大学生の中の、女子の割合

2022年12月14日 水曜日

女子の大学進学率は年々上昇しています。戦後から女子は短期大学への進学者数の方が多かったのですが、1995年から4・6年制大学への女子の進学率と短期大学への進学者が逆転し、それ以降も伸び続けています。

文部科学省の「学校基本調査」に男女別の学生数に関する統計を見つけたので、グラフ化してみました。(女子率は右軸の目盛りをご覧ください)

すると、1949年にはわずか6.4%だった女子率は、1952年に10%、1974年には20%を超え、1993年には30%、2008年以降は40%を超えるようになりました。2021年度では44.5%とほぼ女子の割合が男子と変わらなくなってきました。

一時期女子に不利な入試を行っていた大学があったことで社会問題にもなった医学部でも、女子の割合が増えてきています。欧米と比べると、組織のリーダーや政治の世界ではまだまだ男性が優位な日本ですが、今後はさらに女性も活躍できる社会に変わっていくことでしょう。