★進む公立高校統廃合!

2018年11月6日 火曜日

読売新聞の調査によると、2018年度春の都道府県立高校入試で全体約1300校以上の約4割に当たる131校が募集定員を満たせず定員割れしたことが分かりました。少子化が進み、定員割れは全国都道府県で生じ、19道県で設置高校の半数以上を占めました。中学卒業生数はさらに減る見込みですので、2019年度入試以降でも広く定員割れが続くと見られます。

東京都は、2018年度春入試で31校、埼玉県も38校、大阪府では17校となっています。大阪府はそのあおりを受けて統廃合が進んでおり、大阪府立と大阪市立の高校を計8校減らすことを決め、2024年度までにさらに8校程度で募集を停止する予定です。

これまで多くの公立高校統廃合により『母校』がなくなってしまうという淋しいことは、卒業生にとって、辛く感じるのは間違いないことでしょう。一方で、受験生にとっては、今後の進路選択に大きな影響を与えることとなるでしょう。