【開成進学フェア 参加校紹介】杉並学院高等学校【首都圏】

2021年8月23日

JR中央線には、与謝野晶子、太宰治、三好達治らの文豪も近くに住んでいたという阿佐ヶ谷、ライブハウスの多い高円寺、という駅が並んでありますが、そのちょうど中間地点付近に見えるカラフルな鉄筋地下1階地上3階の校舎がゴルフの石川遼の出身校、杉並学院です。(お茶の水から三鷹までは複々線ですので、三鷹方面の各停に乗ると左手によく見える)元はNコン常連どころか国際コンクールにも出た合唱部でも有名な女子校でしたが、2000年に共学化して、合唱も混声合唱になりました。それでも2019年の東京都合唱コンクールで金賞と良い伝統は受け継がれています。今では1学年400名前後で、女子が約53%と、ほぼ男女同数です。

コースは国公立大を目指す「特別進学」と主に難関私大を目指す「総合進学」の2コースに分かれていますが、1年次は共通カリキュラムで、特別進学コースでも部活動の制限はありませんから、それほど大きな違いは無いようです。

早い時期から整備されているICT環境や、ナイター設備のあるゴルフ練習場、ピアノレッスン室を併設している音楽室など設備も充実。詳しくは「開成進学フェアオンライン」をご覧ください。

因みに、久保田早紀の「異邦人」の歌詞は八王子から中央線に乗って通学する途中の車窓の風景から思いついたといわれています。「子どもたちが空に向かい、両手をひろげ」ていた「子ども」は国立(くにたち)駅西側の空き地の光景を元に作ったとのご本人のインタビューもありますが、当時、既に駅近くの線路沿いにはそれほどの空き地は無く、この歌詞が作られた1970年代に既に高架化されていた三鷹以東の景色の方が良く見えたと考えると、当時の杉並学院の前身「菊華高等学校」の生徒の姿も参考にしたかもしれません。( その頃は高校の校舎が敷地の東と南に建っており、車窓からグラウンドがばっちり見えたはず)