【今年も開催】同志社 合同学校説明会【1校あたり20分】

2025年6月20日 金曜日

毎年恒例となった同志社合同学校説明会は今年も開催されます。キリスト教主義の学校ですから説明会の開会宣言として、まずは礼拝が行われるようです。

そこから9校が各20分間の説明を行います。幼稚園も大学も同じ20分間というのはいささか無理があるような気もしますが、平等性の方を取ったということでしょう。

さらに詳しく聞きたい場合は個別対応も行ってくださるようです。受験生はもちろん、それ以外の学年の皆さんも、関係のある時間帯だけでも良いので参加してみてはいかがでしょうか。

【千里金蘭大学シリーズ 下】千里金蘭大学 オープンキャンパス

2025年6月19日 木曜日

来月には体験型のプログラムも用意されたオープンキャンパスも用意されています。幼児教育には欠かせないピアノの練習室や、栄養学部の学生が喜びそうな本格的な調理実習室、実際の心音や呼吸状態を再現できる人形(というよりロボット?)が配備された看護学部の実習室など、必見ポイントも満載です。高校生女子は一度行ってみてはいかがでしょうか。因みに建物の上の方からは築55年の遺跡「太陽の塔」も見えます。

お申し込みは2次元コードからどうぞ。

【千里金蘭大学シリーズ 上】千里金蘭大学 ミニオープンキャンパス

2025年6月18日 水曜日

千里金蘭大学と金蘭会中高が大きく変わりそうです。

女子大、女子中高が変わるといえば共学化か?と思った方、そうではないのですよ、今の体制で中身をブラッシュアップしようというお話なのです。

この春、副理事長として着任したのは元広島県教育長で数々の学校改革を断行してきた平川理恵氏。先日直接お話を伺う機会がありました。アメリカの最新統計(Federal Reserve Bank of NEW YORK)によると、大学卒業予定者の中で高い収入を得られる専門分野といえば、コンピュータサイエンスやコンピュータエンジニアリング、化学、電気、工業、航空工学の技術者が上位を占めます。一方で就職できない専門分野には、人類学や美術・美学などに並んで、第3位にコンピュータエンジニアリングがこちらにもランクインしているそうです。コンピュータエンジニアリングの分野は「できる人」は高所得が得られるが、そうでなければ仕事にありつけない、という状況だということだそうです。

この例を元に、これからの教育には資格取得はもちろん、本当に社会に求められる力を付けることが大切だというお話でした。今までの教育を否定するのではなく、それに加えていくものを追求していく、という点で「大きく変わりそうだ」と思った次第です。

ひとまず次の週末、ミニオープンキャンパスが開かれます。ちょっと見てみてはいかがでしょうか。

【衝撃!】武庫川女子大学 2027年度から共学化か?【日本最大の女子大なのに】

2025年6月17日 火曜日

「武庫川女子大(兵庫県西宮市)を運営する学校法人は、2027年度をめどに同大学を共学化する方針を固めた。複数の大学関係者への取材でわかった。学生数が9000人超と女子大では全国最大規模で、18歳人口の減少が続く中、規模を維持するために共学化が必要と判断したとみられる。」読売新聞オンライン 2025/06/17 02:00配信より

以前このエントリーでも13番目の学部誕生をお知らせしましたが、【13番目の学部誕生!】武庫川女子大学 環境共生学部【学部としては女子大初】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ

理系も含めて学部の改組や新設といったリニューアルを進め、女子大としては成功例の一つだと思っていたのですが、まさかの共学化の方針が発表されました。

4月にノートルダム女子大の募集停止のニュースを受けて作成した募集状況リストをもう一度掲載します。

最新のデータは全大学揃っていないので、2021年から2024年までの定員充足率で並べたものですが、武庫川女子大学近畿圏女子大で4位と全く悪くないのです。2022年以降、2000人を超える入学者を確保できていますし、特に学生募集上特に問題は感じないのですが、思い切った決断をしたものです。

まだ設備の面などで一斉に全学切り替えできるかどうかはまだ不透明だそうですが、2027年度から共学化、となれば次の入試が女子大として最後の入学者となるわけです。今までの他大学の例から予想すると、この段階から受験者数が増える可能性が高いです。武庫川女子大学への入学を希望している受験生は、早めの日程の入試を積極的に利用していきましょう。

【2025入試結果速報】同志社大学 理系学部【募集単位ごとの変化】

2025年6月13日 金曜日

同志社大学の理系学部についてです。他大学でも人気分野である理工学部情報システムデザイン学科ですが、不思議なことに実質倍率は3.3倍(2023年度)→3.0倍(2024年度)→2.9倍(2025年度)と志願者は減少しています。しかしこれまた不思議なことに合格最低得点率は60.6%(2023年度)→61.0%(2024年度)→63.4%(2025年度)と逆に上昇しています。つまり少数精鋭の入試となっているわけですから、次年度この学科を受験しようと考えている受験生は、今年の合格最低得点率を少し超えるあたりを目標に、準備しておくことが必要でしょう。

生命医科学部の医情報学科は生命を幅広くとらえている専門分野です。化学的・物理的なアプローチや認知・行動の神経メカニズムの解明といった生物学的や心理学的な面からも研究できる分野です。AIについても学ぶことができますから理工学部と併せて考えるのもいいかも知れません。

詳細は「関西8大学大研究」でお伝えします。大学受験生の皆さんのご来場をお待ちしております。

(リンク)https://www.kaisei-group.co.jp/freestep/event-topics/31372

【2025入試結果速報】同志社大学 文系学部【募集単位ごとの変化】

2025年6月12日 木曜日

世の中いろんなことが起こるので、4月頭から掲載してきた関西8大学の2025年入試結果速報がいつの間にやら途切れ途切れになってしまいました。すみません。いよいよ最後の1大学である同志社大学の結果についても分析をしてみました。

文系学部では、最も競争倍率が高くなったのが神学部の4.8倍。昨年の最高倍率は社会学部メディア学科の5.3倍、2023年度の最高倍率は社会学部産業関係学科の5.9倍でしたから、受験生が良い感じに分散したように見えます。神学部は例年3.5倍付近ですが、ここでいきなり倍率アップ。キリスト教だけでなくイスラム教、ユダヤ教も含めて広く宗教哲学を学べる面白さが受験生に伝わったのでしょうか?

