2020年10月2日
こちらも教育・看護系のオープンキャンパス案内です。大阪の「大阪信愛学院短期大学」が4年制で共学の「大阪信愛学院大学」に昇格するお話は7月にこのエントリーでお知らせしましたが、9月30日現在、設置認可申請中という状況です。ということは・・・(ここからは小声で)このタイミングでまだ申請中という状況では学校推薦型選抜(指定校推薦)ができない理屈ですので、一般入試の枠が広がり、今年はチャンス!と考えられます。 次のオープンキャンパスは10月11日。詳しくは学校のWEBサイトをご確認ください。
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2020年10月1日
奈良学園大学は、1984年には奈良産業大学の校名で経営・経済系の大学として設置され、その後法学部を増設といった文系の大学でしたが、社会ニーズの変化に対応すべく校名変更し、2014年に人間教育学部、保健医療学部看護学科を設置、さらに昨年リハビリテーション学科も設置したという、現在成長中の大学です。
現在は奈良県中部、JR大和路線王寺駅の隣、三郷駅が最寄りの三郷キャンパスと近鉄けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅近くの登美ヶ丘キャンパスに分かれていますが、三郷キャンパスの「人間教育学部」は2022年4月から登美ヶ丘に移転、統合という計画になっています。但し三郷キャンパスには立派な体育館や野球場がありますのでスポーツ施設として引き続き使うのかもしれません。 少し先ですが、12月にこちらの一般選抜対策講座が予定されています。詳しくは学校HPをご覧ください。
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2020年9月30日
兵庫県教育委員会より9月1日に行われた「令和3年度高等学校進学希望者数等調査」が9月29日に発表されました。 https://www.hyogo-c.ed.jp/~gakuji-bo/R3sinngakukiboutyousa.pdf
その一部をまとめてみました。兵庫県では中3の人数が前の年より1,725人(比にして4.85%)減少する見込みですが、公立高校希望者は前年の調査より2,150人減の36,548人。それに対して私立は前年よりも137人(比にして7.26%)増加の2,023人と増加しています。 コロナ禍の休校期間中、授業提供の公平さを優先するべき公立高校は、家庭環境に左右されるオンラインの導入も限定的でしたが、それに対し、私立高校の多くはオンラインを活用した授業やホームルームの導入や、宿題送付と添削を組み合わせや、家庭への電話による懇談などいち早く、休校による生徒への影響を最小限にする工夫がなされました。というわけで、私立高校に対する評価が高まったという事ではないでしょうか。 他の地域の希望調査もどう出るのか、注目したいところです。
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2020年9月29日
関西大学中等部のホームページにこのような文書が添付されていました。
つまり、今年に関しては学校の休校期間があったため、出題範囲について除外される部分がありますよ、というお知らせなのです。大阪府の公立高校のように、高校入試では同様の発表をしている学校がありますが、中学入試でも同趣旨の考慮がなされる場合があるという事です。今後他の中学入試でも同じように除外範囲を発表する可能性がありますので気を付けておきましょう。 まあ試験に出ない範囲を勉強するのは無駄だというわけではありませんが、1点を争う入試に於いては、やはり出題されない範囲の優先順位は下げておくべきでしょう。中学入試は1月ですので、この除外された範囲を勉強するのは、その後にしましょう。
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2020年9月28日
このエントリーで先日追手門学院中学校のプレテストを紹介しましたが、こちら追手門大手前中学校でもプレテストが用意されています。追手門学院と同じように「特待生」になれるかも、の判定が出ますが、このプレテストを受けた人はその6年後にどうなったのか、という資料までついています。これは小6時点で点数が取れなかったとしても6年間の間に国公立大学に進めるまでになります、というこの学校の指導力の高さを証明するものでもあります。 申し込みについては学校HPをご確認ください。
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2020年9月25日
(昨日の続き)JAPAN e-Portfolioのための研修に参加し、ICT機器を生徒に購入させて準備してきた先生方のご苦労と、その先生の言葉を信じて先生と一緒に受験生が準備や記録を重ねてきたデータが、この9月11日に宇宙に消えていきました。(まあ正確にはPDF保管はできたのですが、出願する学校に合わせて選んでプリントアウトして添付するという余計な作業が発生する上に、調査書は担任先生の手作りに逆戻りです)
まあ、採用していた大学は少なかったとはいえ、AO入試(総合型選抜)の出願期間の直前に、いきなり梯子を外されたようなものです。大学側も募集要項の訂正(出願書類や形式の変更)をホームページに発表するなど、対応に追われています。新たな今の大学1年生と異なり、今の高3生にまつわる混乱状況は、明らかに人災です。 今回の大学入試改革の理念や理想はさておき、具体的な導入についての詰めが甘すぎるような気がします。
