹奏楽団のような合同の部活など、つながりは深いようです。

前置きが長くなってしまいましたが、その3校のうち、今も男子校を貫いている「京華中学高等学校」についてです。

1学年250名前後の男子が学ぶ、この学校、高校になると3コース(「S特進」「特進」「進学」)と分かれます。中学からの進級者とは高2で合流するクラス編成になっています。英検、数検の受験やオリエンテーション合宿、7限目や夏期休暇中の特別授業など進学に向けた取り組みも充実しています。実際に2021年度入試で、国公立 27件、早慶上理 21件、GMARCH 118件の合格実績となっており、進学校として立派な実績が出ています。

しかし、ここの生徒は勉強面で厳しくしごかれているというより、インターハイに出場の水泳部や、全国高等学校鉄道模型コンテストでベストクリエイティブ賞とベストライター賞を受賞の鉄道研究部など、むしろ伸び伸びと30以上もある部活を楽しんでいるようですので、各コースに応じた、大規模校に無い面倒見の良さが効果を表しているようです。

詳しくは9月25日から開催(特設サイトオープン)の「開成進学フェアオンライン(首都圏版)」をご覧ください。)お申し込みはこちらから。開成進学フェア オンライン2021 | イベント・トピックス | 個別指導学院フリーステップ[関東] (kaisei-group.co.jp)

【開成進学フェア 参加校紹介】目白研心中学校・高等学校【首都圏】

2021年8月27日 金曜日

目白といえば学習院大学の横の山手線の駅、または日本女子大の目白キャンパスや旧山形有朋邸だったホテル椿山荘や田中角栄邸のある目白台を連想しますが、こちら目白研心中学校・高等学校は「目白」の地名の由来となった「目白不動(金乗院)」から西に3キロほどの新宿区の中落合、緑に囲まれた目白大学の新宿キャンパスの中にあります。

この学校は1923年創立ですから、あと2年で100周年を迎えることになります。創立時には「目白商業学校」という男子校でしたが、戦時中の非常措置で「目白女子商業学校」と女子校になり、戦後も「目白学園」として女子教育を続けていたのですが、2009年に「目白研心中学校・高等学校」と校名変更し、校舎も新築して共学校になりました。もう共学化してから12年経ちますので1学年300名ほどのうち男子は約45%、と多くの男子が通う学校となりましたが、華道部や茶道部、料理研究部など女子に人気の文化系クラブの盛況ぶりは、女子校時代からの伝統でしょう。

女子の制服は伝統的なセーラー服、白いブレザーと合わせて着るのが在校生のお気に入りのようです。男子も高級感のあるネイビーのブレザー。中学と高校でネクタイの色が違います。コース分けは「特進」「総合」「Super English」の3コース。個別対応もしていただける「学習支援センター」の整備もあり、2021年度大学入試でも難関私大への合格者も急増しています。そのあたりの秘密も含めて、詳しくは9月25日から開催(特設サイトオープン)の「開成進学フェアオンライン(首都圏版)」をご覧ください。)

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【開成進学フェア 参加校紹介】麹町女子中学校・高等学校【首都圏】

2021年8月26日 木曜日

東京のど真ん中、皇居のすぐ西側、東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅と、有楽町線の麹町駅の間という、固定資産税を払うことになったら(学校法人は免除)恐ろしいことになるような超一等地に麹町学園中学校・高等学校があります。1905年創立との事ですので、116年の歴史があります。今でもクラス名が数字やアルファベットではなくて、松や楓など樹木名で表されているのは当時からの伝統です。関東大震災や空襲によって2回も全焼するといった苦難の時期もありましたが、今では3つの理科室、2つの音楽室、25mが5レーン取れる温水プール、バスケットボールコートが2面取れる多目的アリーナなど、恵まれた設備を持つ美しい学校となっています。学校の横の「麹町学園通り」も車は一方通行ですが、歩道は広くて歩きやすいです。

