大阪星光学院にお邪魔してきました(楽しそうな放課後編)

2019年9月12日 木曜日

大阪メトロ谷町線「四天王寺夕陽丘駅」すぐの大阪星光学院は、難関大学進学実績に於いて、近畿で3番。大阪でトップのキリスト教系男子校です。

2019年度入試合格者数(サンデー毎日のデータを元に作成)

ご覧のように学年人数で東京阪神合格者数を割った割合順に並べてみました。京都大学の合格者数では卒業生数の多い北野高校には負けていますが、同じくキリスト教系の京都の洛星と同じような人数となっています。

これだけの大学合格実績を誇る学校ですから、放課後でも自習や先生への質問などで多くの生徒が残っているのではないかと期待(?)して夕方の学校を訪問してみました。

築10年ほどの余裕のある校舎は清掃も行き届いていて快適そうです。 あれ?自主学習に最適なスペースにも生徒が居ません。

外を見てみると、通天閣の見えるグランドに野球部の元気な声が響いています。サッカー部も練習しておりその周りで走っているグループもいます。野球場の奥にはこの角度では見えませんが弓道場・武道場もあり、盛んに活動しています。 文化部も盛んです。この7月には国際物理オリンピック(イスラエル大会)で高3生が銀メダルを獲得、化学グランプリで大賞受賞、科学の甲子園大阪府大会で優勝、大阪私学中学校英語暗唱・弁論大会優勝などなど対外イベントでも輝かしい成果が並んでいます。 というわけで、大阪一番の進学実績を出している学校というのは、皆さんそれぞれ興味関心のあることに打ち込むという学生生活を楽しんでいる場所なのでした。(続く)

ノートルダム女学院にお邪魔してきました(文化レベルもとっても高いぞ編)

2019年9月11日 水曜日

この学校には部活ではなく、外部講師を招いての本格的な習い事をオプション選択することが可能です。ちょうど放課後の時間帯、お茶のおけいこが行われています。

こちらでは池坊の家元のお嬢さんがノートルダム女学院の生徒さんだった縁で、池坊の先生の指導によるお花のおけいこです。黙々と取り組んでいます。

こちらはフルートのレッスン。 その他、ピアノやお琴などのレッスンも学校内で受けることができます。

さて、ノートルダム女学院といえばオーケストラが有名ですが、この日は弦楽器が集まって練習をしていました。広い専用の練習室で、音楽の先生による指導が行われています。実はこの皆さんの演奏を、開成進学フェア大阪会場で聞くことができます。9月16日(月祝)マイドームおおさか2階ロビーに15:35頃にお集まりください。

(今回色々話を聞かせてくれた、高校と中学校それぞれの生徒会長さんと副会長さんです。)

ノートルダム女学院にお邪魔してきました(グローバル英語コースの授業編)

2019年9月10日 火曜日

少し授業を見せていただきました。まずはフィリピンにいる先生と1:1で会話するオンライン英会話の授業です。今では導入している学校も増えてきましたが、こちらは京都で1番に導入したとのことです。歴史があるだけに使い方もこなれています。講師任せにせず、ネイティブの先生が管理画面で授業をモニターしています。しかしなんといっても、生徒さん方の楽しそうなこと。こんなに騒がしいオンライン英会話の授業は見たことがありません。本当に皆さんコミュニケーション能力が高いです。ここにいるのはグローバル英語コースの中3生です。このコースの1期生は3人に2人が英検準一級合格という輝かしい実績を上げています。中には高円宮杯全日本中学校英語弁論大に出場した生徒もいるとのこと。中3ですでにこの実力でしかもこの後さらに数回、海外語学研修の機会があるとのことですので、今後がとても楽しみです。

こちらは高校生のプレゼンテーション型の授業です。もちろん英語です。歴史を変えた女性について、全員一人ずつの発表です。先生が専門用語をさりげなく解説して、聞いている生徒の理解を助けています。テーマが前の週に決められてから、1週間で資料を集めて英語での発表原稿と画像を作成するのだそうです。海外の大学のゼミのような授業です。この学校の生徒はAO入試や推薦型の入試にも強いそうですが、このような授業で思考力や表現力が鍛えられているというわけですね。(続く)

ノートルダム女学院にお邪魔してきました(ほぼ観光ガイド編)

2019年9月9日 月曜日

京都東山のふもとには西田幾多郎をはじめとする哲学者が思索にふけりながら散策したとのことから「哲学の道」と呼ばれる琵琶湖疎水沿いの遊歩道がありますが、桜並木がある場所やモミジに代表される鮮やかに紅葉する落葉樹などもあり、京都を代表する観光地です。哲学者が散策したというのはフィクションだと思っていましたが、30年ほど昔のことですが、早朝にそこで京大哲学科の教授や、ノーベル化学賞を受賞した福井謙一先生に出会ったこともあります。(私は早起きして散歩+思索していたわけではなく、朝まで飲み明かしていただけですけど・・・)

