同志社中学校 出張説明会

2019年1月31日 木曜日

名古屋・東京にお住いの方、お待たせしました。以前このエントリーでも紹介した京都の同志社中学校の出張説明会についてです。

同志社中学校の「教科センター方式」というのは、生徒が待っている教室に科目ごとに異なる先生がやってくるという方式ではなく、生徒の方が、それぞれの教科の部屋に出向いて授業を受けるというものです。音楽室や理科室のような特別教室に出向いて行って授業を受けるというのはどの学校でも行われていますが、ここでは数学や国語などすべての教科が特別教室のようになっており、その教科に関する展示や掲示に満ち溢れたテーマパークのような、生徒をワクワクさせる仕掛けになっています。今月はどんな飾り付けにしようかな?などと先生方も楽しんでいます。このチラシの左上に登場しているカバの剥製も、理科コーナーの展示の一つです。

また大学や企業とのコラボ授業も多く、以前たまたま訪問したときには、「技術科」の部屋で家電メーカー「ダイソン」の社員立ち合いの下、掃除機の解体ショーをしていました。

このような特徴のある学校は珍しく、遠くから通学してくる生徒も少なくありません。実は名古屋駅から京都駅まで新幹線で35分。そこから同志社中学校まで地下鉄で20分。地下鉄の国際会館前駅から地上に出たところが校門ですから1時間ほどで通学が可能なわけで、実際に愛知県、岐阜県から通学している生徒もいらっしゃるそうです。それどころか、受験を機にご家族ごとお引越ししてくるケースもあるそうです。というわけで、京都の学校が名古屋や東京で説明会を行っているというわけでした。

説明会には当日参加も可能だそうですが、電話での申し込みが推奨されているようです。詳細は学校までお問い合わせください。

アサンプション国際中学校 学校体験会

2019年1月30日 水曜日

立命館宇治中学校と同じ日ですが、大阪府箕面市のアサンプション国際中学校でも小学生向けの学校体験会が開催されます。

何といってもこの学校の特徴は「イマージョン教育」とよばれる、できるだけ日本語を使わず、英語で展開される英語以外の科目の授業です。しかし、そんな授業を日本で今まで生活してきた小学生が理解できるだろうかとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、百聞は一見に如かず、というわけで実は昨年このプログラムに参加してみました。

詳細は以前のブログをお読みいただければと思いますが、結論としては、面白くてわかりやすい、ということだけはお伝えしておきましょう。

(1年前の記事はこちら ↓ )

https://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/juniorhigh/31107.html(その1)

https://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/juniorhigh/31111.html(その2)

これまた体験してみなければわからないものですので、ご興味のある小学生と保護者の皆さんは、是非お申込みの上、ご参加ください。

立命館宇治中学校 学校体験会

2019年1月29日 火曜日

近畿圏では中学入試もそろそろ終盤戦、進学先の中学校をそろそろ決め始めている時期ですが、早くも次年度の入試説明会が始まります。

立命館宇治中学校・高等学校は京都府宇治市のJR宇治駅・JR新田駅・近鉄大久保駅・京阪宇治駅の各駅からバスで10~20分ほどの便利な場所に13.5haと甲子園球場の総面積の約3.5倍という広大な校地を持っています。全面人工芝のグラウンドやラウンジなど、とても贅沢な設備にも恵まれていますが、ともかく目に付くのは留学生です。国際バカロレアのコースもあって学内は英語で満ち溢れています。そういえば校長先生もアメリカの御出身、しかし実は日本文学の研究者でもありますので、英語一辺倒の学校というわけでもありません。このように、なかなか特徴のある学校ですので実際に見に行くのが一番です。先着順となっていますからWeb申し込みをどうぞ。

【予告】関関同立 即日分析 今年もやります【予告】

2019年1月28日 月曜日

2月1日から関関同立(正確には同志社は4日から)の一般入試が始まりますが、開成教育グループでは今年も、最も配点が高く合否を左右する英語の入試問題について、解答速報を作成し、塾生にお知らせしていきます。また、他の科目についても出題単元や問題傾向の変更点などを、その日のうちにお知らせする「即日分析」を実施します。

本ブログではその日の入試問題の概要をお伝えしていきます。とはいえ、科目によっては掲載が深夜になる可能性がありますので、受験生は次の日の朝にこちらを確認するようにお願いします。

千葉大学 入学者全員留学必須!

2019年1月25日 金曜日

新聞報道によりますと千葉大学は24日、2020年度以降に入学する全ての学部学生と大学院生を対象に、在学中の海外留学を原則として必修にすると発表したとのことです。千葉大学は国際教養学部で既に海外留学を必須にしていましたが、全学部に広げるというのは国立の総合大学では珍しいことです。
現状では国立大学では、茨城大学農学部、福井大学の国際地域学部、岐阜大学の地域科学部、三重大学医学部医学科、神戸大学国際人間学部、広島大学総合科学部、九州大学共創学部、長崎大学の多文化社会学部、宮崎大学農学部などは学部全体、または一部の学科で留学を必須としていますが、まだまだ少数派です。そういった意味で千葉大学はグローバル人材育成といった姿勢を明確に打ち出した形です。
西日本では金沢大学や三重大学、熊本大学のように全学部通じて語学以外の授業でも英語による講義を取り入れている大学も増えてきていますので、英語の民間検定を必要とする2020年度の大学入試改革を待たずに既に大学は変わり始めている、というお話でした。

