国公立大医学部 合格者数高校別ランキング②

2018年5月31日 木曜日

近畿2府4県の学校に絞って、占有率(合格者数÷卒業生数)で並べてみました。その値が5%以上の19校は御覧の通りです。高槻や金蘭千里に続いて、北野・天王寺・膳所と公立トップ校が並んでいます。奈良の帝塚山もそれに並ぶ数値です。

最後に最難関とされる旧帝国大学の7大学合計数でのランキングを作ってみました。そこで合計数が6名以上の学校で、近畿2府4県内にある学校に限ってまとめてみると、御覧の8校だけになります。私立の最難関6年一貫校が並ぶ中で、県立奈良高校もランクインしています。しかしやはり灘は東大、京大、阪大だけで50人超、東大理Ⅲでは筑波大附属駒場の17名に続いて15名の全国第2位、京大医学部、大阪大医学部では全国1位と超上位層が厚いなぁ、と当然のことを再認識したのでした。

医学部に限らず、薬学や看護など、医療系の進路を考えている皆さんは、5月19日号の週刊ダイヤモンドをお買い求めください。(本屋さんにバックナンバーとして置かれています。)いろいろと参考になると思います。

 

 

 

国公立大医学部 合格者数高校別ランキング①

2018年5月30日 水曜日

週刊ダイヤモンドで国公立医学部ランキングを見つけましたので紹介します。(週刊ダイヤモンド5月19日号参照)3月末に学校へのアンケートを元に作成されている数値ですので、大阪教育大附属池田や神戸女学院など、大学合格者数を公表していない学校は含まれていませんし、その後合格が判明したなど学校側がHPなどで現在発表している数値とずれている可能性があることはご承知おきください。

まずは、実数のランキングです。50名以上の合格者を輩出した全国の12校を紹介しましょう。

1位の東海高校は名古屋大学36名をはじめ、岐阜、名古屋市立などにも大量合格を出して余裕の1位です。2位の洛南も3位の灘と並んで、100名弱の合格を出しています。4位のラサール、5位の愛光と寮を併設している学校が並びます。愛光の中村校長先生によりますと、寮のついている私立中高には保護者が開業医をしている生徒も多く在籍しており、医学部志向が強いとのことです。

5位の四天王寺は女子校で全国1位です。続いて、久留米大学附設を挟んで奈良のツートップが並んでいます。智辯和歌山も堂々の50名、北海道大学医学部、旭川医科大学、札幌医科大学でも合格者数1位、123年の伝統を誇る北海道の名門公立校札幌南も同じくランクインしています。(続く)

 

 

 

堺リベラル中学校・高等学校 オープンキャンパス

2018年5月29日 火曜日

堺市の北部、浅香山駅近くの落ち着いた住宅地の中に、「堺リベラル中学校」と「香ヶ丘リベルテ高等学校」がありますが、この春からさらに「堺リベラル高等学校」が開学しました。つまり、1つの中学校の上に、2つの高等学校ができたという形になります。同じ場所にありますが、別の高校というわけでカリキュラムも制服も異なります。

キャリア教育が特徴の「香ヶ丘リベルテ高等学校」に対し、「堺リベラル高等学校」は進学を前提としたカリキュラムですが、ダンスの振り付けを自分たちで即興で作って踊る、とか演技や声優の技術を本格的に習得して感性を磨くなど、「表現教育」の面白さは文字で伝えることはできません。

というわけで、ひとまずオープンキャンパスに参加してみましょう。学校のホームページからの予約はお忘れなく。

新しくできたカフェテリアでのランチもいただけるようです。因みに以前オリジナルカレーをいただいたことがありますが、とても美味しかったです。お楽しみに!

 

 

【調理男子歓迎】東大阪大学柏原高校 コース増設【イラスト男子歓迎】

2018年5月28日 月曜日

大阪府南東部の柏原市にある「東大阪大学柏原高等学校」はスポーツコースも併設する男子校ですが、実は55年前に開学した当初は女子校でした。それが、次の年から男女共学へ、そして、開学から6年後には女子の募集を中止して男子校になったという珍しい歴史があります。今では大学進学に特化した「アドバンストコース」、まさにキャリア教育に特化した「キャリアアップコース」、教員全員がカウンセラーの資格を持っているなど、学校生活に不安のある生徒のフォロー体制万全の「キャリアアシストコース」、そして「スポーツコース」ときめ細かなコース設定で定評のある学校です。

この学校が、次年度からコースをさらに2つ追加するとの情報が入りました。

新設するのは「調理コース」、「美術コース」の2コースです。

調理コースは同じ法人の短期大学部へ入学すると栄養士の資格が得られ、美術コースは提携している大阪芸術大学への進学も目指すことができるという出口がはっきりしているコースです。男子校で調理や美術のコースが設置されるのは全国的も珍しく、今後話題となっていくことでしょう。

(画像をクリックするとPDFが開きます)

10月にはオープンスクールもありますが、今年新たに完成したピカピカの校舎も見どころの一つです。興味のある男子は行ってみてはいかがでしょうか。

追手門学院大手前中学校・高等学校 「夏休みわくわく寺子屋」

2018年5月25日 金曜日

梅雨が明ければ夏休みです(ちょっと気が早いですが・・・)。何をしようか、どこに行こうかなど、想像するだけでも楽しいことばかりですが、夏休みの宿題だけが気がかり、といったお子さまも多いことでしょう。

そこで、早いうちに宿題を片付けておきたいけど、なかなかその気が起きないという小学生向け(?)に、追手門学院大手前中学校は、こんな面白いイベントを開催します。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面にイベントの詳細が紹介されています。)

