【春の入試関連イベント】金蘭会中学校 第1回オープンスクール

2022年4月11日 月曜日

ようやく新学年もスタートし、概ね例年通りのカレンダーが動き出しました。そのような中で在校生参加型の入試関連イベントも再開されてきました。

今回案内いただいたのは大阪環状線福島駅から整備された歩道を徒歩8分という交通アクセス抜群の金蘭会中学校です。

お菓子作りの体験など、在校生と触れ合うことができる絶好の機会ですので、小学生女子は是非 参加して、女子校の雰囲気を感じてみましょう。この学校の生徒さんのフレンドリーぶりをご堪能下さい。

【春の入試イベント】大阪女学院中学校高等学校 学校説明会【学校外】

2022年4月8日 金曜日

大阪上町台地の閑静な文教地区に位置する大阪女学院は緑豊かな余裕のある校地も自慢です。この写真は中高の玄関前から南西方向に撮影したものです。さすがに生徒さんの配置は写真のためだと思いますが、平日の昼休みにお邪魔した時には屋外でお弁当を食べているグループ、ベンチでギターの練習をするグループなど、まるでドラマの1シーンのような光景が見られました。

それはさておき毎年恒例となりました大阪女学院の春の学校外での説明会、今年は江坂と西宮で開催されます。略地図上の黄色い丸が会場の場所を示しています。西宮会場の「なでしこホール」は阪急西宮北口駅から1分もかかりません。いずれも申し込み制となっています。詳しくは学校のHPをご覧ください。

【京都】ノートルダム女学院中学高等学校 オープンスクール【小学生対象】

2022年4月7日 木曜日

以前もこのエントリーで紹介させていただいた京都東山のノートルダム女学院から、今年もオープンスクールのチラシが届きました。一番下を見てみましょう。

「英検準1級2人に1人」!生徒さん方はそんなに自分を追い込んでいるようには見えないのですが、ネイティブの先生がコーディネートしているオンライン英会話やプレゼンテーションを取り入れた授業が効果的なのでしょうか。

「京都大学3年連続合格」!おお、今年も合格者が出たのですね。めでたし、めでたし。

「関関同立推薦枠49名」!いや、これはこっそり隠しておいてほしい。関関同立の附属校が泣いてしまいます。

というわけで、詳しくは4月23日、直接お聞きください。

因みに10日(日)はノートルダム女学院中学高等学校オーケストラクラブ第27回定期演奏会がびわ湖ホールにて開催されます。4階席がまだ空いているそうです。お急ぎください。(詳しくは学校HPでご確認ください)

コロナ禍と学校のICT活用②

2022年3月30日 水曜日

さて、文部科学省は、土日祝を除いて連続5日以上の休業があった学校(小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校及び特別支援学校)に対してこの1月~2月に同様の調査を行いました。すると、「同時双方向型のウェブ会議システムの活用」を行った学校は69.6%と、この2年間で劇的に増えていることがわかりました。公立の割合が高い小学校に限っても70.6%と高い割合となっており、地方自治体や現場の先生方の努力が感じられます。逆にテレビ放送の活用は24%から12.1%と半減しています。そりゃそうでしょう。言われたとおりに教育番組を見続ける子どもはそれほど多くはないと思います。

というわけで、子どもたちのオンライン授業に対する耐性(?)もかなり向上していると思われますので、中学校、高等学校のICTを生かした教育活動もさらに効果的になっていくことでしょう。

【出典】 新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業期間中の学習指導等に関する調査<結果>(令和4年3月18日)文部科学省

コロナ禍と学校のICT活用①

2022年3月29日 火曜日

年度末になりますと、2020年、つまり2年前の3月の事を思い出します。2月27日夕方に政府から発出された休校要請。それに伴い学校生活は一変しました。部活動も全面禁止。音楽系のクラブが春休み中に予定していた引退コンサートも急遽なくなり、春の選抜高校野球大会も中止。卒業式、終業式も開催できず、その年に異動、定年になる先生方の離任式も無く、いつまで続くのかわからない春休みに突入したのでした。

そのような状況下でも私学を中心に一部の学校ではオンライン授業が行われました。しかし令和2年4月の文部科学省による調査では、双方向web会議システムを使っての授業が行われたのは全国で5%の学校に過ぎなかったそうです。(つづく)

【出典】 新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した公立学校における学習指導等の取組状況について(令和2年4月16日時点)文部科学省

追手門学院大手前中学校「体験会」

2022年3月28日 月曜日

このエントリーで何度か紹介した大阪城の近くの「追手門学院大手前中学校」についてです。2022年度入試でもA日程で昨年度より約1割出願者を増やすなど、人気上昇中の中学校ですが、ICTの活用やポートフォリオによる成長の可視化等最新の教育活動でも知られている学校です。しかし、中学校受験を考えている小学生にとっては、ひとまずどんな学校なのか体験して、そのイベントを通じて学校の特徴を理解してもらうのは良い事だと思います。

と、思っていたところ、クラブ体験と授業体験を分けた「体験会」を企画したとのお知らせをいただきました。中学受験を考えている小学生と保護者の皆様、ひとまず申し込んでみてはいかがでしょうか。