生徒数についてです。中学校は1学年100名程度、高校は外部募集の50名弱加わって、1学年150名程度となっています。高校からの募集は東洋大学グローバルコースとなりますが、基準を満たしていれば全員東洋大学に進学することが可能で、昨年度も東洋大学グローバルコースの約75%の卒業生が東洋大学に入学しているようです。さらに、校内、校外、海外での多様な語学教育、グローバル教育の成果でしょうか、アメリカやイギリスなど海外の大学への進学者が多いのもこの学校の特徴です。

部活動が盛んです。今年もインターハイに出場したフェンシング部やソフトテニス部は有名ですが、運動部だけでなく文化部も含めて30近いクラブやサークル活動が行われています。

というわけで、オチは毎回同じになりますが、詳しくは9月25日から開催(特設サイトオープン)の「開成進学フェアオンライン(首都圏版)」をご覧ください。)

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【開成進学フェア 参加校紹介】関東第一高等学校【首都圏】

2021年8月25日 水曜日

首都圏(近畿圏以外の全国?)では「関一」と略される江戸川区にある、野球部とサッカー部で有名な「関東第一高等学校」についてです。JR総武線の新小岩駅から高低差がほとんどない道を徒歩15分、静かな住宅地の中にある丸い校舎が特徴的な、1学年700名前後のマンモス校です。

荒川とは名前の通り、江戸、東京に幾度も水害を発生させた荒ぶる川だったため、江戸時代から幾度も河道の付け替えが行われましたが、大正に入り、埼玉の川口と赤羽の間にある、岩淵水門から東京湾まで、荒川放水路という大規模な人工河川の建築が始まりました。その放水路の近くの安定した地盤にこの学校がある、という話で、地理のお勉強にもなったと思いますが、地理といえば帝国書院。実は96年前に社会科教材の地図帳で有名な帝国書院を創設した守屋荒美雄(もりや すさびお)氏が創設した「関東商業学校」という男子校がルーツです。82年前に現在地に移転、工業科を設けていたこともありますが、2004年から共学化、今では普通科のみの学校となっています。男女比も、ほぼ同数となっています。

コースは「特別進学」「進学A」「進学G」「スポーツ」の4つに分かれていますが、スポーツコース以外は進級時に移動することが可能です。特別進学コースは勉強合宿も行うなど、大学合格に向けた様々な対策が行われています。国公立9名、早慶上理17名、MARCH25名など難関大学への合格実績もなるほどです。

また、英語教育にも力を入れており、全員が英検に挑戦します。またオーストラリアの姉妹校との短期留学も行っています。

部活動の充実もこの学校の魅力の一つです。運動系21、文化系16の部活が盛んに活動しています。部員数89名の野球部、101名のダンス・DJ部、65名の女子フットサル部、72名の吹奏楽部など、規模の大きい部活が多く、毎日のように活動しています。

というわけで、オチは毎回同じになりますが、詳しくは9月25日から開催(特設サイトオープン)の「開成進学フェアオンライン(首都圏版)」をご覧ください。)

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【開成進学フェア 参加校紹介】中央大学杉並高等学校【首都圏】

2021年8月24日 火曜日

西武新宿線の上井草、JR西荻窪の間の、かの名車スカイラインを生み出したプリンス自動車本社(その後、日産自動車荻窪工場となり、現在は広大な公園+ショッピングモール+マンション)の近くにある中央大学杉並高等学校についてです。中央大学の附属校は4校あり、中学併設が無く高校からの募集だけなのは、ここと文京区の中央大学高等学校の2校です。中央大学高等学校と比べると、杉並の方は募集定員が300名と多く、中央大学への進学者の割合も高い(9割超)ので、最初から中央大学狙いであれば、模擬裁判選手権や教育模擬国連といった探究活動や、課題図書の指定や卒業論文の作成など、高大接続のカリキュラムが充実の杉並がお勧めとなります。併せて全国レベルのボート部や女子バスケットボール部、女子バレーボール部などの課外活動も充実しており、校則もそれほど厳しくない、という学校です。

