【卵を守れるか?】大阪電気通信大学 第18回「卵落としコンテスト」開催【成功率半分以下?】

2025年5月30日 金曜日

寝屋川市の大阪電気通信大学では新入生歓迎イベントとして、毎年「卵落としコンテスト」が開催されています。A2 サイズ(つまりA4サイズの4倍の面積)のケント紙(製図などに使われる、少し厚みのある紙)を加工した入れ物に生卵を入れて、ビル3階の屋上に相当する約10メートルの高さから落として卵が割れなければ成功、さらに落下点にある的の中心に近い方が高得点という競技です。入れ物は新入生3~4名のチームで考えを出し合って、はさみとセロテープだけを使って作成します。よく見られるのが空気抵抗を利用して落下速度を調整しようというパラシュート型なのですが、風に流されて落下ポイントからずれてしまうというデメリットがあり、入れ物がつぶれることで卵を守る、紙を折って緩衝材のようにするなど、様々な工夫を見ることができます。

実は29日(木)NHK総合の「おはよう関西」で朝8時前にその準備の様子が生放送される予定だったのですが、中継通信回線が途中で途切れて中止となってしまいました。大学は大阪府寝屋川市ですから、中継車から直接地上局に伝送する確実性の高い方法を取っていたと思うので不思議です。あくまでも個人的な見解ですが、大学内の他の実験施設からの電波干渉でもあったのでしょうか?物理って理論通り上手くいくとは限らないということをこちらでも示すことができたようで、ちょっと面白かったです。それはさておき、映像として見てみたいので、また改めて放送されることを願っております。

コンテストの本選は6月6日。今年はどのようなアイディアのグループが優勝するのか楽しみです。

【立命館大学デザイン・アート学部新設コラボ企画】衣笠アートヴィレッジフェスティバル【教員によるトークセッションも】

2025年5月29日 木曜日

昨日入試に関して紹介した立命館大学のデザイン・アート学部(仮称)ですが、そのコラボ企画として次の日曜日に「衣笠アートヴィレッジフェスティバル」なるイベントが京都衣笠キャンパスで行われます。このようにしてみると、この新学部が考えている「アート」ってとても幅広そうです。

新学部の教員によるトークセッションと説明会は14:00~15:00です。学内でのキッチンカーや学生団体による発表や体験会も多数用意されていますし、学外の文化財や文化施設を巡る企画もあるようです。これはアート好きにはたまらない。詳しくはHPをご覧ください。30分ごとに学内を巡回する電動カートにも乗ってみたいな。

【実技はごく一部?】立命館大学 デザイン・アート学部 入試概要【180名募集】

2025年5月28日 水曜日

立命館大学は2026年度4月、新たな学部「デザイン・アート学部」の設置に向けて、現在申請段階です。まだ認可されていませんので募集要項の発表はできません。よって、あくまでも「予定情報」としてですが、一般選抜の概要が発表されました。

180名募集のうち、一般選抜で60名募集予定。その60名の内訳は、全学統一(文系)方式で35名、学部個別配点(情報型理系)方式で15名、共通テスト3教科型で5名、後期分割方式で5名となっており、全学統一が最も大きい募集となっています。

全学統一(文系)方式の入試科目はその他の文系学部と同じですから英語120点、国語(古文あり)100点、地歴公民数(ⅠAⅡBC)いずれか1科目選択100点という配点です。

総合型選抜では65名募集予定で、その内30名が視覚表現型という選抜方法で、視覚表現(スケッチやイラスト、写真、図、表などの視覚に訴える表現に関する質疑)という選考が行われるようです。残り35名はポートフォリオ型で、事前に制作し提出したデザインやアート作品がそのコンセプトやプロセスと併せて評価対象になるとのことです。

