城星学園 中学校・高等学校 入試説明会に行ってきました

2018年6月26日

大阪城公園南、かつての日生球場(今は「もりのみやキューズモール」)のすく近くの落ち着いた文教地区にある女子校、城星学園の入試説明会が学校内で行われました。あいにくの雨の中ですが、先生方が門まで出てきてのお出迎えです。恐れ入ります。

 

校長先生からは、修道会の歴史から独立戦争、産業革命といった時代に子どもが置かれていた状況など今の建学の精神が生まれた背景などをお話しくださいました。また1950年幼稚園開校からの学園の歴史も紹介していただきました。中学校の開校は1959年ですので、今年で創立60年目というわけですね。

協定校となった大阪星光学院の校長先生と教育企画室長の先生からもお話がありました。外部講師を招いての勉強会やオーストラリアから来た生徒を招いての交流会などを大阪星光学院と城星学園の生徒が共同で行った話などを例に、交流によるメリットを説明していただきました。

 

教務部長の先生からは、毎年のように行われる旅行や合宿といった行事や、礼法、生け花、茶道、宗教行事など特色のある教育活動に加えて、中学校では英語、数学の習熟度別クラス編成や情報の授業内容など具体的な説明をいただきました。

「英語の広場」「数学の広場」と呼ばれる放課後自由参加で個別対応の補習など、きめ細かな取り組みも紹介されました。

 

進路指導部の先生からは中高それぞれの英語教育の目標と、それに至る方法の説明です。中学校では表現することをテーマに、英検・GTEC・英語暗唱大会、さらに英語キャンプや朝学でリスニングを行うなど、高校では自立をテーマにスピードリーディングや多読、英語のタイピングなど、学年に応じた様々な工夫が紹介されました。

 

最後に入試広報室長の先生から入試に関する説明がありました。細かい数値はまた学校の説明会や「開成進学フェア」のブースで聞いていただくとして、中学入試で理科を選択した生徒は少数だったことや、出願方法はインターネット出願のみであることなどの説明がありました。

一方、もともと専願率が高い高校入試についてです。こちらは5科目と3科目(英数国)が選択できますが、66%の受験生が5科目を選んだようです。

また、奨学金制度についての説明もあり、父親が大阪星光学院か大阪明星学園の、又は母親が城星学園の卒業生である場合や、そうでなくても大阪府外からの通学者がお得になる制度もあるようですから、対象となる場合は一度説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

最後に副校長先生より、入学していただければ、実りある人生を送れるように取り組んでいきます、という力強い言葉で説明会は終了しました。

 

一番肝心な学びの様子がよくわかる説明会でした。どうもありがとうございました。