近畿圏中学受験プレテスト動員数(速報)

2019年12月24日

近畿圏の私立中学校の多くで行われているプレテストについてです。各中学校で行われる入試練習会は、学校によって「近中模試」(近大豊岡)、「初芝プレテスト」(初芝橋本)、「清教中学模試」(清教学園)、「Jテスト」(常翔学園)、「ドラゴンテスト」(龍谷大学平安)など様々な名前が付けられていますが、本番と同じ校舎の中で、本番と同じような時間割で行われるという点ではほぼ同じです。プレテストを行っていない学校もありますし、今年はその回数を増やしたなど、プレテストの参加者数を増やす工夫をした学校もありますが、このテストで昨年よりも大きく受験者数を伸ばした学校は、入試でも多くの受験生を集める可能性がありますので、目安としてご覧ください。12月中旬時点で受験者数が判明したデータのみですが、全日程合計動員数のベスト10をリストアップしてみました。

まず、動員が1000名越えの3校は、今年も安泰。順位も昨年と同様です。4位~6位は大学附属系が続きます。8位の常翔学園も摂南大学、大阪工業大学などを系列に持っていますが、2019年度大学入試で国公立の合格実績を大きく伸ばしたのもプラス材料でしょうか、順位を一つ上げています。 昨年から高校募集も始めた大谷(大阪)も60名近く増やして9位から8位へ。9位の親和は1回目の説明会が台風で中止になった影響もあったのでしょうか、昨年より順位を落としていますが700弱を維持しているのはさすがです。10位はこのエントリーでも紹介した、新校舎も気持ちの良い上宮学園が12位から一気に10位にランクインです。 昨年度よりも大きく人数が増えている学校については初日の受験者数が増える可能性も高いと思われます。出願の作戦を組み立てるご参考になさってください。