180名から、一般選抜の60名と総合型選抜の65名を除くと、残りは55名になりますが、あとはスポーツ推薦や留学生枠、内部推薦や指定校枠などになるようです。

というわけで、視覚表現型による選抜で何かデザインを課される可能性はありますが、基本的には学力検査による入試だということのようです。

詳細は設置認可後に発表される予定です。楽しみですね。

【女子校の女子の】四天王寺高等学校・四天王寺中学校 体育祭見学【リアルな姿を見てみましょう】

2025年5月27日 火曜日

創立103年の女子校、四天王寺高等学校はバレーボール、卓球、ハンドボールなどスポーツ系の活躍でも知られていますが、進学校としての実績も素晴らしいです。今年も東大1、京大13、阪大19、神戸大13など国公立大学に216名、その内医学部医学科に42名、防衛医科大学に4名が合格しています。関関同立も合計371名合格と圧倒的な実績です。大きなカバンをいくつも持って登下校している四天王寺中高の生徒をよく見ますが、置き勉(教材を学校に置きっぱなしにする事)をせずに家でも真面目に勉強に取り組んだ成果かもしれません。

それはさておき、勉強面以外での彼女たちの様子はどうなのでしょうか。受験生の親としては気になるところですが、それをそのまま見ることができる貴重な機会が今回の体育祭見学です。

平日のお昼間ですから受験生本人は無理だと思いますが、保護者(女性に限る)は事前申し込みをすれば参加する事が可能です。6月18日といえば梅雨入りの時期ですが、大阪城ホールですから心配はありません。時間内入退場自由だそうですから、少しでも時間が取れる保護者は見てみてはいかがでしょうか。

お申し込みは学校HPからどうぞ。

【小4~6年生女子向け】樟蔭中学校 イングリッシュジュニア 生徒募集【無料】

2025年5月26日 月曜日

最近、とある学校の英語の先生と話をしていて、「中学1年生の英語の学力差が広がった」という話題になりました。小学校で英語が教科化され、通知表に成績が付くようになったとはいえ、「英語を学ぼう」というよりも「英語に親しもう」という内容が多く、また学校以外で英語を学んでいる小学生も多いことから、小学校で既に英語運用能力に差がついていて、中学入学段階で既に「英語嫌い」の子どもが増えているのではないか、との事でした。

英語嫌いにならないためには早い時期から英語を習いに行くのも一つの方法でしょうが、学習塾がいうのも何ですけど、ネイティブの先生がいらっしゃる英語塾ってそこそこ費用がかかります。

そんなことを考えていたところに大阪の樟蔭中学校からこのようなご案内が届きました。合計15回のネイティブによる英語レッスンが7月23日に開講されるのですが、受講料はなんと無料!これを利用しない手はございません。小学生女子の皆さん、早い者勝ちです。お申し込みはこちらの2次元バーコードからどうぞ。

【えらいこっちゃ】大阪府 公立高校 令和 10 年度以降の入試変更点【今の中1から?】(その2)

2025年5月23日 金曜日

(昨日の続き)

【第2志望校への出願】

公立高校受験者は公立高校を第2希望まで選べるようになりました。但し、この第2志望に関しては「当該校を第1志望とする志願者数が募集⼈員に満たない場合に⾏う」となっていますから、定員割れした学校があれば、そこを第2志望として後から出願できますよ、ということになります。またその第2志望校合格した場合、入学必須ではなく、「公立大2志望校と、私立併願校のどちらかを選んで進学」とあります。志願者が定員を超えている場合、不合格で入学できない志願者がいるのにお席が空いてしまう、ということを避けるために合格者は入学必須となっていますが、定員割れしている場合はそのような矛盾が生じないので、どちらでもいいよ、となったのでしょう。まあ、制服の採寸とかもあるので、ぎりぎりまで進学先で悩むのも得策ではないような気がします。受験生にとってはあまりありがたくもないかなぁ。

【英検等の読み替え率変更】

例えば英検を例にとると、当日の英語の点数を2級は80%、準1級以上は100%に換算するというみなし得点制度がありますが、これを2級で70%、準1級は90%と換算率が下がります。年度によっては当日得点がみなし点を超える受験生が10%台となり、英検を取得しておく方が断然有利となっていましたが、これはやり過ぎだということになったのでしょう。こちらは妥当な提案だと思います。

まだ議論中ですので、導入が遅くなる可能性はありますが、最速でもこの入試変更が関係するのは現在の中3ではなく、中1の学年からとなります。今の中3、中2は今まで通りがんばりましょう。

