大阪府 公立高校一般入試2019概況(旧4学区)

2019年3月14日 木曜日

学区全体倍率は昨年とほぼ変わりのない1.18倍ですが、上位行の競争率が上がって、難易度と競争倍率がほぼ比例する地域となりました。(難易度と競争倍率の相関係数が、この4つの旧学区の中では最大となっています)御覧のように鳳と泉陽が若干シーソーのように逆の動きを見せていますが、競争率高目で安定しています。泉北は隔年現象で厳しい倍率となっていますが、昨年人気を集めて厳しい倍率になった堺東は一気に揺り戻しで落ち着いた倍率になっています。また、この学区全体で中間集計から最終集計までの間に競争倍率が0.5も上がっています。

御覧のように、旧4学区は最終日に出願する人数が多いことがわかりますので、中間発表から大きく数値が動く可能性のある地域でもあります。次年度の受験生はこのことも含んだうえで、出願の作戦を考えるとよいでしょう。

この4日間で紹介した全校を加えると競争倍率は1.20倍から1.19倍とわずかに減少しています。旧3学区の出願数減少がその最大の原因となっています。さて、来週19日が発表、そこからあわただしく入学に向けた手続きが始まります。第一志望の学校や学科に合格できた人も、そうでなかった人も、ここからがさらに新たなスタートラインです。新しい友だちづくりや部活での活躍も大切ですが、制度変更される大学入試に向けて、勉強も頑張りましょう。