【中学入試イベント】常翔学園中学校 春の見学会

2021年2月26日 金曜日

以前このエントリーでも紹介しましたが、中学募集でも、高校入試でも多くの受験生を集めている大阪市旭区の常翔学園。こちらも動き出しが早いです。高校からの入学者が確定したばかりのタイミングで学校見学会を開催します。お?このチラシ、新しい制服です。チラシではわかりにくいのですが、実物はもっと高級感のある色合いで、その色を「常翔ボルドー」というのだそうです。

それはさておき、こちらも施設見学の機会も用意されているようです。小学生と保護者の皆さんは一度お出かけになってみては如何でしょうか。バスの本数の多さにも驚かれることでしょう。

【中学入試イベント】立命館宇治中学校 オープンサタデー

2021年2月25日 木曜日

こちらは土曜日4日(各回2本立てですから、合計8回)に分けて行われる入試関連イベントです。やはりこちらもコロナ禍への対応でしょう、対面ではありますが、各回10名限定となっています。先生方も大変です。

さて、立命館宇治といえば国際バカロレアを導入し、校長先生も外国の方という国際色バリバリの学校です。8割以上の卒業生が立命館大学に進学しますが、学生の半分以上が海外からの留学生で成り立っている立命館アジア太平洋大学への進学や、海外の大学、国公立を目指す学生もいるようです。実はこの学校のテラス付きの食堂、京都の大学生協では最大規模の立命館大学生協が運営しており、多彩なメニューとそのお味も定評があるとのことです。 と、このように恵まれた施設見学も兼ねて、一度訪れてみては如何でしょうか。こちらも学校ホームページからの申し込みとなっています。定員が少ないのでお早めに。

【中学入試イベント】追手門学院大手前中学校 オンラインプレオープンスクール

2021年2月24日 水曜日

今年も多くの受験生を集めた、大阪城のお向かい(というより大阪城が裏?)の追手門学院大手前中学校から案内が届きました。まだまだコロナ禍の影響もありますので、安心安全のZoomを使ったオンライン開催です。

追手門学院大手前中学校といえば、世界大会レベルのロボットサイエンス部の活躍でも有名ですが、どの科目の授業でも探求活動を導入し、ICTを利用した最先端の学習が行われています。そのような授業はやはり体験するのが一番。今回の「プレオープンスクール」でも10種類以上の魅力的な体験プログラムが用意されているようです。小学生の皆さん、如何でしょうか。詳細・申し込みは学校HPからどうぞ。

【大学受験生】関西私大入試戦線 異常有り【まだまだ頑張れ】

2021年2月22日 月曜日

先週は1月末~2月上旬に行われた私立大学一般入試の合否発表がありました。今年は全体的に関西の私立大学の出願者数は減少しており、合格ラインをどの程度で引くのか注目していましたが、現在判明している数値を見れば、少し緩めになっている募集単位が多いようです。

例えば、関西大学の一般入試で、昨年比90.3%の出願に留まった法学部は101.5%の合格者を、同じく一般で出願率が79.5%だった人間健康では、合格者数を昨年比120%出すなど、実質倍率が下がっている状況が見られます。一方で、関関同立の中では一般入試での入学者数の割合が一番高い立命館大学で予想通り地方からの受験生が減少し、実質倍率が下がっているとの情報もあります。この2大学に関してダブル合格した受験生の手続き率に影響があると考えると、立命館の3月入試は緩めになると考えられます。しかし、関西大学は今年から3月入試がありません。もしかすると補欠合格者の繰り上げが行われるかもしれません。

一方、関西学院大学は理工学部の改編によって一般入試の志願者が昨年の214.5%という活況を呈しました。合格者数も昨対比177.1%と増やしましたが、それでも実質倍率は上がったことになります。次年度以降もこの傾向が続くと考えると、目標偏差値も1ランク上で考えておく必要があるでしょう。

産近甲龍の一般入試の出願に関しては、龍谷の一人勝ち、近畿は揺り戻しで、プラス。京都産業の2割以上減、甲南の2割弱減と明暗が分かれました。しかし、いずれの大学も合格者は昨年よりも多く発表しています。従って摂神追桃に関しては、手続き率の低下が避けられなくなります。というわけで、3月入試での合格率は今年に関しては上がると考えた方が自然だと思います。まだ合格通知を手にしていない受験生諸君、がっかりしなくても良いです。出願を急ぎましょう!

