常翔啓光学園にお邪魔してきました(クライミングウォール編)

2018年9月19日 水曜日

少し上の世代の方にとってはラグビーの強豪校として印象深い枚方市の常翔啓光学園にお邪魔してきました。もちろん玄関前にはラグビーの優勝トロフィーや賞状がずらりと並んでいます。

以前このエントリーでも紹介しましたが、今では国際試合にも使えるという本格的なクライミングウォールを設置したということでマスコミにも何度も取り上げられ有名になりつつあります。

インターハイの登山部門に毎年出場している「ワンダーフォーゲル部」がスポーツクライミングにも取り組んでいます。その壁というのは・・・

ご覧のように垂直な壁と、オーバーハングした壁の2面、正確に言うとその裏面に1面ありますから3面が上ることのできる壁になっています。15m、5階建てのビルに相当する高さに既に生徒さんが挑んでいます。

 

そんな高い所は危ないのでは、と思っていたのですが、実は一歩上がるごとにロープを金具にかけていって、安全を確保していますから、手が離れても宙吊りになるだけで、地面に落ちる心配はありません。事故防止もかねて、先生2名が監督しているという徹底ぶりです。見ている前で女の子でも重力を無視してするすると登っていきます。


かなり高いところまで登れたのに、手が離れてしまった生徒が宙吊りになりながら悔しがっている姿をみて、失敗しても何度でもチャレンジするぞという精神も鍛えられているのだなと感心した次第です。地上にいる生徒が必要な長さのロープを繰り出していくという共同作業も行っているので、チームワークも必要とされるスポーツなのでした。(続く)