今年もインターハイが終わりました(水泳関連競技)

2016年8月30日

 

今年の夏の高校総体(インターハイ)も終わりました。

以前この欄でも紹介しましたインターハイですが、日程の遅い水泳関連の競技も終わりました。

近畿の高校に限りますと、次のような結果になりました。

●「競泳」の学校対抗得点

男子 全国2位 報徳(兵庫) 全国8位 近畿大附属(大阪)

女子 全国3位 近畿大附属(大阪)全国6位 大成(大阪)

特に男子800mリレーでは報徳が1位、女子では、400mリレー、800mリレー ともに近畿大附属が2位と素晴らしい戦績を残しています。

●「水球」

水球は近畿圏からは滋賀県立長浜北星高校が準々決勝まで勝ち上がりましたが、残念ながらそれが最高でした。学校のHPを見ますと6名の3年生を含む14名の部員だそうですので、7名必要な水球では練習試合も厳しい状況のようです。水深の深いプールなど特殊な設備が必要なスポーツですので水球部を持っている学校は少なく、指導できる先生も限られると思いますが、水中の格闘技といわれるこの難しい競技でここまで勝ち上がったのは素晴らしいことだと思います。

●「飛込」

特別な設備が必要だという点では飛び込みも同じですが、こちらでは男子は大阪の桃山学院の生徒が、女子は兵庫県の甲子園学院の生徒が健闘しています。桃山学院の男子は高飛び込みで1位、板飛び込みでも3位。甲子園学院の女子2名は、板飛び込みで4位と7位、高飛び込みでは1位と3位という驚異的な戦績を残しました。しかし実はさらに素晴らしい選手がこの学校にはいるのです。リオデジャネイロ五輪10m高飛び込み決勝で8位に入賞した板橋美波さんは甲子園学院の2年生です。

4年後の東京オリンピックでも板橋選手だけでなく、今回入賞した皆さんの活躍も期待できそうです。

水泳が得意な中学生の皆さん、これらの高校は如何でしょうか。これらの学校で通用すると、将来のオリンピック選手になれるかも(?)しれません。