近畿圏 高校ごと大学合格状況(その3)

2018年4月13日 金曜日

次は有名私大ランキングです。こちらも学校規模を補正するために、合格者数を卒業生数で割った「率」で並べています。まず関西大学のランキングのベスト50です。昨年3位だった岸和田がトップに来ました。しかしやはり入学定員厳格化の影響でしょうか、実数では昨年217に対し、今年は180と減らしています。

 

次は関西学院大学です。昨年度トップだった西宮市立西宮高校、今年は3位ですが安定した実績を出しています。私立では神戸海星女子学院、甲南女子、小林聖心、大阪女学院と女子校が上位に並んでいます。昨年20名でランクイン外だった甲南が25名に伸ばすなど進学校化が進んでいる様子もうかがえます。

 

(続く)

 

 

近畿圏 高校ごと大学合格状況(その2)

2018年4月12日 木曜日

東京阪神の実数の伸びについてもみてみましょう。今年の実数が10名以下の学校は除外しています。

 

 

大阪府立天王寺高校が昨年より41名伸ばして1位、兵庫県立姫路西も30名プラスで堂々の100名越え。大阪桐蔭も京都大学で大躍進です。残念ながら昨年減らした西大和、今年は復権です。1学年200名弱の大阪星光も85名、医学部受験の生徒も多い学校ですので、中位の生徒でも東京阪神に合格できるといえるでしょう。(続く)

 

近畿圏 高校ごと大学合格状況(その1)

2018年4月11日 水曜日

 

今春の大学合格状況が明らかになってきましたので、近畿2府4県の高校についてまとめてみました。(基礎データは週刊朝日、学校HP等を参考に作成しました。したがって、合格状況を発表していない神戸女学院や国公立の状況を発表していない大教大附属池田などは含まれていません。)

今回は東京大学・京都大学・大阪大学・神戸大学の4大学の合計数でのランキングです。実数ではなく、合格者数を卒業生数で割った(率)で上位30校を並べてみました。また、大阪の進学特色校であるTOP10高は黄色で塗ってみました。

ご覧のようにベスト5の中に公立が2校。京大の実数でも北野高校がトップ、続いて洛南、3位が天王寺とトップクラスの層が厚くなっています。(続く)

 

★武庫川フェスティバル!!

2018年4月10日 火曜日

5/2水・5/3木祝に【武庫川フェスティバル】が開催されます。一般には[文化祭]と呼ばれるものではありますが、他校にないプログラムが用意されています。

24ある文化部の展示発表や舞台発表などを中心として、体育部の演技発表や、東北・熊本を支援する物品販売もあり、生徒の主体的な取り組みを見ることができます。

また、受験生の諸君にとっては、在校生による校内の案内や受験担当者による個別相談会も併せて実施されます。

是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。在校生達の生き生きとした様子をご覧いただけることでしょう。

 

 

 

ノートルダム女学院 中学校・高等学校 オープンスクール

2018年4月9日 月曜日

以前このエントリーでも紹介したノートルダム女学院のオープンスクール(小学生対象)の季節が巡ってまいりました。(昨年の記事はこちら↓)

http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/?s=%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0
昨年紹介したように2年前に設置された「グローバル英語コース」に関する続報です。なんと高校2年生21人中7人が英検準1級取得と、早くも目に見える成果を打ち立てています。初代校長先生の「Be A Lady(レディーになりなさい)」のお言葉通り、お行儀のよい生徒さんばかりの学校ですが、そういった学校文化が高い学習効率を支えているのだなと感じさせられるエピソードでした。

 

 

 

(クリックするとPDFが開きます)

 

 

 ところで、このチラシの裏に、次の日曜日(15日)オーケストラクラブの演奏会の案内がありますが、昨年末東京で行われた第24回全国高等学校選抜オーケストラフェスタにも出場した実力派です。メインプログラムのドボルザークの「新世界より」はともかく、ブラームスの大学祝典序曲というアマチュアは演奏しちゃダメといわれる難曲がさりげなくプログラムに入っています。私にとっては英検準1級よりも、こちらの方が驚きです。

 

 オープンスクールも、オーケストラクラブの定期演奏会もWeb申し込みとなっております。小さいLady達の活躍をご自身の目でご確認ください。

 

 

 

関西大学AO入試のポイント(その2)

2018年4月6日 金曜日

次に、政策創造学部の第2次選考(面接)についてです

 

・面接で、あらかじめ予想されるような質問にはよどみなく答えるが、予期しなかった質問には何も言えなくなる、という受験生が見受けられました。このような場合には、当然評価は厳しくなります。日頃からさまざまな事柄に対して関心をもち、考えをめぐらしていることが必要です。

・政策創造学部の志望学科に入学したい理由を具体的に説明できない受験生が多く見受けられました。まず、政策創造学部の教育方針や学科の特徴をできる限り調査して理解した上で、自分の能力が政策創造学部に本当に適合しているかどうかをしっかり考えるようにしてください。(以下略)

 

