大阪府 公立高校入試 倍率予測(旧第2学区)

2017年2月24日

旧第2学区は旧第1学区と比較すると、それほど大きな乱高下はありません。また、昨年度の調査結果と実出願者を比較しても、それほど大きな流入や流出が少ない地域でもあります。 但し、市立桜宮のように、希望調査で定員割れの学校に流入が起こり、結局1.18倍という倍率になっている例もありますので、この段階での倍率が低いという事での安心は禁物です。昨年度、国際教養科よりも普通科の方が競争倍率の上がった枚方高校ですが、今年もさらにその傾向が強まり、普通科から国際教養科への回し合格が発生する可能性があります。国際教養科は普通科とカリキュラムなどが異なりますので、第2志望として書いておくべきか検討が必要でしょう。

昨年度後期入試に移行したため競争率が急落した市岡高校は、今年度も希望者が少なく、穴場となっています。

大阪市立東高校の理数科は、府立の文理学科よりも歴史があり、少人数制ながら難関大学への合格実績を出すなど定評があります。昨年も希望調査よりも出願者数が多いという上位校からの流入が起こっていますので、今年も注意が必要でしょう。(続く)