埼玉県高校別 難関国立大学合格率 ランキング

2020年12月10日 木曜日

昨日に引き続き、埼玉県の高校ごとの難関国公立大学ランキングも作ってみました。元データは同じく、「サンデー毎日増刊 大学入試全記録2020年度版」国立の国立難関10大学(旧帝国大学7校+一橋+東工+神戸)の合格者数を卒業生数で割った【率】についてのランキングです。

東京は10大学【率】が5%以上の学校が53校ありましたが、埼玉県では9校。そんなに差がありますかね、と思ってよく見ると、埼玉県の方が1つの学校の人数が多いというのも影響しているようです。1位は県立浦和。1895年創立以来125年間男子校です。東大合格者数の平成以来の累積で1000名を超え、全国の公立高校では1位だそうです。 2位は同じ県立でも共学校の大宮高校。10年前に進学指導重点推進校になり、完全男女共学(それまでは男子クラス、女子クラス、共学クラスが混在)になってから東大合格者数が伸びたという学校です。3位は県立川越。こちらも男子校です。因みに音楽部(男声合唱)やクラシックギター、弦楽合奏、など音楽系の部活が全国大会レベル、その他有名な部活多数、といった元気いっぱいの学校です。SSHに指定されるなど理系にも強いので北海道大や東北大に進学しているのですね。5位の春日部高校も同じくSSH指定の男子校です。 というわけで、埼玉県の進学校は、県立であっても特徴があって、学校生活も楽しそうだなぁ、というお話でした。