確かに世の中にはAO入試の方が合格しやすい大学もありますが、さすがは関西大学、「付け焼刃」では太刀打ちできないようです。高校生の皆さん、まずその学部の専門内容を理解し、自分の特性がその学問分野に適していることを自分の言葉で説明できるようにしたうえで、ともかく新聞を読みましょう。

関西大学AO入試のポイント(その1)

2018年4月5日 木曜日

今年も多くの受験生を集めた一方、定員厳格化で合格者は1割ほど削らざるを得なくなり、特に3月入試では厳しい戦いとなった関西大学から、「AO入試の結果と講評」という冊子を頂きました。その中に、今後の参考になりそうな辛口コメントがありましたのでいくつか紹介します。

 

(文学部 第2次選考(課題と面接)について)

 

(面接)1人につき最大で30分程度の面接を行い、①志望動機、②将来への展望、③資格や受賞歴、④卒業後の将来像・・・(中略)・・・(a)答えが全体として筋道の通ったものになっているか、(b)問題の発見、考察、解決といった学問に対する主体性が見られるか、などを評価しました。

 (a)(b)どちらにもしっかりと答えるためには、付け焼刃ではダメです。例えば今回の面接では、【外国語能力重視型】の受験者に於いて以下の点が目立ちました。

・志望理由書には国際的、社会的視点が認められるが、実生活に於いて社会の情報を得ようとする積極的な努力がほとんど認められない。

・英語に対するモティベーションは認められるが、国際情勢に関する一般的な知識が非常に限られている。

 

 また、ほとんどの志願者が新聞を読んでおらず、家庭でも新聞をとっていない志願者が数人いました。

 面接とは、書類を読むだけでは測れない受験生の個性と意欲、そして勉学への適性をみるためのものです。準備してきた答えを単に繰り返すだけではないことを理解してください。

 また今回、面接してみたら優秀であったが、出願した方式の趣旨と合わなかった受験生がいました。AO入試に出願する際には、自分はどの方式が一番ふさわしいかをよく考えてください。(引用以上)

(続く)

大阪女学院 学校説明会

2018年4月4日 水曜日

大阪女学院の学校説明会が外部会場で行われます。

千里中央と芦屋市民センター、いずれも土曜日の午後3時スタートです。どちらの会場も交通機関からのアクセスが良いので、そこから多少離れたところに住んでいる方にとっても便利そうですね。

 国際バカロレアの導入も計画しているこの学校の取り組みについて聞いてみてはいかがしょうか。

 

 申込は学校のウェブサイトから行うことになっています。

 

 

 

(クリックするとPDFが開きます)

大阪女学院は伝統あふれる建物や、緑豊かな校庭など、惚れ惚れしてしまうような教育環境に恵まれた学校ですので、この説明会に参加して興味を持った受験生は、次回は是非学校で行われるイベントに参加してみましょう。

2018年度【大阪】私立中学校高等学校連合会行事!

2018年4月3日 火曜日

いよいよ2018年度が始まりました。早速、2018年度【大阪】私立中学校高等学校連合会から2019年度入試に向けての行事案内が届きました。今年度も元気にスタートです!

4/30(月祝)中学校フェア(1000~)

8/18(土)&8/19(日)学校展(1000~)

10/6(土)&10/7(日)芸術文化祭典

(演劇部門は12/22土・23日)

 

 『各学校の特色や魅力を知り、自分に合った学校探しの大チャンス!』

是非、覗いてみてはいかがでしょうか。

Osaka-shigaku.gr.jp

 

2018年度入試 大阪私立高校資料】

2/6に新聞発表された数値では、外部募集する高校は93校、募集定員23,390人(前年比152人増)に対し、専願と併願合わせて72,276人(前年比2474人減)が出願し、平均倍率3.09倍(前年3.22倍)となった。専願者数は前年に比べ27人増、併願者数は2502人減少した。応募者総数に占める専願者の割合は24.1%(前年同期23.3%)、専願者だけで募集人員を満たした学校は16 校(前年13 校)だった。

常翔学園中学校 オープンスクール

2018年4月2日 月曜日

地下鉄の千林大宮から徒歩10分少々、淀川近くのこの学校は、かつては大阪工業大学高等学校という、男子校でした。それが1972年に共学化され、2008年には「常翔学園」と校名も変更し、国公立への合格者も80名を超えるなど進学校へ変身しました。

昨年も11月にもICTを利用した公開授業を行うなど、最新技術を取り入れて授業効率を上げる工夫も行われており、今年の中学入試でも多くの受験生を迎えるなど人気の高さがうかがえます。

今回のオープンスクールは100組限定とのことですので、早めの申し込みをお勧めします。この学校に興味のある小学生と保護者の皆さんは、是非参加してみましょう。

 

(クリックするとPDFが開きます)

 

ところで、現在でも淀川沿いに広いグラウンドがありますが、さらに校地を拡張する可能性があるようです。グランドが増えるのでしょうか、体育館が作られるのでしょうか、いずれにせよ学習環境の改善となると、「鬼に金棒」ですね。