【こちらも対面型】追手門学院中学校 オープンスクール

2022年3月9日 水曜日

まだまだコロナウイルスオミクロン株の流行が収まりませんが、マスクを正しく着用し、清潔な環境にお出かけする事はそれほどリスクの高いものではありません。コロナウイルスを恐れすぎて学校選びの機会を失ってしまってはいけません。というわけで、新小学4・5・6年生(つまりは現小3以上)の皆さんは、中学校ってどのようなところかな、というのを体験して見るのは如何でしょうか。

茨木市のJR総持寺駅から徒歩圏内に新築された追手門学院中学校は多彩な学びを支える独特な教室配置など、教室がずらりと並んでいるだけの学校とは異なるユニークな校舎が自慢です。現段階では私立中学校受験をあまり考えていない小学生やその保護者にとっても、このような無料の体験講座は、私立・公立のどちらが良いのか考えるきっかけになるのではないでしょうか。

詳しくは学校ホームページをご覧ください。あと、体操服が泥だらけにならない人工芝のグラウンドも必見です。

難関国公立大 推薦・特色選抜入試に強い高校【開明・雲雀丘学園】

2022年2月24日 木曜日

募集人数が少なく、なかなか合格を取ることができない難関大の「推薦・特色」選抜について今年も結果が発表されました。その中から突出した実績を出した2校を紹介します。

【開明中学校・高等学校】

2021年度は268名の卒業生のうち164名が国公立に合格するなど、進学校としての実績も申し分のない学校ですが、実は意欲の高い生徒も多く、過去5年間毎年京都大学の総合選抜への合格者を出しています。今年は過去最高の7名の合格が出ました。その内4名は同じクラスから!で、その担任の先生からお話を直接伺いましたが、ともかく2年のうちから徹底して準備を始め、志望理由書も何度も練り直す中で生徒自身の問題意識、意欲も向上していったとの事。入学後も楽しみでございます。開明高校はこの7名も含んで国公立合計40名の合格がすでに決まっています。

【雲雀丘学園中・高等学校】

こちらも2021年度の卒業生285名のうち、国公立に126名の実績を誇る進学校ですが、企業や研究機関と取り組んでいる本格的な「探究プロジェクト」を昔から行っている学校です。研究室訪問など、理系方面の取り組みをしている学校は多いのですが、こちらでは新聞社や大学の経営学部とのコラボなど、幅広い分野で行っているのが特徴で、加えて学校の先生方が主宰する「探究ゼミ」など主体的な学びを育む仕掛けが出来上がっている学校です。生徒たちの成果は論文集にまとめられるなど、本格的です。というわけで、推薦系の入試にも強いぞというわけで、今年はなんと大阪大学8名!阪大推薦入試ランキングで全国1位(詳しくは「サンデー毎日」3月6日号の115ページ参照)となりました。それも含めて既に24名が国公立大学の合格切符を手に入れております。

もちろん大学入学共通テストの点数や学校の成績が不要なわけではありませんので、基礎学力・受験学力養成の部分も大切なのですが、この2校は特に主体的な学びに向かう意欲を育む教育が本当にできているのですね、と感心した次第でございます。

【オンライン】同志社中学校 教育フォーラム【説明会】

2022年2月17日 木曜日

これからの教育には主体的な学びも重要だといわれていますが、そちらに振り切っている学校、制服が無い、チャイムが無い、教科センター方式(全教科特別教室)に加えて特色のある探求活動「同中まなびプロジェクト」も魅力の同志社中学校からオンラインイベントの案内が届きました。

幅広い志願者を求めているのでしょう、入試科目も次年度から2教科にするなど入試に関する変更点もありますので、中学受験をお考えのご家庭は是非ご参加ください。

【小学5年生は】樟蔭中学校 ミニオープンスクール【もう受験生ですよ】

2022年2月16日 水曜日

ついこの間、このエントリーで、2月5日も中学入試をやっています、という告知をしたばかりの樟蔭中学校から、次の学年向けのオープンスクールの案内が届きました。先生方休まなくて大丈夫ですか?

このようなご時世ですので時間は14時から15時半の短縮版ですが、体験講座や校内見学が用意されていますので、樟蔭中学校を感じることはできそうです。希望者には個別相談の機会も用意されているようです。一部の体験講座は既に定員に達しているようですので、詳しくは学校HPをご確認の上、急いでお申し込みを。

【小学校5年生対象】箕面自由学園中学校 「プレ入試体験」【君たちはもう受験生だ】

2022年1月26日 水曜日

※本イベントは3月12日(土)に延期となりました。

昨日は現小6向けの内容でしたが、今日はその下の学年向けのお話です。今年の入試でも50名募集のA日程(午前+午後)に103件の出願を集めた人気進学校、箕面自由学園では小5生向けの「プレ入試体験」というイベントを行います。

いやいやまだ受験勉強できていないのでテストなんて無理ですよと思っているそこのあなた、1年後に必ず訪れる入試の日に向けて、ひとまず本番の緊張感を味わってみるだけでも大きな財産となるのではないでしょうか。箕面自由学園志願者はもちろん、その他の学校を考えている5年生にとっても絶好の機会です。お申し込みは学校HPからどうぞ。

