【スクープ】大阪桐蔭 新クラス設置【さらに進学校】

2020年7月20日 月曜日

進学校としての地位も揺るぎない大阪桐蔭ですが、高等学校に新たなクラスを設置するというニュースが飛び込んできました。

京大合格を目指すⅠ類、難関国公立を目指すⅡ類、体育・芸術分野で才能のある生徒をさらに伸ばすⅢ類というコース建ては変わりませんが、Ⅰ類の最上位の30名を集めて「エクシード(EX)クラス」を設置するとの事です。学力上位の生徒を固めて合宿や補習を行い、モチベーションアップも含めて京大合格までがっちり指導しようというクラスになりそうです。2021年スタートとの事ですので、2024年度大学入試ではどんなことになるのでしょうか。さらなる進化が期待できそうです。

【スクープ】大阪信愛学院中学校・高等学校 入学金全員免除【全員対象!】

2020年7月13日 月曜日

京阪関目駅から近い大阪信愛学院は、136年の歴史を持つミッションスクールで、保育園~小学校は共学なので「女学院」の「女」が取れていますが、2年ほど前にこのエントリーでも紹介したように、中高は女子校で、そのメリットを生かして学習面だけでなく、スポーツ、文化面も含めて質の高い教育活動が行われています。

ここで、スクープ。今回の新型コロナウイルス禍に関して、家庭のオンライン環境整備補助の名目で数万円を支給した私学もありましたが、まだ入学していない子どものいるご家庭にも経済的に影響を受けた家庭も少なくないのではないでしょうか。というわけで、なんと、大阪信愛学院(中・高)は次年度入学者に対して『学びを守る支援』として「入学金全員免除」の方針を発表なさいました。しかも全員対象、条件もありません。この学校を運営する教会のシスターの皆さんの御決断とのことで、公平・公正な制度となっております。

私立中学・高等学校はお金がかかるから行きたくても行けなかった皆さん。チャンス到来です。ひとまず学校の説明会に参加してみましょう。

兵庫県 公立高校 倍率推移(第3学区)

2020年7月10日 金曜日

さらに引き続き、兵庫県の公立高校の倍率推移です。今日は神戸市よりも西方面、明石~高砂~多可町方面の第3学区です。昨年度は倍率が上がりましたが、今年は全体的に落ち着いています。そんな中で京大・阪大・神戸大への合計合格実績25名を誇る進学校明石北が第1志願で定員マイナス30名、99名の第2志願からの流入(つまり第1志願不合格者)も少なく、入学者数がまさかの定員マイナス8名と本当の定員割れになってしまいました。明石城西も同じく入学者数が定員マイナス9名。いずれもここ数年では珍しい状況となりましたが、次年度は揺り戻しの可能性もありますので要注意です。

各学区の平均倍率推移を見てみましょう。ご覧のように全体的に下降していますが、今回は紹介していない第5学区はここ5年間定員割れ状態が続いており、今年はついに平均倍率も充足率も0.9倍を下回りました。但し第5学区は進学連携校方式(指定の中学校以外からの合格者は募集定員の18%以内に限られる)という縛りがあり、倍率は地域の中学生徒数の影響を受けるため、決して人気が無い、というわけではありません。74年前に創設された水産学校をルーツに、今でも海洋科学学科を併設し、敷地内に寮のある香住高校や、旧制中学校から107年の歴史を持ち、観光グローバル類型も設置する生野高校、旧制女学校から113年の歴史を持ち、地域連携のアクティブラーニングを行っている出石高校などなど、各校では独自の施設やコースによる魅力的な教育活動が行われています。(終わり)

兵庫県 公立高校 倍率推移(第2学区)

2020年7月9日 木曜日

引き続き、兵庫県の公立高校の倍率推移です。今日は学校数も多い第2学区。地域北部の人口動態も影響し、近年では全体的に落ち着いた倍率になってきています。その中で難関校として第一志願だけでは定員割れの続く川西緑台は、85名といった第2志願者数を見ていただければわかると思いますが、それより難易度の高い高校の第2志願校といった使われ方になっていますので、合格ラインが下がっているわけではありません。

また、昨日と同じルールで倍率の変化が大きい学校の学校名を緑で塗っていますが、特に総合学科として特色のある科目設置や科目選択の自由度の高い伊丹北は根強い人気もあるのですが、毎年極端に倍率が乱高下している学校です。今年の出願動向も要注意です。(続く)

兵庫県 公立高校 倍率推移(第1学区)

2020年7月8日 水曜日

気が付けばもう7月。中3生にとってはそろそろ志望校を考えなくてはならない時期が巡ってまいりました。というわけで、今回は兵庫県の公立高校、「学力検査」の倍率推移を作ってみました。

学校の並び順は当塾での過去データをもとに難易度順に並べたものですが、受験人数が少ない場合は推定値が含まれていますので、模試のランキングと異なる場合もあります。ご容赦ください。倍率が1倍未満の場合は赤色で、倍率が乱高下している学校名は緑で塗っています。

