上宮高等学校・上宮学園中学校にお邪魔してきました(図書館編)

2019年12月17日

2020年に130周年を迎えるという歴史ある学校ですが、図書館も5万冊を超えるといわれる蔵書の多さでも有名です。最近の高校生は本を読まないといわれますが、この学校では図書館も教育の重要な施設と位置付けており、以前の校舎でも図書館は広かったのですが、今回の新校舎でさらにパワーアップしております。まず、外からも中が見えるような透明ガラス。思わず入りたくなる仕掛けです。

天井に固定されている書架には蔵書が整然と並んでいます。まだ書架に余裕がありますね、と質問すると、いえいえ、まだ元の図書館の書庫にあるのをすべて移し切れていないんです、とのこと。さすが府内トップレベルの蔵書数を誇るだけのことはあります。

 授業の為のコーナーもあります。ここで課題を与えられて図書館内を自由に使える授業・・・。私も受講してみたいです。

 試験終了後なのに自習している生徒がこんなにいます。案内してくださった先生が、「ウチの生徒、こんなにまじめだったかな?」と首をかしげています。いやいや、この勉学に対するモチベーションをつくったのは先生方ですよ。

 ところで図書館の運営は書店の紀伊国屋さんに委託しているそうです。年間に1000冊以上の図書を購入しているそうですから、書店にお任せするのは合理的ですね。一般図書に加えて最新の「赤本」も揃っております。とても居心地良さそうな空間なのでした。(続く)