立命館大学 一般入試志願状況速報

2019年1月24日 木曜日

立命館大学の一般入試の志願状況が判明しました。

ご覧のように昨年を越えているのは映像、スポーツ健康、生命科学のみで、特に国際関係、文、経営、政策科学、経済、情報理工、薬は昨年比で8割を切っています。ここ2年ほど定員厳格化の影響で合格数を絞り込んだことで敬遠されていると思われますが、ご覧のように昨年よりも合否ラインが上がることは無さそうですので、強気の出願も有りだと思います。

立命館大学のインターネット出願は26日締め切りです。

私立高校と競争倍率

2019年1月23日 水曜日

今日は高校入試に向けたお話です。大阪では私立中学校入試が続いていますが、実はそろそろ私立高校の出願が始まっています。中学校校長会による希望調査や出願速報もそろそろ新聞発表される時期ですが、毎年外部募集人数よりも専願希望者がオーバーしている学校があり、「ということは、併願で受験しても全員落とされるのでしょうか・・・」とのご心配の声を頂きますが、そんなことはありません。各学校の発表する「募集定員」というのは募集の目安で、ある程度それ以上の生徒を受け入れることができる余裕があるものです。実際昨年も募集人数以上の生徒が入学した私立高校もありました。というわけで、一部の超難関校は例外ですが、一般的に高校入試は難易度が例年から大きく変化するものではありませんので、いつもの実力が出し切れるように頑張りましょう。

大阪星光学院中学校 算数の入試問題より

2019年1月22日 火曜日

19日土曜日から京阪神の私立中学入試が始まりましたが、大阪のトップ校「大阪星光学院」の入試問題から一つ紹介します。

算数の大問【3】ですが、古典的な問題のように見えて、少ない条件から考えるという良い問題です。まず(1)は240円と570円の公約数は30というところから、合計金額はどのような組み合わせでもかならず30の倍数になるので8000円では端数が出るという説明ができればいいと思うのですが、(2)は、おつりが最も少ないのは8000に一番近い30の倍数、すなわち合計が7980円、つまりおつりが20円と考え、ついでに公約数の30で割っておいて8と19の組み合わせで266を作る問題と単純化すると計算が楽になります。うまい具合に266は19(570円)が14個で割り切れてしまいますので、条件に合わせてその一部を8(240円のおかし)に置き換えると考えます。19と8の差が11ですから、1つ入れ替えるごとに11ずつ余り、その余りを8に置き換えると考えると、互いに公約数がありませんので8回入れ替えた場合(つまり14-8で19(570円のおもちゃ)が6個)しか考えられません。もしくは面積図で総数を先に14+11の25個と出してから、あとはつるかめ算で19(570円)が6個、8(240円)が19個と考えてもいいでしょう。難関校の算数の入試では補助線が複数必要な図形の問題がよく出題されますが、文章題で自ら条件を補っていくという、まさに思考力を問う問題なのでした。

近畿圏私立中学入試 まだ間に合います

2019年1月21日 月曜日

この土日、私立中学校入試を受験した皆さんは如何だったでしょうか。大半の小学生にとっては人生最初の入試ということで、さぞかし緊張したと思います。ひとまずお疲れ様でした。

メインの日程はこの月曜日までで大体終了しましたが、ちょっと不安が残るという受験生の為に今からでも出願できる学校もあります。

例えば大阪府堺市の賢明学院はC日程を追加しました。試験は23日水曜日の16:00開始。願書受付はその1時間前の15:00までとなっており、受験料の2万円は現金で受け取ってくれますので、あとは筆記用具と顔写真を持っていくだけでOKです。

同じように明日以降出願可能なのは23日水曜日入試では、樟蔭、金光大阪、薫英女学院(以上大阪)、滝川第二、甲南女子、芦屋学園、百合学院(以上兵庫)、大谷(京都)など。

さらに24日の木曜日入試では金光八尾、大阪学芸中等教育、大阪国際大和田、園田学園など、25日の金曜日には追手門学院、相愛、箕面自由学園、大阪青凌、堺リベラル、羽衣学園の入試日程も用意されています。

各学校のホームページで日程や出願方法をご確認ください。

明日から大学入試センター試験

2019年1月18日 金曜日

昨年よりもカレンダーの都合で6日遅く開催される大学入試センター試験ですが、(12日以降の土日に実施されることになっているので、12日が土曜日だった今年は19日スタートとなるわけです。)出願は、57万6842人。そのうち現役は46万4949人で、高卒予定者の44.0%と過去最高だった昨年の44.6%をわずかに下回る史上2番目となっています。

土曜日は地歴公民、国語、外国語の試験ですので、文系志願者にとってはほぼここで大勢が決まることになります。平均点の中間発表は23日、最終発表は2月7日の予定です。

例年通り、定規・コンパス・電卓・そろばん・携帯電話(スマートフォン)・電子辞書などの使用禁止となっていますので、試験前にカバンにしまっておきましょう。

因みに今インフルエンザにかかってしまったなど本試験が受けられない場合は26日、27日の追試が準備されていますので、「受験案内」及び「受験上の注意」に従って手続きをお忘れなく。遅れると申請できません。病気の場合は診断書、事故の場合は事故証明、交通機関のトラブルの場合は遅延証明などの証明書類の添付が原則となっていますので、そうなってしまったときに慌てず入手しておきましょう。今年の追試会場ですが、西日本は京都教育大学、東日本は東京芸術大学音楽学部となっています。

しかし、できるだけ追試験にならないように当日は時間的にも余裕を持って、事故にも気を付けて会場に行きましょう。