星翔高等学校の普通科がリニューアル

2019年11月15日 金曜日

摂津市の星翔高等学校は、1938年に設立された「浪速工学校」という男子校がルーツで、1941年に今の校地に移転、1948年の学制改革で「浪速工業高等学校」という工業系の高校になり、1974年には普通科設置、1992年の共学の国際科募集に合わせて学校名を「星翔」と改め、2006年には普通科も共学化、そして今年から工業系の学科も共学化したという歴史があります。このように工業高校をルーツに持ちますが、今では普通科と工業科の生徒数もほぼ同じになっています。  今回その普通科の中のアドバンスコースとキャリアコースが大きくリニューアルというお知らせが届きました。  まずは大学進学を目指すアドバンスコース ↓↓

ご覧のように少人数制や授業時間の増加、タブレット導入に加えて放課後や休暇中に開校される補習など、進学校に様変わりするようです。 次は就職や専門学校進学をイメージしているキャリアコース。こちらではインターンシップや専門学校と連携した授業など、職業に対する適性を事前に体験できる仕掛けが用意されています。

中3生はそろそろ具体的に受験校を絞り込む時期ですが、部活や学校行事だけでなく、授業の中身やその目的も確認しておくべきでしょう。今週末にもまだ説明会が用意されています。詳しくは学校のホームページをご覧ください。

北河内私立中学校 合同説明会

2019年11月14日 木曜日

次の日曜日、四條畷学園にて、「同志社香里」「大阪国際大和田」「四條畷学園」「常翔啓光学園」「東海大学付属大阪仰星高等学校附属」「香里ヌヴェール学院」の6校合同のイベントが開催されます。生徒たちによるパネルディスカッションや制服ファッションショーなど中学校選びの参考になりそうな楽しそうな内容です。事前申し込みが必要ですので、常翔啓光学園のホームページの「入試・入学」のページ(もしくはこのチラシのQRコードを読み込み)からどうぞ。

ノートルダム女学院 クリスマス入試説明会・トワイライト個別相談会

2019年11月13日 水曜日

 11月もそろそろ後半。サンタさんも年に一度の出費(?)に備えて色々考える季節になってまいりました。クリスマスシーズンといえば、キリスト教系の学校ではツリーのイルミネーションや、降誕を祝う劇や合唱など、存分に季節感を感じることができるという点でも、非常にうらやましい限りです。

以前このエントリーでも紹介した京都東山のノートルダム女学院中学校高等学校でも12月は盛り上がります。ちょうどその時期に今年最後の入試説明会が開催されます。 11月30日(土)と12月1日(日)は明るいうちの説明会。今までこの学校の説明会に参加した皆さんも、いよいよ入試直前ということで、下見を兼ねて参加してみては如何でしょうか。併せて学校内の雰囲気もお楽しみください。 その後、12月13日から「トワイライト個別相談会」が夜に実施されます。こちらも予約制の個別の相談会です。高校受験生には併願校の相談にも乗っていただけそうです。 入試前の不安な心もクリスマスツリーのイルミネーション見て洗い流してしまいましょう。 このブログをスマホで読んでいる方は、もう一台スマホを用意して、チラシ右下のQRコードを読みこんでYouTubeで開いてください。ノートルダム女学院放送部が作った学校プロモーションビデオを見ることができます。 いやぁ、素晴らしい。

金蘭千里中学校 学校説明会

2019年11月12日 火曜日

2019年度大学入試で、関関同立200名、国公立83名、京阪神+国公立医学科40・・・というのが金蘭千里高校の合格実績です。この数字だけを見ると、1学年400人くらいの学校かな?と思ってしまいそうですが、実はこの年の卒業生数は175名。何と難関校に3分の2以上が進学しているという学校です。かつてはお勉強優先のイメージが強かった学校ですが、2015年から部活や学校行事も盛んにすると、そこから学ぶことも多かったのでしょうか、大学合格実績もさらに伸びてきました。というわけで説明会でも一昔前には考えられなかった部活体験まで用意されているというわけです。大学併設の広々としたキャンパスと明るい校舎見学を兼ねてお出かけしてみては如何でしょうか。説明会の会場は門を入って正面突き当りまで進んで右側の階段を上がった「佐藤記念講堂」で行われます。予約は不要とのことですが、部活体験は先着順だそうです。

ちなみに、佐藤記念講堂のロビーにはこの学園の中興の祖、佐藤一男元理事長の胸像が建っています。この方は金蘭千里中高の初代校長でもいらっしゃいます。

常翔学園中学校「答案手渡し会」にお邪魔しました

2019年11月11日 月曜日

常翔学園中学校ではプレテスト「Jテスト」が2回行われています。多くの中学校受験者にとっては人生初めての受験は心細いと思いますが、その不安を少しでも和らげるためのプレテスト。学校にとっては手間も時間も大変な大サービスだと思うのですが、こちらの学校ではそのプレテストの結果を手渡しで返却し、さらに先生方が答案分析やその後の勉強法までアドバイスを個別にしていただけるという手厚い追加サービス「答案手渡し会」が用意されています。そこでその様子を探るべく潜入取材を強行しました。(嘘です。ちゃんと事前に電話してからお邪魔しております。) 平日ですので夕方に開催されています。門の近くで先に答案を受け取って帰る親子連れとすれ違いましたが、なにやら雰囲気がほんわかと楽しそうです。  さて、玄関を入ると・・・なんというウエルカム感。在校生による励ましメッセージカードがずらり。