一方文化情報学部の倍率は2.6倍(2023年度)→3.1倍(2024年度)→3.3倍(2025年度)と毎年上がってきていますが、合格最低得点率は文系学部の中では低め安定となっています。最先端の統計科学を中心に美学や哲学、心理学に加えて言語学も学ぶことができる面白い学部なのに田辺キャンパスだからでしょうか?多くの受験生にこの分野の面白さも知って欲しいところです。

【2025入試結果速報】立命館大学 理系学部【募集単位ごとの変化】

2025年6月9日 月曜日

理系はここ3年間、次第に難易度が上がってきています。理工学部の電気電子学工学科の2023年度の合格最低得点率は54.3%でしたが、今春は61.2%となっています。

大阪いばらきキャンパスに移転した情報理工学部は昨年も実質倍率が6倍を超える大人気となりましたが、今年はさらに難化して理系学部で最難関となっています。次年度以降も要注意です。

詳細は「関西8大学大研究」でお伝えします。大学受験生の皆さんのご来場をお待ちしております。

(リンク)https://www.kaisei-group.co.jp/freestep/event-topics/31372

【わかりやすい総合型選抜】畿央大学 リーダーシップ選抜【9月から出願開始】

2025年6月6日 金曜日

「理学療法士、看護師、保健師、助産師、管理栄養士、建築士や小学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、保育士などの「健康」と「教育」の有資格者・専門家を育成している。資格試験や就職に強く、就職率ランキング上位常連校である。クラス・ゼミナール担任とキャリアセンター、教採・公務員対策室の専門スタッフによる「ダブル担任制」をはじめとするきめ細やかなサポートが特徴。開学から18年間の全卒業生の就職決定率は99.3%。」(以上 Wikipedia「畿央大学」の概要より引用)

改めてウィキペディアって便利だな。いや違った、畿央大学ってすごいな。ご覧のように資格試験に強く、就職にも強い大学で、ともかくここの学生は皆さん真面目です。その秘密の一つが、この「リーダーシップ選抜」ではないかと思うのですが・・・

以前こちらで「リーダーシップ選抜」【総合型選抜は】畿央大学 リーダーシップ選抜【もう始まってます】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログを紹介しましたが、ざっくりまとめると、

🔹こんな方におすすめ

学校行事やクラブ活動でのリーダー経験がある

チームでの協働や課題解決に取り組んできた

自分の言葉で想いを伝え、行動できる

将来、教育・医療・健康・福祉の分野で人を導く力を発揮したい

みたいな感じなると思います。しかも他大学との併願が可能、というところも大きなポイントですね。

この分野を考えている受験生は、ひとまず6月のオープンキャンパスで詳しく聞いてみましょう。

【2025入試結果速報】立命館大学 文系学部【募集単位ごとの変化】

2025年6月5日 木曜日

4月の上旬に近畿圏私大の一般選抜の募集単位ごとの変動について書きましたが、その時にデータの無かった立命館大学の詳細データが手に入りましたので、紹介しておきます。

2024年度には実質倍率が5.3倍だった経営学部経営学科についてです。2025年度では4.7倍と少しは緩和されたのですが、合格最低得点率は68.8%から69.3%へと難化しました。国際経営学科も4.7倍から3.2倍と競争率は下がりましたが、合格最低得点率は69.8%から98.8%と高め安定になっています。一方で文学部の日本文学の倍率は昨年も今年も3.1倍と変化なしでしたが合格最低得点率は65.3%から63.7%へと多少下がっています。2023年度の合格最低得点率は68.6%と難しかったので、敬遠されたということでしょうか。

一方で産業社会学部は5つの募集単位に分かれていますが、いずれも実質倍率が上昇しているにもかかわらず、合格最低得点率では大きな変動がありません。倍率だけを見ると狭き門になりましたが、学力上位層の出願が増えたわけではなかったようです。

【3つ同時スタートの学科についても知りたいぞ】京都橘大学 オープンキャンパス【ガイダンスや講座内容も毎回異なっているぞ】

2025年6月3日 火曜日

1967年の開学から34年間は文学部のみの単科女子大だった京都橘が2005年の共学化前後から拡大路線に舵を切り、9つの学部を持つ文理融合型の総合大学に成長しましたが、さらに「デジタルメディア学部」の設置を計画中です。

それを含めて既存学部にも「ロボティクス学科」「臨床工学科」の増設を構想中とのことで、どのような専門分野になるのか、楽しみです。

ところで、オープンキャンパスが複数回行われる場合は一般的にどの日程でも似たような内容にしている大学が多いのですが、京都橘大学は違います。入試関連のガイダンスや講座の内容が少しずつ変わっています。というわけで、6月から8月にかけて6回行われるオープンキャンパスは複数回参加しても得られるものがあるのではないでしょうか。

詳しくは大学HPをご確認ください。