ボルトボルズの「笑ってタメになる!サイエンスショー」は2016年の開成教育グループ主催、「開成進学フェア」滋賀会場でも行われましたが、身近なものを使って、物理法則を面白おかしく紹介するこのイベントは、子どもが理科好きになるきっかけになるかもしれません。

学校の設備や部活を体験するコーナーもあります。もちろん世界大会常連のロボットサイエンス部の体験もできるようです。追手門学院大手前の受験を考えている小学生はもちろんの事、このイベントは何だか面白そうだなと感じた小学生も大歓迎とのことです。申し込みは学校ホームページからどうぞ。

 

 

 

関西大学併設中学校・高等学校 合同説明会

2018年5月24日 木曜日

今年の中学入試でも、多くの受験生を集めた関大系列の3校ですが、7月に合同説明会が開催されます。学校ごとの講演会もありますが、「卒業生に聞いてみよう」のコーナーや、部活動紹介の展示コーナーなどが併設されており、講演会を聞いた後でも様々な学校生活の様子や特色を知ることが出来そうです。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面にイベントの詳細が紹介されています。)

 

入退場自由との事ですが、事前の申し込みが必要で、定員も決まっているようですので、お申込みはお早めに。場所は、関西大学梅田キャンパスです。

 

 

大阪府立今宮高校 「クラブフェスティバル」

2018年5月23日 水曜日

大阪府立高校も私立高校に負けないくらい、学校説明会やオープンスクールを行うようになってきましたが、今年で創立110年を迎える大阪府立今宮高校でも、クラブ体験のイベントが開催されます。ノーベル化学賞を受賞した福井謙一博士の母校でもあるこの学校は、ユネスコスクールにも認定されており、世界遺産や地球規模の問題に対する国連システムの理解、異文化理解などの教育活動を行っています。

一方、部活動も盛んで、多くのクラブに受賞歴があります。珍しい所では水球部、山岳部、天文地球、能楽などの部活も盛んに活動を行っているようです。

というわけで、一部の部活を体験してみよう、という楽しそうなイベント、もちろん中学生限定ですが、9月と11月に行われますので、興味ある中学生はFaxで申し込んでください。

(画像をクリックすると PDFが開きます。2ページ目が申込書です。)

 

運動部の体験には保険料として100円が必要とのことです。お忘れなく。

 

 

大阪府立富田林中学校 学校説明会

2018年5月22日 火曜日

昨日の「鹿児島県立」に続いて「大阪府立」の学校説明会を紹介しておきましょう。次で3回目の入試を迎える大阪府立富田林中学校です。

大阪府立の学校では珍しい色刷りの案内文です。会場は外部を借りて実施!要するにそのための予算が別にあるということでしょう。うらやましい。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

申し込みは6月1日からとなっています。FaxでもWebでも申し込みができるようですので、学校のホームページを確認してみてください。

 

 

 

鹿児島県立 楠隼(なんしゅん)高等学校 1期生卒業

2018年5月21日 月曜日

以前、このエントリーでも紹介しました、公立なのに全寮制男子校という鹿児島県立楠隼高等学校ですが、この春、1期生32名が卒業しました。早くも東大2名含む国公立大学へ14名、防衛大学校と水産大学校に各1名ですから、半数が国公立に合格したことになります。周りに塾や予備校はありませんので、本当に学校の力だけでこれだけの合格実績を出したというわけですから、驚きです。あと、2年間は高校から入学した生徒だけの実績が続きますが、4年目からは中1から入学し、6年間学んだ生徒の実績もプラスされますので、注目です。

関西の大学への合格実績が無いのは、この1期生に関西圏出身者がいないことが原因のようですが、下の学年には関西出身者も各学年6名前後いるそうですので、今後は京大や阪大の実績も期待できます。経費は高校で学費(模試受験料含む)と寮費(食費や光熱費、ランドリー費用なども含まれる)合計で年間87万程度ですので、非常に安上がりだといえるでしょう。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

7月には寮見学会・体験授業が開催されます。申し込みはファックスですので、画像をクリックして出てきた裏面をA4でプリントアウトしてご利用ください。

わざわざ鹿児島から弊社まで過去問や案内文書をお持ちくださった先生、ありがとうございました。

 

兵庫女子教育セッション2018

2018年5月18日 金曜日

兵庫県の人口は約557万人、大阪府の63%ほどしかありませんが、私立の女子中の数は大阪府と同じ14校、男子中は大阪3校の倍以上の7校あります。因みに共学の中学は大阪府45校に対して、兵庫県は15校しかなく、共学校よりも男女別学が多いという地域です。

 

(画像をクリックするとPDFが開きます)

こちらのエントリーでも紹介したように、大阪でも3月に女子中フェアが行われていましたが、

http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/juniorhigh/30978.html

 

今回のイベントはそれの兵庫県版というとわかりやすいと思います。参加校による個別相談コーナーやパンフレットコーナーなどは同じですが、なんと参加校による女子校生の「本音トーク」というパネルディスカッションがおこなわれます。他校の生徒と直接話をすると、「えー、おたくの学校、そんなことまでしてくれるの?いいなぁー。」みたいな学校批判が出ないか心配ですが、そんなことにならないように自分の学校を愛している生徒を選んでいるのでしょう。ともかくパンフレットに書かれていない話も飛び出してきそうで楽しみです。

入場無料 予約不要となっています。小学生女子と保護者の皆さんは参加してみましょう。