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2020年9月24日
今年、大学に入学した学生の中には、入学式もガイダンスも無い。キャンパスにもまだ入れない。さらにクラブ・サークルにも参加できない・・・。オンライン授業だけなら大学の近くに住む意味も無く、家賃も惜しいので実家に帰ってひきこもり、という寂しい青春を送っている人が数十万人いるわけですが、大学入試改革元年に当たってしまった今の高3生も大変な学年になってしまいました。 昨年11月に、英語の外部検定利用の中止が発表され、12月には大学入学共通テストへの記述問題の採用見送りが決定され、そのための準備を高校入学時(またはもっと前?)から行ってきた現高3生は、「そんなんだったらもっと今まで通りの勉強に時間とお金を費やしたのに、どうしてくれるのよ!」という気持ちだと思うのですが、この8月7日にはついにもう一つの大学入試改革の柱である「高大接続ポータルサイト『JAPAN e-Portfolio』(文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業(主体性等分野)の取組の一つ)の運用中止が発表され、2021年度入試への利用ができなくなりました。今まで推薦型の入試で特に重視されてきた、担任が記入する調査書の代わりに、電子的に保管・評価された学びの履歴に置き換え、そのデータは出願された大学側が参照できるというシステムだったのですが、採用しようという大学が2018年12月段階で全国774校(大学校含む)中111校(文科省発表:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/143/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2019/02/20/1413594_001.pdf)にとどまり、特に東大・京大をはじめとして国立大学87校中67校も採用見送りなど、大学からの運営協力費を集めることもできなくなったというお粗末ぶりで、ついに文科省からタオルを投げられた形です。(続く)
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2020年9月23日
私立中学校入試では、試験科目の選択・英語入試・適性検査型入試・思考力型入試など多彩な選抜方式が広がってきていますが、大学入試のような指定校推薦(今年から「学校推薦型選抜」って呼ぶことになっています)を行っている中学校は少ない(別法人の間では、大阪の城星小学校から大阪星光への推薦枠などごく一部)代わりに(?)「自己推薦型」という選抜方法があります。
今までに取り組んできた受験勉強以外の成果(各種検定や文化芸術・スポーツなど)をアピールして、認められれば入試当日に課されるのは作文と面接のみ、という仕組みです。 しかし、重要なのは事前にそのための審査を受けておかなければならないところです。百合学院の場合は11月28日までに保護者との事前相談が行われ、その後申請書類を提出し、自己推薦型への出願が可能となれば、出願・受験できる、というシステムです。というわけで、保護者の皆さん、すでに事前相談の期間は始まっております。詳しくは学校のHPでご確認ください。
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2020年9月18日
9月も後半。そろそろ高校入試を控えた中3生にも緊張感が漂う季節となってきましたが、大阪府では英検のみなし得点制度というのが2017年度入試より導入され、例えば英検2級を持っていれば、入試当日の英語の試験90点満点の8割、つまり72点と、実際に取った点数の高いほうが採用される、というシステムが採用されています。 初年度の利用者数は344名と少なかったのですが、毎年増加しています。
大阪府教育委員会の発表によりますと、2020年入試ではその制度を利用した受験生は1620人(それ以外に帰国子女などで30人が利用していますので、合計では1650人)でした。大阪府の公立高校受験者は3万7千人ほどですので、割合にすると受験者全体の4%ほどと少数派ですが、北野高校では468名の出願者のうち、297人、つまり63.5%が利用しているなど、学校によっては高い割合になっています。
というわけで、事前に英検などの外部検定を取得しておけば、その「みなし得点」が確保できるわけですから、2年生以下の学年でも検定に取り組むことは有利だといえるでしょう。 大阪府の場合はこの制度として使える検定は TOEFL iBT / IELTS / 英検 となっています。自分に向いた検定に早めに挑戦しておきましょう。
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2020年9月17日
昨日お知らせした「大阪国際中学校・高等学校(仮称)」のお話の続きです。 2022年から学校は生まれ変わりますが、次年度はまだ現行の校名での入試が行われます。例年のようにプレテストなどの入試イベントも10月上旬から順次行われる予定です。 しかし、考えてみると、来年入学すれば新たな学校の誕生という歴史的な場面に立ち会えるわけですし、新校舎やコース制によって人気が急上昇すれば、今の小6が中3を迎えたころには難易度が上昇しているかもしれません。ということは中学段階から入学しておくというメリットは結構大きいかも・・・。 入試関連イベントの詳細は学校ホームページをご覧ください。
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