【サンタさん】今夜はクリスマスイブだ【がんばれ】

2021年12月24日 金曜日

♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう♪

という歌詞を読んでメロディーと山下達郎の甘い声が浮かんだあなた、もう若くはありません。

それはさておき、先週末は城星学園(4月からヴェリタス城星)の公開クリスマス会がありましたが、やはりコロナ禍の影響でしょうか、クリスマス祝会を一般公開にしない学校さんも増えたようです。外部の人間としてはちょっと残念なのですが、静かに生徒さんだけでクリスマスを祝うというのも、良いと思います。

【同志社中学校のお話】

毎年キリスト教系の学校様からはクリスマスカードを頂いております。ここでまとめてお礼を申し上げます。ありがとうございました。デザインもキリスト生誕の絵をあしらった正統派(城星・ノートルダム女学院・近江兄弟社)や、生徒さんが描いたもの(プール学院)、2つ折りの本格的なカード(松蔭)など様々なバリエーションも楽しませていただいております。そんな中で一つ紹介。

同志社中学校といえば、理科室前の廊下にカバのはく製があることから、カバがキャラクターでちょいちょい登場しますが、ここにもかわいいデザインで登場しています。実は同志社はキリスト教会が運営している「ミッションスクール」ではなく、「キリスト教主義」の学校なのですが、20日には生徒会・聖歌隊・ハンドベルクワイア・管弦楽部・演劇部の生徒さん方が中心となって本格的な「クリスマス礼拝」を行ったそうです。

【ノートルダム女学院中学校・高等学校のお話】

こちらは昨夜行われた「ザ・リッツカールトン京都」でのノートルダム女学院中高オーケストラクラブの演奏風景です。ホテルのロビーでの生演奏はその場にいる人にとって素晴らしいクリスマスプレゼントとなりました。

因みにこのクラブ、来年4月にはびわ湖ホールでの定期演奏会を開催しますが、なんとメイン・プログラムはプロオーケストラのオーディションにも部分的に使われる難曲、ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの交響曲第2番。こちらも楽しみですね。

詳しくは学校HPをご覧ください。皆様、メリークリスマス!

【なんと】滋賀県立中学校 出願状況【過去最低】

2021年12月22日 水曜日

12月17日、滋賀県教育委員会から滋賀県立中学校3校の出願者数が発表されました。12月16日が出願締め切り日(郵送の場合は15日の消印有効)でしたので、これが確定値となります。昨年は出願したが受検(入学試「験」ではなく適性「検」査なので受「検」と表記します)しなかったのは守山中の4名だけでしたので、出願数はほぼ受検者数となります。

3校併せての出願数は、2013年の933名をピークにここ数年減少傾向となっていましたが、ついに600名を割り込み過去最低となりました。特にかつては6倍を超える超狭き門だった守山が初めて4倍を下回る3.88倍となっています。(それでも4倍近い狭き門ではありますが・・・)

通学範囲が広い県立の中学校ですから、コロナ禍の影響で交通機関を使って通学するのを避け、徒歩通学できる地元の中学校を選択した小学生が増えたのかもしれません。とはいえ、受検生の皆さん、出願数が減少しても、合否は抽選ではなく学力で決まります。1月15日の入試に向けて頑張りましょう。

【最新】追手門学院中学校 TW入試って何?【斬新】

2021年12月14日 火曜日

2年前に茨木市の総持寺駅から徒歩圏内に移転した追手門学院中学校・高等学校は、同じ法人のプログラミングロボットによる実践で有名な追手門大手前とまた異なった最新の教育が魅力ですが、2022年度からは高等学校に従来の「表現コミュニケーションコース」に代えて「創造コース」という探究学習をさらに強化したコースを設置します。そちらの入試は英数国の3教科に加えて特色入試というのを行うのですが、そこに「TW入試」と書いてあります。なんじゃ、こりゃ。

そこで、調べてみると、TWとはチームワークの略で、グループワークを行って共同発表し、その振り返りを提出、という90分ほどの試験となっています。

このTW入試、中学校入試でも一部の日程に取り入れられることになったのですが、中学受験の小学生が共同レポートを作成して発表するのは大変そうだなぁ、と思っていたところ、学校側からサンプル問題が送られてきました。