兵庫県にお住まいの方はご存じのように、兵庫県では公立高校を「第2志願」まで出願することができますが、ここでの「倍率」とは第一志望の「志願者数」÷「募集定員」での表記となっています。したがって、第2志願の生徒で、第1志願校が不合格になった受験生も含めて合否判定される仕組みですので、実際には入学者数が募集定員を下回ったのは伊川谷北と淡路の2校だけでした。

ご覧のように難関校は安定した競争倍率になっています。2016年にまさかの1倍割れになった進学校である星陵も、その後は手堅い人気が続いています。というわけで、内申ALL4以上が必要とされる夢野台以上の高校(この表では夢野台は1倍を割っていますが、実際には第2志願が流入するので高倍率になります)は、やはりそれなりの当日の点数も必要とされるわけです。(続く)

【いよいよ】金光大阪 授業体験【再開】

2020年7月6日 月曜日

2月から次第に深刻化していったコロナ禍の影響で小中学生を招いての説明会や体験授業は自粛ムードが続いていましたが、説明会に加えて体験授業も行われるようになってきました。その一つ金光大阪の授業体験では理科実験と英会話体験が用意されているようです。しかも親子参加OKとの事ですので、保護者の方も一緒に楽しんでみては如何でしょうか。 申し込み制となっています。学校HPよりお申し込みください。

大阪桐蔭中学校 学校説明会・個別相談会

2020年7月2日 木曜日

今年は甲子園での高校野球大会も中止との事で、大阪桐蔭野球部の活躍を見ることもできないのかなと思っておりましたが、本格的な練習は再開したとの事。そのうち地区レベルの試合も行われるでしょうからそちらの活躍も楽しみです。一方、学校としては大学合格実績でも大活躍したようです。 東大8名(うち現役7名)、京大33名(うち現役24名)、阪大22名(うち現役13名)などなど、国公立252名、省庁大学校を入れて259名という実績だそうです。

さて、今週末にはJR尼崎駅前のホテルでの出張説明会が開催されるそうです。阪神間の受験生・保護者はその合格実績の秘密を聞いてみるのはいかがでしょうか。予約制となっております。詳しくは学校HPをご覧ください。

【学校と】大谷中学校・高等学校 LINE公式アカウント【おともだちになろう】

2020年6月30日 火曜日

学校も4月・5月はなかなか多くの人を集めての学校説明会が難しい状況でしたが、受験生にとっても 例年に比べて得られる情報が少ないため、不安な日々を 過ごしていると思います。そんな中、SNSを利用した情報提供を行っている学校が増えてきました。 こちら、大阪の大谷中学校・高等学校もその一つ。学校とLINEの「おともだち」になると学校からの情報が簡単に入手できるようになります。  

学校、特に今から受験しようとする志望校に、質問するのは緊張すると思いますが、LINEのおともだちだと思えば、怖くありません。入学する前に、学校のことをいろいろ知っておきましょう。

【久しぶりの】大阪市立中高一貫前期説明会【生のイベント】

2020年6月29日 月曜日

6月28日(日)に開成教育グループ主催 「大阪市立中高一貫前期説明会」を常翔ホールで開催しました。春からのガイダンスはオンラインでの開催でしたので、今回のように実際に多くの人を集めてのイベントは久しぶりになります。といってもまだまだ感染予防の観点から、来場者数はホール定員の3分の1に絞り、それ以外の方はオンラインでの視聴という形になりました。来場者にはマスク着用と入り口で手指の消毒をお願いし、ホール側にも舞台上の講演者の前にアクリル板を立てていただくなど、今までにはないお手数を皆様におかけしつつのスタートです。  

まずは大阪市立咲くやこの花中高と水都国際中高の校長先生に学校の紹介をしていただきました。咲くやこの花中の、府立高校の専門学科よりも充実のカリキュラムや水都国際中の生徒の自主性を生かした多様な学びなど、一味違った視点での各校の魅力を紹介していただきました。そのあとは当塾から今年合格した生徒2名を招いてのインタビュー。中学1年生とは思えないスピーチ力はさすがです。作文指導など適性検査に向けた受験準備で培われた力でしょう。  

さて、今回のイベントはライブとオンラインのミックスという初の形式で開催しましたが、来場者数はライブのみだった昨年の約1.6倍!「新しい生活様式」の一つとしてこのような形態のイベントも増えていくのかもしれませんね。

早稲田摂陵高校 新コース募集開始

2020年6月24日 水曜日

早稲田摂陵高校から次年度入試から募集を始める新たなコースが発表されました。 その名も「Wコース」。このコースは原則3年間持ち上がり、つまりクラス替え無し。しかも早稲田大学の推薦枠40名分のうち、約20名が割り振られるとの事です。では、残りの15名はどうするの?と思いますが、基本的に難関国公立を目指せるカリキュラムが組まれるので、外部への進学も可能、というわけです。

裏を返せばBコース、Aコースの合計175名(募集人数)のうち、早稲田枠は20名分しか残っていない計算になりますのでこれは狭き門です。つまりWコースへの合格は早稲田への特急券ともいえるでしょう。学校の説明会でもっと詳しく聞いてみましょう。