【女子中フェアの】樟蔭中学校 オープンスクール2022【代わりに行こう】

2022年3月25日 金曜日

コロナ前は大阪梅田の阪急ホテルで毎年開催されていた「大阪女子中フェア」ですが、残念ながら今年もコロナ禍の影響で中止となってしまいました。開催されていたころは在校生の活動発表や手芸などの体験会、相談ブースなどで大変盛り上がっていただけに残念です。

と悲しんでいる場合ではありません。その代わり(?)に女子中の一つ樟蔭中学校では早々とオープンスクールを開催します。

女子中の楽しさを体験するためにも女子小学生は参加してみましょう。体験レッスンも充実していますのでお楽しみに。申し込みは先着順です。お急ぎください。

大阪国際中学校高等学校の新校舎にお邪魔してきました③

2022年3月18日 金曜日

中学生も利用可能な食堂です。座席数はそれほど多くは無いのですが、外にテラス席も設けられており、天気のいい日は気持ちよくランチタイムを過ごせそうですね。放課後は自習用に開放される予定だそうですが、各席にコンセントが付いています。タブレットやパソコンの利用も想定しているのですね。

校舎の真ん中は吹き抜けになっており、各教室の外側に書架が点在しています。校舎全体が図書室というイメージでしょうか(茨木市の追手門学院中高と似ているぞ)。司書教諭は1階のカウンターに常駐し、レファレンスサービスの業務にあたるとの事です(因みに運営は上宮中高・箕面自由中高と同じように紀伊国屋書店に委託するそうです)。職員室は生徒が入りやすいようにガラス張りで、校舎中央には先生が質問を受け付けるオープンスペースも設けられています。

4月からはこの新しい校舎で授業が始まります。今回はこの学校の看板の一つであるIB(国際バカロレア)などソフト面を紹介できませんでしたので、また授業が始まってからお邪魔したいと思います。ともかく、この度は新校舎の落成おめでとうございました。

大阪国際中学校高等学校の新校舎にお邪魔してきました②

2022年3月17日 木曜日

特別教室は平屋の別棟が点在している形になっています。音楽棟は2つの音楽室と準備室から成り、実験棟は物理、化学、生物の実験室と、各準備室といった配置です。校舎との間には屋根付きの通路があり、雨の日でも移動に支障が出ないようになっています。

物理教室です。ご覧のように木製のトラスが天井を支えています。木材のにおいが心地よいです。

化学実験室の中には化学の実験で有害なガスが発生する可能性があるときに使う「ドラフトチャンバー」という機器と、薬品を浴びてしまったときに使う非常用シャワーの設備がありました。併せて200万円超だと思われますが、ここまで備えている学校は少ないと思います。このこだわりは化学のすごい先生がいらっしゃるという事でしょう。帝国女子薬科専門学校(現大阪医科薬科大)の附属校だった歴史を感じる一幕でした(そういえば今、大阪医科薬科大と同じ法人の高槻中高の化学実験室には緊急シャワーは無かったような気が・・・)。

調理実習のための調理室にはガスコンロが設置されています。安全性や設置コスト、手入れを考えるとIHだと思いますが、中華や炙り料理を作るにはガスが必須ですので、そこにこだわったのでしょう。

炉を切った茶室にも転用できる和室が2間用意された「作法室」も別棟になっています。こういう伝統も大切にする姿勢が形になっているわけですね。(続く)

大阪国際中学校高等学校の新校舎にお邪魔してきました①

2022年3月16日 水曜日

4月から開校の「大阪国際中学校・高等学校」の校舎が完成しました。パナソニックの工場跡で今まで大阪国際滝井のグラウンドとして使われていた土地に真新しい校舎が経っています。設計は安井建築設計事務所との事、JR神戸線からも見える大阪市西淀川区の江崎グリコの本社や東大阪のサクラクレパス大阪工場、大阪総合保育大学を設計した会社ですね。

入り口には「人間をみがく」という校訓が刻まれたモニュメントがあります。徳島県鳴門市にある大塚美術館でも使われている陶板を使ってくみ上げられたものだそうです。今の2校の伝統を示すパーツも組み合わさっています。(その中に「帝女」の文字が・・・。そういえば帝国女子という校名でしたね、その昔)

真新しい校舎は靴を脱いで、と思いましたが、下足箱がありません。実は一足制(土足のままで教室まで入る方式)なのです。従って傘立ても各教室に設置されています。

教室は部屋ごとに樹木の名前が付けられています。またその名前の木材で作られた扉が1枚ずつ設置され、その樹木の説明が書かれていたりします。校舎全体が図鑑のようになっています。

ここで問題です。この教室の写真に違和感はありませんか?

答えは教室の右手に窓があるという配置です。学校では右利きが多いために左手に窓が来るように教室配置を行うのが一般的ですが、十分な天井照明があるからでしょうか、利き手がどちらでも差が無いよというメッセージでしょうか、あえてこの配置です。因みに今年は車いすの新入生がいるそうですが、エレベーターも完備されているので問題ありません。(続く)