摂南大学 看護学部にお邪魔してきました

2025年7月2日 水曜日

摂南大学薬学部のお隣は看護学部の建物です。というわけで、そちらにもお邪魔してきました。男子学生は少数派ですが、看護学部としては多い方だそうです。

広大な実習室。近畿圏の看護学部としては最大規模ではないでしょうか。ご覧のように柱がありません。本格的な電動ベッドと壁際には病院と同じように吸引と酸素のラインも完備されています。

見事に整理された物品棚。整理整頓、衛生管理といったところまで教育が行き届いています。

新生児の沐浴実習のための施設。上の鏡で実習者の手元が見えるようになっています。

共用プリンターのある学生ラウンジや、本格的なブース形式の自習コーナーもあります。

放課後の時間帯でしたが、結構学生さんが残って自習していました。皆さん真面目だ。

その他在宅看護を想定した一般住宅を模した設備やシミュレーター(心音や呼吸音が再現できるマネキン)なども用意されていました。

その他、看護学部の先生から直接説明していただきましたが、医療現場ですぐに役に立つ人材育成に対する熱い熱意を感じたのでした。

摂南大学 薬学部にお邪魔してきました

2025年7月1日 火曜日

大阪府の枚方市と京都府の八幡市は隣接していますが、ちょうどその境目に摂南大学の枚方キャンパスがあります。5年前に開設された農学部の建物は京都府に建っているため、京都府の建築条例に従って3階建てとなっています。大阪府に位置する、以前からある薬学部の建物より低層なのはそういうわけだったのね。

それはさておき、薬剤師国家試験の合格率は大学によって差がありますが、摂南大学薬学部は以前から全国トップレベルの合格率で知られています。しかし、近年ではその合格率を上げるためでしょうか、合格が危うい学生には1年遅れで受験を勧める大学もあるようで、合格率ランキングだけでは薬学部を評価できません。つまり合格率と入学者のうち国家試験合格まで現役でたどり着けた学生の割合(ストレート合格率)も見る必要があります。

こちら摂南大学の薬学部はそのストレート合格率を上げるために2年前から教育内容を大きく変更しました。詳しくはオープンキャンパスなどで聞いていただきたいのですが、カリキュラムや時間割を工夫し「一人も置いていかないぞ!」という熱意が感じられます。

薬学部ですから実験室も超本格的なのですが、まるで医学部のような本格的な臨床系の授業も行われていました。薬学部といえばどこでも同じだと思っていたあなた、ちゃんと受験校は調べて選びましょうね。

実験室

臨床系の授業の様子