サンプル問題によると・・・

①3人でチームを組む

②協力しながら「ミッション」に取り組む

というものです。学校側が示したミッションの例は「レゴで一番高いタワーを作成せよ!」というものですが、どのような形を目指して、どのような役割分担で作成するのか、という打ち合わせがポイントとなりそうです。

③完成後、振り返り

ここで他のチームの作品を見ながら個人で振り返りを行い、紙に書きます。次にチームで振り返りの話し合いを行います。

④今度はチームを変えて2回戦

5分間の作戦会議ののち、5分間制限でより高いタワーを作ります。

⑤完成後、振り返り

終わったら、次はチームで話し合いをして、最後に個人で振り返りながら紙に書きます。

入試という緊張感のある中で、初めて出会う受験生と共にチームワークを行うというのはどんなものかわからなかったのですが、今回の例では、普通の小学生でも抵抗なく取り組める内容を想定しているという事がよくわかりました。当日はどのような「ミッション」が待っているのか、受験生の皆さん、お楽しみに。

近畿圏 2022年度中学入試を占う

2021年12月10日 金曜日

いよいよ近畿圏の私立中学校入試が 1か月後と迫ってまいりましたが、7月22日から11月23日の間に行われた134件のプレテストの動員数を元に全体状況を占ってみたいと思います。

この134件のうち、今年の動員数がわかっている学校が109件、そのうち昨年の動員数が判明しているのが103件ですので、この103件の数値を比較してみました。(数値はエデュケーショナルネットワーク様の資料と当社独自の調査を元にしています)

まず、昨年のこの103件の合計延べ動員数21,063名に対して、今年は20,711名。昨年は「おうち受験」を行った学校も多かったので同一条件とは言いにくいのですが、1.7%減の微減となっています。昨年よりも動員が多くなったのは51件で、この中で最も伸びが大きかったのが近畿大学付属の「学校実施」で、昨年よりも191人増えています。但し「おうち受験」の方は184件マイナスでしたので、トータルでは7名増といったところです。純増で大きかったのは関西大学北陽の111名増、常翔啓光学園の70名増、滝川の50名増、初芝立命館の45名増と続きます。新規開校の大阪国際中学校は10月に154名、11月に146名と合計で延べ300名を動員しています。次年度から共学化の大阪信愛は7名増と今のところそれほど大きな動きにはなっていません。

コロナ禍の影響による経済状況の悪化が中学入試に悪影響が出るという説と、休校期間中の対応が、公立よりも私立学校の方が充実していたので、私立中学志願者が増えるという説がこの業界では話されていますが、結論から申し上げますと今のところ「かわらない」と判断できるのではないでしょうか。ここ数週間鎮静化が見られる新型コロナウイルス感染症が今後拡大することなく、無事に入試が行えるように祈っております。

首都圏の難関大学に強い関西の私立高校はここだ②

2021年12月9日 木曜日

次はMARCHランキングです。10%以上にランクインしているのはご覧の9校となっています。なんと2位は女子校である甲南女子です。立教大学に3年間で23人というのは関西最多となっています。甲南女子はキリスト教系でもないのに・・・。逆にキリスト教系の洛星がそれとは関係のない中央大学に強いという、これまた不思議です。(またの機会に、もう少し掘ってきます)一方、公立高校のランクインは大阪教育大学附属池田のみ。公立高校から首都圏の私立大学というのはまだ少数派であるようです。首都圏大学のキャンパスライフを夢見ている中学受験生、高校受験生は今回紹介した学校がお勧めとなります。受験校選定の参考にしてみてください。

ところで今年の大学入試では関西からの首都圏受験が回復するのでしょうか。2022年度入試でのランキングもどうなるのか楽しみです。

首都圏の難関大学に強い関西の私立高校はここだ①

2021年12月8日 水曜日

昨年はコロナ禍の影響で、住所地から大きく離れた大学を志願する受験生が減少したといわれていますが、超難関大学に関してはその傾向は当てはまらなかったと思います。早稲田・慶應義塾・上智・東京理科の4大学は私立大学でも全国区の知名度と難易度を誇ります。その4大学の合格者数を卒業生数で割った「占有率」で、関西圏の高校のランキングを作ってみました。単年度の波を補正するため、2021年度~2019年度入試の3か年を加算しています。(元データはサンデー毎日の「大学入試全記録」(毎日新聞社刊)を参考にしていますので、学校HPの数値とずれている可能性があることはご了承ください)