【えらいこっちゃ】大阪府 公立高校 令和 10 年度以降の入試変更点【今の中1から?】(その1)

2025年5月22日 木曜日

少し先の話ですが、大阪府教育庁から令和10年度の入試からの公立高校入試制度改革について現時点での方針が発表されました。

【学校特色枠の設定】

この枠については以前の発表内容にも同様な提案がありました。各校のアドミッションポリシーに応じた優先枠がある、というイメージですね。人数は「原則として各校総募集人員の50%以下」とされていますが、進学校がこの方式を選択するのかどうか疑問です。因みに、この枠の導入に伴って、現行の「ボーダーゾーンの扱い」は無くなるようです。つまり出願時に提出していた「自己申告書」は無くなるというわけです。但し千葉県や神奈川県のように小論文やプレゼンテーションなど、学校独自の検査項目が加わると、ややこしくなりそうです。

【入試日程変更】

一般選抜は現行よりも約10日早い、特別選抜は現行よりも約10日遅い「3月1日」に統一されるようです。まあ、ここはこれまでの議論の延長ですね。中学校の卒業式も早くなる?

(続く)

【多彩な入試制度も知ろう】受験生のための「近大入試まるわかりセミナー」【高校1年・2年及び保護者も歓迎】

2025年5月21日 水曜日

3月に東大阪キャンパスで行われた「オープンキャンパス」は今年も多くの来場者だったようです。受験生はオープンキャンパスで大学の元気な雰囲気や充実の設備を知ることができたと思います。しかし一方で、近畿大学の入試には多様な判定方式や併願方式が用意されており、どの方式が自分に有利であるかを受験生が判断する必要もあります。

というわけで、今回紹介するイベントは、大学の様子や大学生活に関する内容に加えて入試制度をまとめて説明していただけるというありがたい内容となっています。

6か所で開催されますので、都合の良い会場、日時でご参加ください。

事前申し込みは不要、入退場自由です。

【受験生激増の】甲南大学 入試制度説明会【秘密を聞いてみよう】

2025年5月20日 火曜日

先月、こちらのエントリーで甲南大学の募集単位ごとの動向を紹介しましたが、

【2025入試結果速報】甲南大学【募集単位ごとの変化】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ

受験生にとっては公募推薦、一般選抜ともに入試制度や日程の変更によって受験しやすくなりました。その結果、甲南大学全体の志願者数は増えました。一般入試の前期+中期の志願者数ですが、2023年度=16,075件、2024年度=17,746件、2025年度=25,268件となっています。つまり今春は2年前の1.57倍と激増したことになります。

少し年の離れたお兄さん、お姉さんのいる大学受験生は、甲南大学は他大学併願での受験がしにくい大学だと聞いているかも知れませんが、ここ2年で大きく制度は変化しています。一度最新情報を得るためにも説明会に参加してみてはどうでしょうか。メニューは限られますが、学食体験も用意されています。

事前申し込み制になっています。申し込みはお早めに。

【見晴らし抜群】大阪青山大学 オープンキャンパス【通学も便利】

2025年5月19日 月曜日

2年前にもこの(↓)エントリーで紹介した大阪青山大学ですが、

【奨学金も充実】大阪青山大学 3学部体制記念奨学金【受験料も割引】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ

キャンパスは箕面市の北部、大阪市方面が一望できる高台にあります。ということは、毎日の通学は山登りか?と思われるかもしれませんが、阪急箕面駅、もしくは昨年春に御堂筋線と直結した箕面萱野駅からスクールバスがガンガン運行されていて、学舎の前まで連れて行ってもらえます。

それはさておき今年のオープンキャンパスも盛りだくさんイベントが用意されています。学部別体験授業やキャンパスツアーで充実の大学設備を実感しましょう。明るく広い食堂でのランチサービスも用意されているようです。楽しみですね。

【特別告知】6月21日(土)の「入試対策&交流会」ではこのブログの「中の人」が総合型選抜などについて講演いたします。高校生の皆さん、お待ちしております。