英語民間試験 4割の大学は使わない?

2019年10月23日 水曜日

文部科学省は21日、2021年度大学入試から導入される英語民間試験について、利用する大学を発表しました。それによりますと、全国1068校の大学・短期大学(学部生募集を行わない大学や省庁大学校を除く)のうち、630校は大学入試センターの成績提供システムへの参加を申し込んだ、つまり何らかの形で英語民間試験を入試に利用することを表明した、とのことです。この大学数を割合にすれば59.0%、つまり逆に言うと約4割の大学が利用しない、ということになります。

 但し、設置別にみてみると、国立は95.1%、公立は85.7%、短期大学を除く私立大学でも65.2%が参加するわけですから、大学入試に民間試験が不要になったわけではありません。今の高校2年生以下の皆さんは民間試験へ向けた準備もお忘れなく。