残念ながら今はコロナ禍でバス通学ができず、双方の駅から徒歩で20分ほどかかりますが、平時なら学校斜め向かいの荻窪病院前にバス停がありますので、そこからは徒歩1分です。因みにその荻窪病院はプリンス自動車の前身、戦時中に零戦の6割以上を作成した中島飛行機株式会社の東京病院が前身なのでした。

それはさておき、最近改修が行われた学校設備も含めて、この学校独自の学びについて、開成進学フェアオンラインでご確認ください。お楽しみに。

【開成進学フェア 参加校紹介】杉並学院高等学校【首都圏】

2021年8月23日 月曜日

JR中央線には、与謝野晶子、太宰治、三好達治らの文豪も近くに住んでいたという阿佐ヶ谷、ライブハウスの多い高円寺、という駅が並んでありますが、そのちょうど中間地点付近に見えるカラフルな鉄筋地下1階地上3階の校舎がゴルフの石川遼の出身校、杉並学院です。(お茶の水から三鷹までは複々線ですので、三鷹方面の各停に乗ると左手によく見える)元はNコン常連どころか国際コンクールにも出た合唱部でも有名な女子校でしたが、2000年に共学化して、合唱も混声合唱になりました。それでも2019年の東京都合唱コンクールで金賞と良い伝統は受け継がれています。今では1学年400名前後で、女子が約53%と、ほぼ男女同数です。

コースは国公立大を目指す「特別進学」と主に難関私大を目指す「総合進学」の2コースに分かれていますが、1年次は共通カリキュラムで、特別進学コースでも部活動の制限はありませんから、それほど大きな違いは無いようです。

早い時期から整備されているICT環境や、ナイター設備のあるゴルフ練習場、ピアノレッスン室を併設している音楽室など設備も充実。詳しくは「開成進学フェアオンライン」をご覧ください。

因みに、久保田早紀の「異邦人」の歌詞は八王子から中央線に乗って通学する途中の車窓の風景から思いついたといわれています。「子どもたちが空に向かい、両手をひろげ」ていた「子ども」は国立(くにたち)駅西側の空き地の光景を元に作ったとのご本人のインタビューもありますが、当時、既に駅近くの線路沿いにはそれほどの空き地は無く、この歌詞が作られた1970年代に既に高架化されていた三鷹以東の景色の方が良く見えたと考えると、当時の杉並学院の前身「菊華高等学校」の生徒の姿も参考にしたかもしれません。( その頃は高校の校舎が敷地の東と南に建っており、車窓からグラウンドがばっちり見えたはず)

【スクープ】智辯学園奈良カレッジ 高等部編入入試 説明会【募集枠が広がるかも?】

2021年8月20日 金曜日

中学入試では、「課題型作文」や「思考力型算数」、「表現力入試」など特色のある独自の入試を行っている、奈良県香芝市の「智辯学園奈良カレッジ」から高校募集のお知らせが届きました。この学校は中学からの募集がメインで、高校からの入学者は10名ほどと、その制度もあまり知られていませんでしたが、この度非公式ながら「この募集枠を増やすかも」との情報を得ました。1学年100名ほどのこじんまりした学校でありながら、この春だけで東大、京大各1名、阪大6名など、難関大学への合格実績を出している学校に高校から入学できる貴重なチャンスです。奈良といっても大阪府との府県境にある学校ですので、大阪在住の方でも十分通学圏内です。一度説明を聞いてみましょう。