令和3年度(2021年度)奈良県公立高等学校入学者特別選抜出願状況

2021年2月19日 金曜日

2月15日に奈良県教育委員会より、特別選抜入試の出願状況が発表されました。 奈良の県立高校は再編が行われ、校名や設置学科の変更が進んでいますが、ともかく今年はコロナ禍の影響も含めて、どの専門学科に人気が集まるのか気になっておりました。 学校ごとの状況は以下の通りです。

県立と市立を分けて、専門別の変化についてグラフにしてみました。ご覧のように総合、農業音楽、体育、国際・歴史分野、といった学科は減少していますが、工業、商業、美術・デザインは増加しています。また、今年から奈良南に設置の情報科学は定員を割ってはいますが、27名の受験生を集めています。

一方、市立高校の方は、コロナ関連の休校に伴う準備不足といった心理も働いているのでしょうか、例年2倍を超える一条の科学探究コースで大きく志願倍率が低下しています。今回発表の募集枠は合計で3102名という小さな規模ですが、一般入試での出願高校にも注視していきたいと思います。

【まだまだ間に合う】追手門学院大学3月入試【がんばれ受験生】

2021年2月18日 木曜日

追手門学院大学からも3月入試のご案内を頂戴しました。こちらは3月入試が2回。まだまだ頑張れそうです。認知科学専攻に関しては、今からでも出願できる「『共通テスト』プラス方式」というのもありますので、4単位理科の点数を持っている受験生はそちらも利用してみては如何でしょうか。出願は21日までとなっています。

【まだ間に合う】立命館大学3月入試【がんばれ受験生】

2021年2月17日 水曜日

先週末に立命館大学からお馴染みのファックスが届きました。入試情報に関してメールで案内を頂く大学もあるのですが、やはりファックスがそのまま掲示出来て便利です。 それはさておき今年の立命館大学、2月入試では昨年よりも出願数が全体的に落ち着いていましたので、3月にもお席が空いている可能性大です。特に経営学部は一般での出願者数が昨年よりも27%減、共通テスト利用では何と半減近くと今年は穴になっています。2月では力が出し切れなかった受験生の方はどうぞ。

【こちらは小5以下の小学生向け】きんらんせんりデー

2021年2月16日 火曜日

2014年に学校改革がスタートして7年目、つまり去年で学年全部が入れ替わった北千里にある金蘭千里中学校ですが、恒例の「きんらんせんりデー」という名前の説明会が今年も行われます。もちろん現役生徒によるクラブ発表会なども楽しみなのですが、ことしは金蘭千里を卒業した金蘭千里の教員によるトークセッションという企画が加わっています。 コロナ禍の影響もあるのでしょうか、事前予約制で、先着500名限定となっています。お申し込みはQRコード、または学校ホームページにあるリンクからどうぞ。

【小6女子に朗報】樟蔭中学校 S入試【今からでも間に合います】

2021年2月15日 月曜日

近畿圏の私立学校では、先月に中学入試が、先週高校入試が終わって、ほっと一息。学校の先生方、お疲れ様でした。受験生の皆さんもお疲れ様でした。しかし、何らかの事情で中学入試が受けられなかった、または受けて受かったものの、ちょっとそこに入学するのは心配、と思っている小6女子の皆さん。実はまだ入試が行われる学校があるのですよ。

全コースで若干名募集とのことですが、国算2教科入試、面接もありません。 というわけで、モヤモヤしている皆さん、もしよければひとまず出願してみましょう。

2021年度入試 大学志願者動向(速報値)分析(その2)

2021年2月12日 金曜日

【共通テスト利用出願の減少】 大学入学共通テスト初年度という事で、昨年までのデータを信じるわけにもいかず、私立大学をメインで考えている受験生にとっては、よくわからない共通テストの準備をするよりも出題傾向が固定化されている私立大の対策をした方が確実なため、共通テスト利用での出願が減少したと考えられます。関西では関関同立に関して、昨年を上回ったのは国公立との併願者が多く、最初から共通テスト対策をしている受験生が多い、同志社の経済と政策、関学の国際、商、経済など、一部の大学、学部に限られています。立命館では食マネジメント以外の学部で、すべて昨年を下回っています。

【国際系⇒経営・経済系への流入】 昨年3月からのコロナ禍によって出入国はかなり不便な状況が続いています。近年盛り上がりを見せてきたグローバル化の流れに一度水を差された形です。しかし高2のうちに希望学部をほぼ絞り込み、学校の科目の選択を行った受験生にとっては、もはや大きな方針転換はできない状況になっています。そこで、国際系・外国語系を志願していた受験生は経済・経営系に流入することになります。関西大学では経済、商いずれも昨年よりも1割以上受験生が増えています。龍谷でも経済が12%、経営が19%増加、近畿では昨年減少の揺り戻しもありますが、経済が37%の増加となっています。関西の14主要大学(関関同立産近甲龍摂神追桃佛橘)で国際系の学部での志願が増えたのは龍谷大学しかありません。

で、最初の早稲田のお話ですが、今年は既卒が共通テスト出願者数レベルで2万人減少していることに加え、共通テストで高得点を取った受験生が多いため、難関上位校への強気の出願が予想されています。しかし大学通信の安田さんがおっしゃっているとおり、共通テストや数学必須の一部導入などもマイナスですが、全国からの流入が減少していることに加えて、入試問題も学部ごとに傾向が大きく異なり、国立との併願には使いにくい早稲田は敬遠されたのではないでしょうか。 (添付のグラフは前年までのものです。ここでも早稲田は2018年をピークに連続減少していることがわかります。)