大阪府公立高校入試 倍率予測(旧第1学区)

2017年2月23日 木曜日

大阪府御公立中学校で行われた進路希望調査の結果が発表になりました。

その数値を元に、3月入試の難易度を予測していきたいと思います。

大阪府には161校の公立高校がありますが、全日制普通科について、旧学区ごとに紹介していきます。

 

まず、旧第1学区についてです。

表の見方ですが、左側が中学校校長会の調査報告、右半分が昨年の調査結果と実際の倍率です。30%以上の受験生が不合格となる1.428倍以上の倍率となっているところに黄色で色を塗っています。

大学進学実績の伸びが著しい学校を中心に人気が昨年よりも高まっています。地域では吹田、茨木、高槻といった旧旧2学区に高倍率の学校が集中しています。春日丘高校は昨年調査で40%の受験生が不合格になる1.67倍という高倍率になったため、結果は1.40倍に落ち着きましたが、今年はさらに高い1.96倍と、半数が不合格になるという厳しい数値になっています。普通に考えると他の学校に変えようという志願者も出ると思いますが、同じ茨木市の茨木高校が普通科込での倍率でも2倍になっていますので、こちらからの流入を考えると、春日丘は高止まりになる可能性があります。

一方、定員が1クラス減の三島高校は、逆に昨年よりも希望者数が増えたために高倍率になっています。三島からの流出先としては高槻市では高槻北か槻の木になると思われますが、槻の木高校が今回調査では希望者が昨年より減っているので、そちらへの流出が考えられ、ある程度落ち着いた倍率になると思われます。ともにマンモス校の吹田市の北千里と山田も昨年より希望者が増えていますが、山田からは吹田東への流出が可能ですので、こちらもある程度落ち着くと思われます。(続く)