それはさておきその哲学の道の真ん中、鹿ヶ谷あたりから緩やかな坂を上るとそこにノートルダム女学院中高の建物が建っています。通学至便というわけではありませんが、高校生徒会長によると、朝は朝日に向かって登校、昼は京都市街地を一望できる校舎からの眺望、夕方は夕陽に向かって下校というのがとてつもなく心地よいのだそうです。住宅地の中ですから夜の通学路は人通りが少なくなりますが、自習室や部活で遅くなった生徒向けに、先生が前後についてふもとのバス停まで送っていくのだそうです。特に生徒同士の仲が良い、先生と生徒の距離が近いという校風はこの環境で育まれているのかもしれません。

学校の中に和中庵という約100年前に建てられた文化財が現存します。元は実業家の邸宅だったそうですが、その後修道女の住まいとして使われていたというものです。耐震補強工事は行われたそうですが、建築当時の和洋折衷の趣を今に伝えています。(続く)

京都産業大学 公募推薦入試対策講座

2019年9月6日 金曜日

3日連続で中学校受験のイベントについてお知らせしましたが、今日は大学の入試関連イベントの紹介です。大阪南会場の9月29日を皮切りに、各会場で行われる公募推薦入試の対策講座です。公募推薦入試は科目が少ないこともあり、ハードルが低いイメージがありましたが、今ではひとまずここで合格切符を手に入れておきたいという受験生が集中し、難易度もかなり上がってきており、受験生は不安だと思います。そこで、このような対策講座を受講することで入試のシステムや出題傾向を確認できる機会を是非利用してもらいたいと思います。事前申込制となっています。大学のホームページをご確認ください。

大谷中学校(京都)「谷験テスト」(プレテスト)

2019年9月5日 木曜日

 こちらは京都の大谷中学校のプレテストのご案内です。少し先ですが既に申し込みが始まっています。時間割も発表されていますが、注目すべきは「Tタイプ」の適性検査型です。公立の中高一貫を考えている受験生にとっては適性検査型の力試しができる貴重な機会です。こちらの受験をお勧めしておきます。

大阪信愛学院中学校 オープンキャンパスとプレテスト

2019年9月4日 水曜日

以前このエントリーでも紹介した大阪信愛学院の入試関連行事のお知らせが届きました。今週末には体験会が開催されます。「英語でクッキング」「おもしろ理科実験」など楽しそうなイベントが選べるようです。建物だけでなく校舎内の掲示物などにも注目ですが、このイベントの最大のメリットは在校生と直接触れ合うことができるということでしょう。 小学生女子は一度参加してみてはいかがでしょうか。(申し込みは学校HPからどうぞ)

小学6年生対象として10月にはプレテストも開催されます。小6生はできれば両方参加することをお勧めします。 

浪速中学校 日帰り体験バスツアー

2019年9月3日 火曜日

(画像をクリックするとPDFが開きます)

昨年も大好評だった浪速中学校のイベントです。 対象は小学校6年生。プレテスト勉強会とセットになっています。 朝8時に学校に集合し、そこから学外施設までバスで移動、勉強会をしてランチを食べて別の学外スポーツ施設まで移動・見学し、午後2時頃に学校に帰ってくるというバスツアーです。入学前に学外施設の見学会まで実施している学校は少なく、できたとしてもそこまでの移動は御自分でどうぞ、というところがほとんどですが、この学校は違います。ウェルカム感満載です。 バスの定員の関係で先着40名の事前申込制となっています。詳しくは学校ホームページをご覧ください。

大阪国際大和田中学校・高等学校にお邪魔してきました (吹奏楽部編)

2019年9月2日 月曜日

この学校の吹奏楽部は地区大会で金賞代表の実力なので、そちらの練習風景も見せていただきました。確かに音楽の先生による指摘はなされていますが、面白いのはその練習の間に生徒同士の振り返りをさせるところと、楽譜の書き込みについて調べてくるという「宿題」が出ている点です。先生が知識や考えを教えるのではなく、生徒に考えさせるというスタイルがどうやら強さの秘密のようです。

実はこの皆さんにも9月16日(月祝)の開成進学フェアのミュージックフェアに出演していただけます。14:00過ぎにマイドーム大阪の2階ロビーにお集まりください。単に楽器を吹くだけではない「何か」があるかも・・・。当日をお楽しみに。