 とても開放的な職員室を通り抜けると熱気あふれる会場です。個別相談のブースもありますが、さらに教科ごとの相談コーナーがあります。ご本人はもちろん保護者の方も熱心に耳を傾けていらっしゃいます。

お忙しい先生方のお邪魔になるのでそそくさと帰ろうとすると玄関正面に温かいメッセージが・・・。

受験生に対する思いがこもっております。周りには部活帰りの生徒さん方でしょうか、大きな声で気持ちよく挨拶もしていただけました。最初に見た親子連れが楽しそうな表情をしていたのも納得です。

というわけで、2回目のプレテストは23日、その後の答案手渡し会は30日となっております。詳しくは学校のホームページをご覧ください。

清風高等学校 入試説明会 個別相談会

2019年11月8日 金曜日

 このエントリーでも何度か紹介している大阪上本町(うえほんまち)の清風高等学校についてです。(過去の記事も検索してご参照ください。) ともかく3年間・6年間かけて生徒を育成する徹底力・組織力については大阪トップレベルの学校の一つです。人の異動が避けられない公立高校には真似のできない継続的な実行力がこの学校の強みです。今年最後の説明会が実施されます。事前申込不要とのことですが、12月1日の個別相談会には学校の成績を持っていくことによってより具体的なアドバイスを聞くこともできるようです。中3男子、集合!

桃山学院中学校 プレテスト

2019年11月7日 木曜日

昨年からプレテストを2回実施することになった桃山学院中学校についてです。日程について昨年度は2日間連続でしたが、今年は1週間空けて2回実施という変更が行われています。つまり一人で2回受験ウェルカムということでしょう。 12月7日には解説会も用意されています。いよいよ中学入試まで約2か月。チャンスを広げておくためにもプレテスト受験をお忘れなく。

京都橘高等学校 オープンキャンパス

2019年11月6日 水曜日

 その昔、京都市上京区の旧市街地の中の女子校だった時代には、どちらかというと静かなイメージがあった学校なのですが、1985年に京都市伏見区への全面移転と2000年からの男女共学をきっかけに部活でも学業面でも目覚ましい進化を遂げ、女子バレーボール、男女サッカー、は全国レベル、吹奏楽部(特にマーチング)はもはや世界レベルにまで成長している一方で、関関同立71名合格など進学実績も着実に伸ばしているの高校です。また、2010年には中学受験生募集も再開させるなど、関西では勢いのある学校の一つでしょう。

今週末、こちらの学校ではオープンキャンパスが実施されます。京都・滋賀の中学生は特に見に行ってみてはいかがでしょうか。吹奏楽部の歓迎演奏も用意されているようですので13:30の開始時刻には間に合うようにお出かけください。事前申し込みは不要とのことです。

【スクープ】常翔学園中学校【制服が変わります】

2019年11月5日 火曜日

大阪駅前から大阪シティーバスに乗って15分、大宮小学校前下車徒歩3分で到着の常翔学園中学校にお邪魔してきました。バスを使い慣れていない人はここまで読んでも不便に感じるかもしれませんが、この系統のバス、朝8時台は27本!もあって、地下鉄よりもはるかに便利です。因みに地下鉄谷町線や今里筋線の駅まで12分ほどで歩けますので、お家の方向によってはそちらを使って通学している生徒さんもいらっしゃいます。

2階にとても開放的な職員室がありますが、その横に制服が展示されています。この制服、大阪駅でもよく見るなぁと思っていると、リニューアルの文字が・・・。すると少し離れたところに高級感あふれるえんじ色(正確には「ボルドー」という色だそうです)の制服が展示されているではありませんか!2020年度入学の中1からはこの制服になるそうで、6年間かけて入れ替える計画だそうです。楽しみですね。

英語民間試験利用の延期報道について

2019年11月1日 金曜日

2021年度大学入試に向けて利用予定であった英語の民間試験利用に関して、延期するとの報道がありました。文部科学省は制度設計をさらに検討ののち「2024年度導入を目指す」とのことです。 この民間試験利用延期に関する影響は以下の通りです。

① 大学入学共通テストと併用で、出願資格などに使われる大学の入試に関して民間試験は必須ではなくなる。

② 私立大学など、既に独自の利用を発表している制度に関しては何の影響もない。

③ 受験時期や回数は大学入学共通テストとの併用を元に設計されていたものなので、「高3の4月から12月の間に受験した2回のみ有効」などといった制約は無くなる 。

④大学入試利用を想定して新設される予定だった試験(英検1dayS-CBTなど)の実施については各実施団体から発表されると思われるが、現段階では不明

ひとまず現在の報道の範囲では、現高校2年生は、従来の「センター試験」と同じ時期に実施される「大学入学共通テスト」を受験、国公立大学へ出願、私立大学への利用となり、英語民間資格受験は必須ではなくなります。私立大学等で民間資格の利用も考えておらず、国公立受験でのみ必須なので受験しなきゃ、と思っていた高校生にとっては負担軽減となります。とはいえ、英語の4技能が大切なのは変わりませんので、いずれかのタイミングで検定に挑戦するようにしましょう。