兵庫県立大学 学部再編 (その2)

2018年8月20日

教育と経済系の文系学部しか持っていない滋賀大学が2年前データサイエンス学部を新設して話題になりましたが、兵庫県立大学も負けてはいません。今回もう一つの目玉は「社会情報科学部・社会情報科学科」の新設です。

少人数制の演習で、ビッグデータを収集・分析できるスペシャリストを養成しようというものです。従来人間が行っていた仕事が、人工知能(AI)に取られるという説もありますが、ここでは逆に人工知能の構築、活用法を身につけましょうというスタンスです。

前期60名、中期20名の募集ですので、そちらも厳しい戦いが予想されますが、理数科、工業科、商業科の高校生は、別枠の推薦入試がありますので、対象者は募集要項を確認してください。それに伴い工学部の定員変更があるかと思いきや、そちらは昨年までと変わっていませんので、今まで通りの基準で考えて置いたらよいでしょう。工学部は女子学生特別推薦という従来からの制度もありますので、女子はこちらもお勧めします。

兵庫県立大学の今後に注目です。