大阪産業大学附属高等学校 吹奏楽部 第2回定期演奏会にお邪魔してきました

2020年12月7日

学校法人大阪産業大学には高校が大阪桐蔭と大阪産業大学附属の2校ありますが、大阪産業大学附属は大阪市城東区、一方大阪桐蔭は大東市の大阪産業大学と同じところにあります。何故かといえば、実は37年前の1983年、当時の人口急増を受けて、大阪産業大学附属高校が大東市の大学の横に分校(大阪産業大学大東校舎)を臨時に作ったのですが、1988年に大阪桐蔭として独立した学校になった、というわけです。ところで吹奏楽部といえば、このエントリーでも以前紹介したように大阪桐蔭が有名なので、大阪産業大学附属の方は部員もあまり居なかったようなのですが、昨年から本格活動が開始されました。

 と、ややこしい前置きでしたが、大阪産業大学附属高等学校吹奏楽部の第2回演奏会が開催されるということで、聴きに行ってきました。お?昨年練習を見せていただいた時よりも部員が増えています(35名とのこと)。1曲目の「ファンファーレとセレブレーションマーチ」。初心者ばかりとの事ですが、良く鳴っています。2曲目は「もののけ姫」セレクション。木管、ホルンが活躍する曲ですがホルンは2年が一人、残りは1年生。オーボエは1年生1名だけとは思えない完成度。舞台照明も曲の雰囲気に合わせて色を変えるなど、凝っています。

 と、この調子で全曲講評を書いているとバンドジャーナル(吹奏楽の専門誌)になってしまいますので、やめておきますが、アンコールは1年前学校にお邪魔した時に練習をしていた「銀河鉄道999」。ありがとう。この演奏会で3年生が引退との事(高3の12月まで部活ができることにもちょっと驚き)で、しんみりする場面もありましたが、素晴らしい指導者に恵まれている生徒さん方の生き生きした様子が演奏を通じて伝わってくる楽しい演奏会でした。