羽衣学園にお邪魔してきました

2016年4月18日

大阪府高石市にあります羽衣学園にお邪魔してきました。JR阪和線東羽衣駅、南海羽衣駅から徒歩4~5分ほどで到着です。

中学校から羽衣国際大学までが隣接して建っています。今中学校が使っている建物は、元は短期大学として使われていたものだそうで、教室の広さが普通の中学や高校と違いゆとりのあるつくりとなっています。

元々女子高でしたが、共学化して4年目、今では高校でも男子は4割ほど、中学では男女がほぼ半々となっていますので、男子が入学しても女子に圧倒される心配はありません。

まだ、全学年の授業が開始していない時期でしたが、校内のいたるところで部活にいそしむ生徒の元気な声が聞こえてきます。

体育館をのぞいてみました。1Fでは卓球部が練習している横でバトン部が、さらにその隣ではダンス部が、そして2Fの広い空間ではなんとバレー部とバスケ部が同時に練習しています。ここでは体育館をお互いに譲り合って順番に使うという不便はなさそうです。

テニスコートはなんと6面。硬式と軟式が3面ずつ使って練習しています。そしてそこには顧問の先生が何人も・・・。まるでテニススクールのようになっています。

そして全国レベルで有名なのはホッケー部。また別のグランドを使って練習しています。創部3年目には男子ホッケー部も女子の先輩の活躍に刺激を受けたのでしょうか、すでにインターハイ出場を達成しています。一段高くなった講堂の入り口では吹奏楽部の金管楽器が外向いて気持ちよさそうにパート練習しています。小柄なホルン女子、なかなか上手です。

その他、ダンス部や水泳部、ソフトテニス、ソフトボールなど全国レベルの強豪チーム揃い、そう思ってみれば真剣にみんな練習に取り組んでいます。多くの生徒が部活に参加しているようです。

 

これほどスポーツなどに取り組んでいる一方、新しく建てられた校舎は電子黒板や複数のプロジェクターを備えた最新鋭のICT教室があり、アクティブラーニングを中心とした最新の教育活動も行われています。

スパルタ方式ではなく生徒を生き生きとさせて力を発揮させる女子教育の伝統が、さらにいい形で共学になっても受け継がれている、そういった学校でした。