【関西8大学大研究】大学 出願数推移(2023年度のベスト10)【コラボ企画】

2023年6月2日 金曜日

大学の出願数の推移について、2023年度入試でのベスト10大学を選んで、2016年度からの推移をグラフにしてみました。(受験料が定額で別の方式や募集単位に複数出願できる千葉工業大学は今年から集計から除外しています)

近畿大学は今年も全国1位を維持しました。多少の変動はありますが、ぶっちぎりです。

今年は明治大学が2位に返り咲きました。2020年度から続伸です。一方昨年2位だった法政大学が昨年の揺り戻しでしょうか3位に後退しています。

4位、5位の日本大学、早稲田大学はほぼ同じです。学部ごとに独立した動きをしている早稲田ですが、決して人気が低下しているわけではなく、受験できる人が限られる、といったことでしょうか。

立命館大学は6位です。一般募集での入学者割合が高く、受験生の地理的な分布も広い大学ですが、コロナ禍の影響を受けて、まだ回復していないように見えます。

拡大路線を続けている7位の東洋大学ですが、首都圏の定員抑制策もあって難易度が上昇しているのかもしれません。今年はちょっと敬遠気味だったのでしょうか。

2021年から実質3月入試から撤退した8位の関西大学ですが、特に大きくへこんだイメージはありません。今年も堅調に推移しています。

2019年から下降気味だった9位の中央大学はキャンパス移転効果もあったのでしょうか、今春にはプラスとなっています。本来のポテンシャルならもっと集まりそうに思えますので、次年度は狙い目だといえるのではないでしょうか。

自校での英語入試を原則廃止した10位の立教大学は、その効果でしょうか2021年度には出願数が上向きましたが、やはり国際系全体の様子見感もあって減少しています。

というわけで、次年度はこのランキングがどのように変動するのか注目です。