【今からチャレンジ】大阪私立中学校 1月末~2月入試【今から私学】

2022年1月25日 火曜日

1月15日を皮切りに、近畿圏の中学校入試の多くの日程は終了し、小6受験生はホッとしている頃だと思いますが、体調不良などで思うように力が出し切れなかった、または受験できなかったという受験生に朗報です。今回紹介するのは、今からでも出願できる私立中学校がありますよ、というお話です。

【追手門学院中学校】

【樟蔭中学校】

【金蘭会中学校】

1月30日以降に入試が行われる近畿圏の中学校はこれ以外に

昇陽(1/31)、近江兄弟社(2/5)、神戸山手(2/5)、堺リベラル(2/8)、金剛(2/10)、PL学園(2/10)、奈良育英(2/11)、近大新宮(2/12)、大体大浪商(2/13)、相愛(2/16)、京都国際(2/19)、などとなっております。詳しくは各校のHPでご確認ください。

大阪府 公立中高一貫校 志願者数 確定

2022年1月11日 火曜日

大阪の公立中高一貫校3校の志願者数が確定しました。(1月7日大阪府教育委員会発表)

水都国際中学校と咲くやこの花中学校は、2022年度より大阪市から大阪府に移管されることに伴って、通学範囲が大阪市内から大阪府下に拡大されましたので、市外の府下からの受験生がどの程度増加するのか、というところが注目の的だったのですが、結果的に水都国際中学校は8名増、咲くやこの花中学校は66名増となりました。公立中高一貫校は「お試し受験」も多い開設初年度から、出願者数は次第に下がって少数精鋭になっていく傾向があるのですが、今回の通学範囲の拡大によって、特に環状線から近く、交通の便の良い咲くやこの花中学校では経年減少を跳ね返すだけの受験生を集めることになりました。特にスポーツ、芸術、の募集単位での増加が大きくなっています。

適性検査は1月22日(土)、合格発表は30日(日)となっています。

【とても】札幌聖心女子学院中学校 高等学校 閉校のお知らせ【残念】

2022年1月7日 金曜日

以前このブログでも紹介した(札幌聖心女子学院 中学校・高等学校について « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp))北海道札幌市の寮を併設している女子校、札幌聖心女子学院に関するお知らせです。

新入生は先輩方と一緒に育つ素晴らしい環境に恵まれ、北海道だけでなく、首都圏や近畿圏からの生徒も学んでいるのですが、ここ数年定員割れとなっていたようです。今回学校から発表された内容は、中学の募集停止ではなく、中学、高校とも今年の入試が最後の入学生。3年後(2025年3月)には閉校するとの事です。つまり今年入学の中学生は3年後には他の高校への進学となります。

本日(1月7日)中学校入試が行われ、発表は1月8日。1月13日が入学手続きの締め切りですので、そこで最後の新中1生の人数が確定します。

学びの多様性がまた一つ失われることになり、とても残念です。

京都府 公立中高一貫校 志願倍率 2022

2022年1月6日 木曜日

京都の公立中高一貫校5校の出願者数が発表されました。5校合計で、募集定員320に対し、934名と史上下から2番目の少なさ(昨年度が史上最低)となりました。2004年の開設時には10倍を超えた市立西京と府立洛北も3倍台に落ち着いています。また、2018年から募集を開始した府立南陽も志願者が減少し、史上最少の出願となっています。

一般的に公立中高一貫校は、開設当初には授業料も不要な公立で、特色のある教育が受けられるという「お得感」から受験生が集まるのですが、やはり「適性検査」でも受検準備をしておかなければ太刀打ちできないことが知られてきて、出願数は落ち着いてくるものです。つまり、競争が緩和されたわけではなく少数精鋭になっているだけですので、この出願数だけで、「公立中高一貫校の人気が無くなった」「入りやすくなった」と判断するべきではないと思います。

因みに試験日が京阪神私立中学校解禁日である1月16日と同一日という設定なので、私立との併願が組みにくい、というのもあるのかもしれません。

【コロナ対応】神奈川県私立中学校 共通追試実施を決定【安心の神対応】

2022年1月5日 水曜日

2月1日が解禁の神奈川県の私立中学校入試に関してニュースが飛び込んできました。新型コロナウイルス感染症に罹患、または濃厚接触者と認定された受験生に対し、他の地域では学校ごとの追試日を設けるなどの対応が検討されていますが、神奈川県では私立中学高等学校協会が共通の試験問題を作成し、2月21日午前9時から神奈川県私学会館で一斉に追試(4科目)を実施、合否は利用する各学校が判断する、とのことです。

合否ラインやどの科目を判定材料に使うのかは学校ごとの裁量となりますので、特に受験生にとって不利になるわけではないと思います。それよりも事前にこのような機会がありますよ、と発表されていること自体、受験生やそのご家族にとって安心材料になるという事が重要です。但し神奈川県内すべての私立中学校がこの「共通追試」に参加するわけではありませんので、各校の生徒募集要項をご確認ください。

このシステム、他の都道府県でも広がると良いですね。