占有率が10%以上の学校はこの通りです。

東大+京大合格ランキングと似たような結果となっていますが、ちょっと意外なのが9位の須磨学園。東大京大ランキングで22位、関関同立でのランキングでは33位なのですが、ここでは9位。1位の西大和(東大京大5位、関関同立53位)と並んで東京シフトを敷いているようです。女子校では神戸海星女子学院が唯一ランクインしています。(続く)

近畿圏 2022年度中学校入試当日に関する注意

2021年12月1日 水曜日

先月、同志社中学校の「2022年度入試に関する注意」を紹介しましたが、

同志社中学校 2022年度入試に関する注意 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)

他の中学校からも同様のお知らせが届くようになってきました。

保護者の付き添いは1名まで(明星)、学習塾からの応援は3名まで(大阪女学院)など、出来るだけ来場する人数を抑制するお願いと、感染の疑いや濃厚接触者の場合2週間後の追試験が行われることなどが案内されています。昨年も各校から同様の要請がなされていましたが、情報が伝わっていなかったのでしょうか、当日門前に集合している学習塾もあったそうです。確かに国内の新規感染者数は落ち着いてきました。しかし、新型株の発生などまだまだ予断を許さない状況ですので、安心・安全、かつスムーズな入試運営のためにも、当社では入試直前の激励は、当日ではなく、事前に各教室で行う方針です。

【高校入試に】智辯学園奈良カレッジ 高等部編入【本格参入か?】

2021年11月30日 火曜日

大阪上本町から近鉄大阪線に乗ると、「大阪教育大学前」の次の駅「関屋」が最寄りの智辯学園奈良カレッジ。中高6年間一貫教育により、国公立大学に卒業生の半数近くが進学するという、高い教育力を誇っている学校についてです。

これまでは、この学校に入るためには主に中学入試から、という流れでしたが、高等部への編入試験という方法もあります。しかし、募集人数が「若干名」、しかも「専願」のみといった枠組みですので、それほど多く受験していたイメージは無いのですが、今回「若干名」の横に(約40名)の文字が・・・。いきなり間口が広がっています。しかも今年は「専願」のみですが、もしかすると今後「併願」を認めるようになるかもしれません。奈良の高校受験生は当然として、大阪の高校受験生にとっても別日程併願の選択肢が広がるかも、というお話でした。

【梅田会場】大阪女学院中学校 高等学校 evening説明会【対面実施】

2021年11月25日 木曜日

大阪女学院中学校・高等学校の恒例イベント「evening説明会」が今年も開催されます。大阪女学院はオープンスクールもオンラインで行うなど、コロナ禍対応シフトを敷いてきましたが、このイベントは対面での実施となっています。

開催日時は12月10日(金)18:30~20:00となっていますが、事前予約制となっております。学校に気軽にいろいろと質問できる絶好の機会です。受験生学年はもちろん、それ以外の学年でもお出かけになってみては如何でしょうか。お申し込みは27日からweb上でどうぞ。

【見学会は】大阪国際中学校高等学校 新校舎完成【満員御礼】

2021年11月11日 木曜日

【新規開校】大阪国際中学校【新築物件】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)

でお伝えした守口市に新たに誕生する「大阪国際中学校高等学校」についてです。いよいよ建物は完成し、予定通り来週には引き渡しが行われる見込みのようです。11月20日に予定されている見学会は予想通り満員となり、受付は終了です。これから内部の設備工事や外構など最終の仕上げが行われ、いよいよ4月からは新校舎です。大阪国際大和田中学校・高等学校では春のお引っ越しに向けての準備で大変なことでしょう。

さて、校舎見学会は受付終了ですが、「吹奏楽部志望者のための個別相談会」という今週末に行われるイベントはまだ参加可能となっております。ご希望の方は学校HPからお申し込みください。