中学入試に関しては、「開成進学フェアオンライン」もご覧ください。

【開成進学フェア 参加校紹介】日本大学鶴ヶ丘高等学校【首都圏】

2021年8月19日 木曜日

16学部87学科を擁する学生数7万人以上の日本最大の大学、日本大学には附属幼稚園が3園、小学校が3校、附属中高が全国に26校あります。そのうちの1校、日本大学鶴ヶ丘高等学校も進学フェアに参加していただきます。因みにすぐ北に専修大学附属高校があって、最寄り駅は「明大前」。要するに学校が過密なのです、杉並区というところは。

元々は1935年、東京高等獣医学校の附属校として設立されました。戦後にこの高等獣医学校が東京獣医畜産大学校となりましたが、1951年に日本大学に吸収されて、付属校も日本大学の附属となったという歴史がある学校です。(学校はこの1951年を創設年としています)その創設時から共学校として、渡辺篤史やあおい輝彦ら数多くの著名人を輩出しています。

部活動はアメリカンフットボールと野球が有名ですが、スキーや剣道、空手なども全国レベルのようです。バレーボールのコートが3面取れる体育館や室内温水プール、トレーニングセンターなどスポーツ施設も充実しています。

コースは日大への推薦を「普通コース」(次年度から「総進コース」(認可申請中)と、外部受験を目指す「特進コース」に分かれています。

卒業生のうち、例年6割以上が日本大学に進学、それ以外は国公立や他大学などを含め、卒業生の95%以上が現役で大学に進学しています。成績にもよりますが、日本大学への推薦資格を維持したまま国公立大学を受験できる制度もあります。

といった学校ですが、如何でしょうか。 詳しくは進学フェアオンラインの動画をお楽しみに。

【開成進学フェア 参加校紹介】芝浦工業大学附属中学高等学校【首都圏】

2021年8月18日 水曜日

東京オリンピックの会場となった有明アリーナや体操競技場の近く。東京メトロ有楽町線の「豊洲駅」から徒歩7分、新交通ゆりかもめの「新豊洲駅」から徒歩1分の好立地に移転してきた「芝浦工業大学附属中学高等学校」についてです。

ちょうど100年前の1921年、日本国有鐡道50周年記念として作られた「鉄道中学校」という工業系男子校がルーツです。当時は国鉄で働く若者に中等教育を提供するという目的で、定時制が設けられた時期もありましたが、その後、経営は国鉄から鉄道弘済会(キヨスクを運営していた会社ですね)、そして芝浦学園へと引き継がれ、学校名も芝浦工業大学高校と名称変更しました。5年前には豊洲校舎が完成して現在地に移転、4年前から高校が、今年から中学も共学化されたという学校です。

今では芝浦工業大学への推薦枠もありながら(約7割が進学)、一橋や東工大などの難関国公立への合格者もいる進学校です。

6階建ての新築の校舎ですが、玄関ロビーにはそのルーツを証明するように、鉄道関連の展示コーナーがあります。旧国鉄時代の改札口は鉄道ファンにとってはたまりませんな。その向かいには約100台のパソコンが並ぶ広大なコンピューター室が・・・。サイズ感が大学並みです。考えれば芝浦工業大学の豊洲キャンパスがすぐ近く、というわけで高大連携のSTEAM教育ができるわけですね。加えて各種実験室や加工技術室、200Vの動力線まで引き込んでいるファクトリーなど、本格的な理系を目指している学生にとってはたまらない設備がてんこ盛りです。

部活も加入率が8割ほどと盛んです。屋上には5立ちできる弓道場、人工芝のゴルフ練習場など、スポーツ施設も充実。とても魅力的ですね。中学募集人数が高校募集に比べると多いので、できれば中学からの入学がお勧めです。

(ここで、文章で書いたものを画像や映像で見たいと思われた方は、9月25日から開催(特設サイトオープン)の「開成進学フェアオンライン(首都圏版)」をご覧ください。)

イベント詳細はこちらをどうぞ。開成進学フェア オンライン2021 | イベント・トピックス | 個別指導学院フリーステップ[関東] (kaisei-group.co.jp)